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たき‐ぐち【滝口】🔗🔉

たき‐ぐち滝口】 ①滝の落ち口。 ②清涼殿の東北方の御溝水みかわみずの落ちる所。滝口の陣があった。 ③平安時代以降、蔵人所くろうどどころに属し、宮中の警衛に当たった武士。寛平(889〜898)年間創設。2を詰所としていたからいう。枕草子56「―の弓鳴らし、沓の音し、そそめき出づる」 ⇒たきぐち‐どころ【滝口所】 ⇒たきぐち‐の‐じん【滝口の陣】

たきぐち‐しゅうぞう【滝口修造】‥シウザウ🔗🔉

たきぐち‐しゅうぞう滝口修造‥シウザウ 詩人・美術批評家。富山県生れ。ブレーク・ランボーらの影響を受ける。シュールレアリスム運動を推進し、詩集「妖精の距離」、評論集「近代芸術」などを著す。戦後美術に大きな影響を与えた。(1903〜1979) ⇒たきぐち【滝口】

たきぐち‐どころ【滝口所】🔗🔉

たきぐち‐どころ滝口所】 清涼殿の北、黒戸の東にあって、警衛の武士の勤番する所。滝口の陣。→内裏(図)⇒たき‐ぐち【滝口】

たきぐち‐にゅうどう【滝口入道】‥ニフダウ🔗🔉

たきぐち‐にゅうどう滝口入道‥ニフダウ ①本名は斎藤時頼。初めは平重盛の臣。滝口の侍として禁中に奉仕するうち、建礼門院の雑仕横笛に恋慕し、父の強意見に嵯峨の往生院に入って剃髪。のち高野山清浄心院で行い澄ました。(平家物語) ②1を潤色した歴史小説。高山樗牛ちょぎゅう作。1894年(明治27)発表。 →文献資料[滝口入道]

たきぐち‐の‐じん【滝口の陣】‥ヂン🔗🔉

たきぐち‐の‐じん滝口の陣‥ヂン (→)滝口所に同じ。大鏡兼通「―のかたより御前へ参らせ給ひて」 ⇒たき‐ぐち【滝口】

広辞苑滝口で始まるの検索結果 1-6