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○白羽の矢が立つしらはのやがたつ🔗⭐🔉
○白羽の矢が立つしらはのやがたつ
(人身御供ひとみごくうを求める神が、その望む少女の住家の屋根に人知れず白羽の矢を立てるという俗伝から)多くの人の中で、これぞと思う人が特に選び定められる。また、犠牲者になる。「白羽が立つ」とも。
⇒しら‐は【白羽】
しら‐はま【白浜】
白砂の浜。万葉集6「百世ももよへて偲はえ行かむ清き―」
⇒しらはま‐なみ【白浜浪】
しらはま【白浜】
和歌山県西牟婁にしむろ郡の町。白浜・湯崎などの温泉がある。古代の白良浜しららのはまの地で歌枕。牟婁の湯として「斉明紀」以降知られたのは湯崎で、白浜は新しい。炭酸水素塩泉・塩化物泉。なお、白浜の地名はそのほか、千葉県南房総市・静岡県下田市など各所にある。
しらはま‐なみ【白浜浪】
白浜に打ち寄せる浪。万葉集11「たくひれの―の寄りもあへず」
⇒しら‐はま【白浜】
しら‐ば・む【白ばむ】
〔自四〕
白みを帯びる。しろばむ。発心集「―・みたる物着たる」
しら‐ばやし【白囃子】
修羅しゅら囃子の訛称。
しら‐はり【白張】
①糊をかたくつけた白布の狩衣。雑色ぞうしきなどが着用したもの。白張装束。古今著聞集2「―に立烏帽子きたる男の」
②傘・提灯などの、白紙を張っただけで無地であること。
⇒しらはり‐じちょう【白張仕丁】
⇒しらはり‐しょうぞく【白張装束】
⇒しらはり‐ぢょうちん【白張提灯】
しらはり‐じちょう【白張仕丁】‥チヤウ
白張を着た仕丁。白丁はくちょう。
⇒しら‐はり【白張】
しらはり‐しょうぞく【白張装束】‥シヤウ‥
(→)白張1に同じ。
⇒しら‐はり【白張】
しらはり‐ぢょうちん【白張提灯】‥ヂヤウ‥
白張2の、紋などの書いてない提灯。葬式に用いる。
⇒しら‐はり【白張】
しら‐び【白火】
(産婦は別火で調理することから)産の忌を指す語。血の忌の「あかび」、死の忌の「くろび」に対する。しら不浄。
しら‐ひげ【白髭・白鬚】
白いひげ。万葉集20「ちちのみの父の命みことは
綱たくずのの―の上ゆ涙垂り」
⇒しらひげ‐そう【白鬚草】
しらひげ【白髭・白鬚】
①白髭明神の略。
②能。神物。近江国白髭明神の縁起を述べ、天灯竜灯出現の神事を描く。クセは観阿弥の作詞・作曲で、猿楽に曲舞くせまいを取り入れた最初とされる。
⇒しらひげ‐みょうじん【白髭明神】
しらひげ‐そう【白鬚草】‥サウ
ユキノシタ科の多年草。山地の湿地に自生。高さ約20センチメートル。根生葉は、ほぼ心臓形でとがり、葉柄が長い。夏、茎頂にウメバチソウに似た白色の五弁花を単生。花弁の縁辺はひげ状に裂ける。
⇒しら‐ひげ【白髭・白鬚】
しらひげ‐みょうじん【白髭明神】‥ミヤウ‥
猿田彦神といい、また、新羅の神という。能「白鬚」に見えるものは滋賀県高島市の白髭神社をいう。
⇒しらひげ【白髭・白鬚】
しら‐びそ【白桧曾】
マツ科の常緑針葉樹。亜高山帯に自生。モミに似る。高さ約20メートル、葉は枝上に2列に並び、下面白色。6月頃雌雄花を同株に開き、秋、円柱形で暗紫色の松かさに似た球果を結ぶ。しらべ。
しら‐ひと【白人】
肌の色が白くなった人。しらはたけのある人。また、白子しろこをいうか。祝詞、大祓詞「生膚断いきはだたち・死膚断しにはだたち・―・こくみ」
しら‐ひと【素人】
⇒しろうと。古今著聞集12「ただの―が強盗とみづから名のりて」
しら‐ひめ【白姫】
冬をつかさどる女神。
しら‐ひも【白紐】
(着物の)白い紐。万葉集8「春山の咲きのををりに春菜つむ妹が―見らくしよしも」
しら‐びょうし【白拍子】‥ビヤウ‥
①平安末期から鎌倉時代にかけて行われた歌舞。また、これを歌い舞う遊女。直垂ひたたれ・立烏帽子たてえぼしに白鞘巻の刀を差すなどの男装で歌いながら舞い、伴奏には鼓、時には笛・銅鈸子どびょうしを用いた。後に早歌そうか・曲舞くせまいなどの生まれる素地となる。また延年にも取り入れられて、室町初期まで残った。平家物語1「其比そのころ都に聞えたる―の上手」
②遊女の異称。
しらふ
(→)「しなぎ」に同じ。
しら‐ふ【白斑】
白色の斑点。白いまだら。万葉集19「鳥座とくらゆひ据ゑてそ我が飼ふま―の鷹」
しら‐ふ【素面・白面】
酒を飲んでいない、平常の状態・態度。すめん。東海道中膝栗毛発端「待ちうけに―ではおかしいと」。「―では言えない」
しら・ぶ【調ぶ】
〔他下二〕
⇒しらべる(下一)
ジラフ【giraffe】
(アラビア語で「早く歩むもの」の意)(→)麒麟きりん3に同じ。
しら‐ふじ【白藤】‥フヂ
①白色の花の咲く藤。しろふじ。
②襲かさねの色目で初夏に用いるもの。表は薄紫、裏は濃紫。
しら‐ふじょう【しら不浄】‥ジヤウ
(奄美あまみ・沖縄地方で)出産の忌をいう。「しら」は産屋のこと。→血忌ちいみ1
シラブル【syllable】
音節おんせつ。
しらべ【調べ】
①音楽を奏すること。詩歌をうたうこと。音律の調子。また、楽曲。源氏物語明石「琴きんの御琴取りに遣はして、心殊なる―をほのかにかき鳴らし給へる」。「妙なる―」
②「しらべのお」の略。義経記5「―の鼓を賜はりて」
③締太鼓しめだいこのこと。
④かれこれ照らし合わせて考えること。点検。調査。吟味。糾明。「―が済む」「下―」
⇒しらべ‐いと【調糸】
⇒しらべ‐おび【調帯】
⇒しらべ‐がわ【調革】
⇒しらべ‐ぐるま【調車】
⇒しらべ‐の‐お【調べの緒】
⇒しらべ‐もの【調べ物】
⇒しらべ‐やく【調べ役】
しら‐べ【白桧】
〔植〕シラビソの別称。
しらべ‐あ・げる【調べ上げる】
〔他下一〕
物事を徹底的に調べる。「帳簿を―・げる」
しらべ‐いと【調糸】
紡錘つむにかけて糸繰り車の周囲にまといつけた糸。車の回転につれて紡錘を動かすもの。
⇒しらべ【調べ】
しらべ‐おび【調帯】
〔機〕(→)ベルト1に同じ。
⇒しらべ【調べ】
しらべ‐がわ【調革】‥ガハ
〔機〕(→)ベルト1に同じ。
⇒しらべ【調べ】
しらべ‐ぐるま【調車】
〔機〕(→)「ベルトぐるま」に同じ。
⇒しらべ【調べ】
しらべ‐の‐お【調べの緒】‥ヲ
鼓や太鼓の革の縁にある穴に通すひも。胴の両端に当てた表革・裏革の穴に交互に通して連結し、締め方で音調を整える。普通「しらべ」と略称。
⇒しらべ【調べ】
しらべ‐もの【調べ物】
①物をしらべること。「―をする」
②(→)段物5に同じ。
⇒しらべ【調べ】
しらべ‐やく【調べ役】
取調べをする役目。
⇒しらべ【調べ】
しら・べる【調べる】
〔他下一〕[文]しら・ぶ(下二)
①音律を合わせととのえる。楽器の調子を合わせる。源氏物語横笛「律に―・べられて、いとよく、弾き馴らしたる」
②音楽を奏する。弾ずる。ひく。源氏物語真木柱「殿上人あまた覚え殊なる限り、この女御の御方にまゐりて、物のねなど―・べ」。天草本伊曾保物語「舞楽を奏し、糸竹いとたけを―・べ」
③言葉に調子をつける。図にのって話す。枕草子28「わづかに聞きえたる事をば…こと人にも語り―・ぶるもいとにくし」
④かれこれ照らし合わせて考える。
㋐点検する。調査する。研究する。「答案を―・べる」「事故の原因を―・べる」
㋑糾明する。尋問する。「罪人を―・べる」
しら‐ほ
(江戸語)すきかえしの白い紙。(俚言集覧)
しら‐ほ【白帆】
船に張った白い帆。
しら‐ぼし【白干し・白乾し】
魚肉・野菜を塩につけずにそのまま干すこと。また、干したもの。徒然草「鮎の―はまゐらぬかは」
しら‐ぼし【白星】
かぶとの鉢に打つ鍍銀とぎんの星。
しら‐ほね【白骨】
漆などを塗ってない、白木のままの鞍や扇の骨。
しらほね‐おんせん【白骨温泉】‥ヲン‥
長野県の西境、乗鞍岳の中腹にある温泉。泉質は硫黄泉。温泉に含まれる石灰石が湯槽に白く結晶して付くので名づけられたという。
しらまか・す【白まかす】
〔他四〕
①興をさまさせる。山家集「吹き―・す風の音かな」
②(→)「しらます」に同じ。
しらまき‐ゆみ【白巻弓】
黒塗りの弓に白い籐を巻いた重籐しげどう。流鏑馬やぶさめに用いる。
しらま・す【白ます】
〔他四〕
敵の勢いをくじく。ひるませる。平家物語11「楯も鎧もこらへずして散々に射―・さる」
しら‐まなご【白砂】
[一]〔名〕
白いまさご。しらすな。万葉集6「―清き浜辺は」
[二]〔枕〕
「三津みつ」にかかる。
しら‐まゆみ【白真弓・白檀弓】
[一]〔名〕
①白木のマユミで作った弓。万葉集9「―靫とり負ひて」
②白巻弓しらまきゆみの異称。
[二]〔枕〕
「はる」「い」「ひく」などにかかる。
しらみ【虱・蝨】
シラミ目、広義にはハジラミ目を含めた昆虫の総称。哺乳類の皮膚に寄生し血液を吸う。体は、ふつう紡錘形で扁平、翅はなく、眼は退化している。ノミなどと違い、宿主の体から離れると間もなく死ぬ。ヒトジラミ・ケジラミ・イヌジラミ・ブタジラミなど。白虫しらむし。半風子はんぷうし。〈[季]夏〉
⇒しらみ‐つぶし【虱潰し】
⇒しらみ‐ばえ【虱蠅】
⇒しらみ‐ひも【虱紐】
⇒しらみ‐ぼん【虱本】
⇒虱の皮を千枚に剥ぐ
⇒虱の皮を槍で剥ぐ
⇒虱をひねって当世の務を談ず
しらみず‐あみだどう【白水阿弥陀堂】‥ミヅ‥ダウ
福島県いわき市にある真言宗願成寺の阿弥陀堂。もと独立仏堂で1160年(永暦1)藤原清衡の娘徳尼の造立。方3間の宝形造ほうぎょうづくりで、平安後期の阿弥陀堂の一典型。
しらみ‐つぶし【虱潰し】
些細な物事も余さず片端から一つ一つすべて処置すること。「彼が行きそうな場所は―に捜査した」
⇒しらみ【虱・蝨】
しら‐みね【白峰】
香川県坂出市にある峰。四国第81番の札所白峰寺があり、境内に崇徳天皇陵がある。
しらみね‐じんぐう【白峯神宮】
京都市上京区飛鳥井町にある元官幣大社。祭神は崇徳天皇・淳仁天皇。
白峯神宮
撮影:的場 啓
綱たくずのの―の上ゆ涙垂り」
⇒しらひげ‐そう【白鬚草】
しらひげ【白髭・白鬚】
①白髭明神の略。
②能。神物。近江国白髭明神の縁起を述べ、天灯竜灯出現の神事を描く。クセは観阿弥の作詞・作曲で、猿楽に曲舞くせまいを取り入れた最初とされる。
⇒しらひげ‐みょうじん【白髭明神】
しらひげ‐そう【白鬚草】‥サウ
ユキノシタ科の多年草。山地の湿地に自生。高さ約20センチメートル。根生葉は、ほぼ心臓形でとがり、葉柄が長い。夏、茎頂にウメバチソウに似た白色の五弁花を単生。花弁の縁辺はひげ状に裂ける。
⇒しら‐ひげ【白髭・白鬚】
しらひげ‐みょうじん【白髭明神】‥ミヤウ‥
猿田彦神といい、また、新羅の神という。能「白鬚」に見えるものは滋賀県高島市の白髭神社をいう。
⇒しらひげ【白髭・白鬚】
しら‐びそ【白桧曾】
マツ科の常緑針葉樹。亜高山帯に自生。モミに似る。高さ約20メートル、葉は枝上に2列に並び、下面白色。6月頃雌雄花を同株に開き、秋、円柱形で暗紫色の松かさに似た球果を結ぶ。しらべ。
しら‐ひと【白人】
肌の色が白くなった人。しらはたけのある人。また、白子しろこをいうか。祝詞、大祓詞「生膚断いきはだたち・死膚断しにはだたち・―・こくみ」
しら‐ひと【素人】
⇒しろうと。古今著聞集12「ただの―が強盗とみづから名のりて」
しら‐ひめ【白姫】
冬をつかさどる女神。
しら‐ひも【白紐】
(着物の)白い紐。万葉集8「春山の咲きのををりに春菜つむ妹が―見らくしよしも」
しら‐びょうし【白拍子】‥ビヤウ‥
①平安末期から鎌倉時代にかけて行われた歌舞。また、これを歌い舞う遊女。直垂ひたたれ・立烏帽子たてえぼしに白鞘巻の刀を差すなどの男装で歌いながら舞い、伴奏には鼓、時には笛・銅鈸子どびょうしを用いた。後に早歌そうか・曲舞くせまいなどの生まれる素地となる。また延年にも取り入れられて、室町初期まで残った。平家物語1「其比そのころ都に聞えたる―の上手」
②遊女の異称。
しらふ
(→)「しなぎ」に同じ。
しら‐ふ【白斑】
白色の斑点。白いまだら。万葉集19「鳥座とくらゆひ据ゑてそ我が飼ふま―の鷹」
しら‐ふ【素面・白面】
酒を飲んでいない、平常の状態・態度。すめん。東海道中膝栗毛発端「待ちうけに―ではおかしいと」。「―では言えない」
しら・ぶ【調ぶ】
〔他下二〕
⇒しらべる(下一)
ジラフ【giraffe】
(アラビア語で「早く歩むもの」の意)(→)麒麟きりん3に同じ。
しら‐ふじ【白藤】‥フヂ
①白色の花の咲く藤。しろふじ。
②襲かさねの色目で初夏に用いるもの。表は薄紫、裏は濃紫。
しら‐ふじょう【しら不浄】‥ジヤウ
(奄美あまみ・沖縄地方で)出産の忌をいう。「しら」は産屋のこと。→血忌ちいみ1
シラブル【syllable】
音節おんせつ。
しらべ【調べ】
①音楽を奏すること。詩歌をうたうこと。音律の調子。また、楽曲。源氏物語明石「琴きんの御琴取りに遣はして、心殊なる―をほのかにかき鳴らし給へる」。「妙なる―」
②「しらべのお」の略。義経記5「―の鼓を賜はりて」
③締太鼓しめだいこのこと。
④かれこれ照らし合わせて考えること。点検。調査。吟味。糾明。「―が済む」「下―」
⇒しらべ‐いと【調糸】
⇒しらべ‐おび【調帯】
⇒しらべ‐がわ【調革】
⇒しらべ‐ぐるま【調車】
⇒しらべ‐の‐お【調べの緒】
⇒しらべ‐もの【調べ物】
⇒しらべ‐やく【調べ役】
しら‐べ【白桧】
〔植〕シラビソの別称。
しらべ‐あ・げる【調べ上げる】
〔他下一〕
物事を徹底的に調べる。「帳簿を―・げる」
しらべ‐いと【調糸】
紡錘つむにかけて糸繰り車の周囲にまといつけた糸。車の回転につれて紡錘を動かすもの。
⇒しらべ【調べ】
しらべ‐おび【調帯】
〔機〕(→)ベルト1に同じ。
⇒しらべ【調べ】
しらべ‐がわ【調革】‥ガハ
〔機〕(→)ベルト1に同じ。
⇒しらべ【調べ】
しらべ‐ぐるま【調車】
〔機〕(→)「ベルトぐるま」に同じ。
⇒しらべ【調べ】
しらべ‐の‐お【調べの緒】‥ヲ
鼓や太鼓の革の縁にある穴に通すひも。胴の両端に当てた表革・裏革の穴に交互に通して連結し、締め方で音調を整える。普通「しらべ」と略称。
⇒しらべ【調べ】
しらべ‐もの【調べ物】
①物をしらべること。「―をする」
②(→)段物5に同じ。
⇒しらべ【調べ】
しらべ‐やく【調べ役】
取調べをする役目。
⇒しらべ【調べ】
しら・べる【調べる】
〔他下一〕[文]しら・ぶ(下二)
①音律を合わせととのえる。楽器の調子を合わせる。源氏物語横笛「律に―・べられて、いとよく、弾き馴らしたる」
②音楽を奏する。弾ずる。ひく。源氏物語真木柱「殿上人あまた覚え殊なる限り、この女御の御方にまゐりて、物のねなど―・べ」。天草本伊曾保物語「舞楽を奏し、糸竹いとたけを―・べ」
③言葉に調子をつける。図にのって話す。枕草子28「わづかに聞きえたる事をば…こと人にも語り―・ぶるもいとにくし」
④かれこれ照らし合わせて考える。
㋐点検する。調査する。研究する。「答案を―・べる」「事故の原因を―・べる」
㋑糾明する。尋問する。「罪人を―・べる」
しら‐ほ
(江戸語)すきかえしの白い紙。(俚言集覧)
しら‐ほ【白帆】
船に張った白い帆。
しら‐ぼし【白干し・白乾し】
魚肉・野菜を塩につけずにそのまま干すこと。また、干したもの。徒然草「鮎の―はまゐらぬかは」
しら‐ぼし【白星】
かぶとの鉢に打つ鍍銀とぎんの星。
しら‐ほね【白骨】
漆などを塗ってない、白木のままの鞍や扇の骨。
しらほね‐おんせん【白骨温泉】‥ヲン‥
長野県の西境、乗鞍岳の中腹にある温泉。泉質は硫黄泉。温泉に含まれる石灰石が湯槽に白く結晶して付くので名づけられたという。
しらまか・す【白まかす】
〔他四〕
①興をさまさせる。山家集「吹き―・す風の音かな」
②(→)「しらます」に同じ。
しらまき‐ゆみ【白巻弓】
黒塗りの弓に白い籐を巻いた重籐しげどう。流鏑馬やぶさめに用いる。
しらま・す【白ます】
〔他四〕
敵の勢いをくじく。ひるませる。平家物語11「楯も鎧もこらへずして散々に射―・さる」
しら‐まなご【白砂】
[一]〔名〕
白いまさご。しらすな。万葉集6「―清き浜辺は」
[二]〔枕〕
「三津みつ」にかかる。
しら‐まゆみ【白真弓・白檀弓】
[一]〔名〕
①白木のマユミで作った弓。万葉集9「―靫とり負ひて」
②白巻弓しらまきゆみの異称。
[二]〔枕〕
「はる」「い」「ひく」などにかかる。
しらみ【虱・蝨】
シラミ目、広義にはハジラミ目を含めた昆虫の総称。哺乳類の皮膚に寄生し血液を吸う。体は、ふつう紡錘形で扁平、翅はなく、眼は退化している。ノミなどと違い、宿主の体から離れると間もなく死ぬ。ヒトジラミ・ケジラミ・イヌジラミ・ブタジラミなど。白虫しらむし。半風子はんぷうし。〈[季]夏〉
⇒しらみ‐つぶし【虱潰し】
⇒しらみ‐ばえ【虱蠅】
⇒しらみ‐ひも【虱紐】
⇒しらみ‐ぼん【虱本】
⇒虱の皮を千枚に剥ぐ
⇒虱の皮を槍で剥ぐ
⇒虱をひねって当世の務を談ず
しらみず‐あみだどう【白水阿弥陀堂】‥ミヅ‥ダウ
福島県いわき市にある真言宗願成寺の阿弥陀堂。もと独立仏堂で1160年(永暦1)藤原清衡の娘徳尼の造立。方3間の宝形造ほうぎょうづくりで、平安後期の阿弥陀堂の一典型。
しらみ‐つぶし【虱潰し】
些細な物事も余さず片端から一つ一つすべて処置すること。「彼が行きそうな場所は―に捜査した」
⇒しらみ【虱・蝨】
しら‐みね【白峰】
香川県坂出市にある峰。四国第81番の札所白峰寺があり、境内に崇徳天皇陵がある。
しらみね‐じんぐう【白峯神宮】
京都市上京区飛鳥井町にある元官幣大社。祭神は崇徳天皇・淳仁天皇。
白峯神宮
撮影:的場 啓
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