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さ‐ま【狭間】🔗🔉

さ‐ま狭間】 ①すきま。隙すき。 ②城壁・櫓やぐらなどに設けて、外をうかがい、また、矢・石・弾丸を放つための小窓。その用途により、矢狭間・鉄砲狭間などという。軍船の船首にも設ける。太平記1「―の板八文字に排ひらいて」 ③窓のこと。 ④半戸はんどの別称。

さま‐くぐり【狭間潜り】🔗🔉

さま‐くぐり狭間潜り】 城中から狭間をくぐって逃げる者。転じて、逃亡者。

さま‐ぐち【狭間口】🔗🔉

さま‐ぐち狭間口】 (関東・東北地方で)玄関または出格子窓。

はざ‐ま【狭間・迫間】🔗🔉

はざ‐ま狭間・迫間】 (古くはハサマ) ①物と物との間のせまいところ。あわい。伊勢物語「後涼殿の―を渡りければ」 ②谷あい。谷。〈皇極紀訓注〉 ③あいだ。ほど。おり。宇治拾遺物語11「その―は唇ばかり働くは念仏なめりと見ゆ」 ④矢・鉄砲などを放つために、城壁に設けた穴。銃眼。 ⑤鶯の籠につけた丸いすかし。 ⇒はざま‐くばり【狭間配り】

はざま‐くばり【狭間配り】🔗🔉

はざま‐くばり狭間配り】 籠城で、矢・弾丸を放つため、兵士を城壁の狭間に配置すること。 ⇒はざ‐ま【狭間・迫間】

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