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ここ‐に【此に・是に・爰に・玆に】🔗🔉

ここ‐に此に・是に・爰に・玆に】 [一]〔接続〕 発語として、また、話題の転換に際して用いる。さて。そこで。玄奘表啓平安初期点「言ココニ帝京に反らむとするに」 [二]〔感〕 会話の冒頭に用い、呼びかけの意を表す。枕草子82「―、草の庵やある」 ⇒ここに‐おいて【此に於て】 ⇒ここに‐して【此にして】

ここ‐もと【此許・爰許・爰元】🔗🔉

ここ‐もと此許・爰許・爰元】 〔代〕 ①このところ。すぐ身近の所。ここ。源氏物語須磨「波ただ―に立ち来る心地して」 ②一人称の謙称。わたくし。拙者。源氏物語総角「―にただひとこと聞えさすべき事なむはべるを」

ここ‐ら【此処等・此所等・爰等】🔗🔉

ここ‐ら此処等・此所等・爰等】 〔代〕 (場所・時間・程度などを漠然と指す指示代名詞)このあたり。このへん。これ位。四河入海「―を幾度か歩くらう」。「―が潮時だ」「―でいかがですか」

[漢]爰🔗🔉

 字形 〔爪(爫・爫)部5画/9画/6409・6029〕 〔音〕エン〈ヱン〉(漢) 〔訓〕ここに [意味] ここに。この時に当たって。「爰整其旅=ここにその旅(=軍隊)を整う」〔詩経〕

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