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き‐りん【麒麟】🔗⭐🔉
き‐りん【麒麟】
①(雄を「麒」、雌を「麟」という)中国で聖人の出る前に現れると称する想像上の動物。形は鹿に似て大きく、尾は牛に、蹄は馬に似、背毛は五彩で毛は黄色。頭上に肉に包まれた角がある。生草を踏まず生物を食わないという。一角獣。孝徳紀「鳳凰・―・白雉・白烏、かかる鳥獣より」
②最も傑出した人物のたとえ。浄瑠璃、国性爺合戦「日本の―是なるはと異国に武徳照しけり」
③〔動〕ウシ目キリン科の哺乳類。頭までの高さは4メートルを超え、哺乳類中もっとも高い。雌雄とも角がある。毛色と斑紋は亜種によって差がある。現在はサハラ砂漠以南のアフリカの草原にだけ分布。ジラフ。
キリン
提供:東京動物園協会
⇒きりん‐かく【麒麟閣】
⇒きりん‐ざ【麒麟座】
⇒きりん‐さい【麒麟菜】
⇒きりん‐じ【麒麟児】
⇒きりん‐そう【麒麟草】

広辞苑 ページ 5348 での【麒麟】単語。