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しめ【標・注連】🔗🔉

しめ標・注連】 (占ムの連用形から) ①土地の領有を示し、または場所を限るために、木を立てたり縄を張ったりして標しるしとするもの。しるし。標識。万葉集18「大伴の遠つ神祖かむおやのおくつきはしるく―立て人の知るべく」 ②(→)「しめなわ」に同じ。

しめ‐あげ【注連上げ】🔗🔉

しめ‐あげ注連上げ】 ①(伊豆の御蔵島で)正月5日にすべての注連をはずして14日に海に流すこと。としおろし。 ②(島根県で)産後30日ごろの産の忌明け。注連を屋根にあげる。

しめ‐かざり【注連飾・七五三飾】🔗🔉

しめ‐かざり注連飾・七五三飾】 正月などに、門や神棚にしめなわを張って飾ること。また、その飾ったもの。〈[季]新年〉

しめ‐なわ【標縄・注連縄・七五三縄】‥ナハ🔗🔉

しめ‐なわ標縄・注連縄・七五三縄‥ナハ (シメは占めるの意)神前または神事の場に不浄なものの侵入を禁ずる印として張る縄。一般には、新年に門戸に、また、神棚に張る。左捻りを定式とし、三筋・五筋・七筋と、順次に藁の茎を捻り放して垂れ、その間々に紙垂かみしでを下げる。輪じめ(輪飾り)は、これを結んだ形である。しめ。章断しとだち。 注連縄 標縄 撮影:関戸 勇

しめ‐はずし【注連外し】‥ハヅシ🔗🔉

しめ‐はずし注連外し‥ハヅシ 正月のしめ飾りを外すこと。

しめ‐もらい【標貰い・注連貰い・七五三貰い】‥モラヒ🔗🔉

しめ‐もらい標貰い・注連貰い・七五三貰い‥モラヒ 取り払った門松やしめ飾りを子供が貰い集めて、正月15日に左義長さぎちょうで焼くこと。〈[季]新年〉

しりくべ‐なわ【注連】‥ナハ🔗🔉

しりくべ‐なわ注連‥ナハ (→)「しりくめなわ」に同じ。土佐日記「小家のかどの―のなよしのかしら」

しりくめ‐なわ【尻久米縄・注連】‥ナハ🔗🔉

しりくめ‐なわ尻久米縄・注連‥ナハしりを切りそろえず、組みっぱなしにした縄。「しめなわ」の古語。古事記「布刀玉の命―をその御後方みしりえにひきわたして」

ちゅう‐れん【注連】🔗🔉

ちゅう‐れん注連】 しめ。しめかざり。

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