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広辞苑の検索結果 (4)

ここ‐に【此に・是に・爰に・玆に】🔗🔉

ここ‐に此に・是に・爰に・玆に】 [一]〔接続〕 発語として、また、話題の転換に際して用いる。さて。そこで。玄奘表啓平安初期点「言ココニ帝京に反らむとするに」 [二]〔感〕 会話の冒頭に用い、呼びかけの意を表す。枕草子82「―、草の庵やある」 ⇒ここに‐おいて【此に於て】 ⇒ここに‐して【此にして】

ここ‐もと【此許・爰許・爰元】🔗🔉

ここ‐もと此許・爰許・爰元】 〔代〕 ①このところ。すぐ身近の所。ここ。源氏物語須磨「波ただ―に立ち来る心地して」 ②一人称の謙称。わたくし。拙者。源氏物語総角「―にただひとこと聞えさすべき事なむはべるを」

ここ‐ら【此処等・此所等・爰等】🔗🔉

ここ‐ら此処等・此所等・爰等】 〔代〕 (場所・時間・程度などを漠然と指す指示代名詞)このあたり。このへん。これ位。四河入海「―を幾度か歩くらう」。「―が潮時だ」「―でいかがですか」

[漢]爰🔗🔉

 字形 〔爪(爫・爫)部5画/9画/6409・6029〕 〔音〕エン〈ヱン〉(漢) 〔訓〕ここに [意味] ここに。この時に当たって。「爰整其旅=ここにその旅(=軍隊)を整う」〔詩経〕

大辞林の検索結果 (2)

ここ-に【此処に・是に・爰に・茲に】🔗🔉

ここ-に [0] 【此処に・是に・爰に・茲に】 ■一■ (副) この時。この時点で。「本日―竣工式を挙行するにあたり」「二〇年の歳月を経て,今―完成」 ■二■ (接続) (1)前の話題を受けて,当然の結果として起こる事態を示す。それで。このように。「…とうたひたまひき。―其の御子聞き知りて驚きて/古事記(中訓)」 (2)話題を変える時に用いる語。さて。ところで。「―乗円坊の阿闍梨慶秀といふ老僧あり/平家 4」

ここ-もと【此処許・爰許】🔗🔉

ここ-もと 【此処許・爰許】 (代) (1)近称の指示代名詞。話し手が現にいる場所,またその付近を指し示す。この辺り。「波ただ―に立ちくる心地して/源氏(須磨)」 (2)一人称の人代名詞のように用いる。ここにいる人。自分自身をいう。「―に言ひつけたることくさ物の名など/徒然 78」

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