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あかがり【皹】🔗🔉

あかがり】 (アカカガリの約)あかぎれ。神楽歌、早歌「―ふむな後しりなる子」

あか‐ぎれ【皹】🔗🔉

あか‐ぎれ】 寒さに冒されて手足の皮膚が荒れ、裂けて痛むもの。あかがり。皹裂きれつ。皴しゅん。〈[季]冬〉。「―が切れる」

かか・る【皹る】🔗🔉

かか・る皹る】 〔自四〕 手足の皮がひびわれる。あかぎれがきれる。万葉集14「稲つけば―・る吾が手を」

き‐れつ【皹裂】🔗🔉

き‐れつ皹裂】 (正しくはクンレツ)(→)「あかぎれ」に同じ。

ひび【皹・罅】🔗🔉

ひび皹・罅】 (ヒミの転) ①(「皹」と書く)手・足などが寒気におかされ、皮膚の表皮が乾燥して、小さい亀裂を生じたもの。「あかぎれ」はその甚だしいもの。〈[季]冬〉。日葡辞書「ヒビガキルル」 ②(「罅」と書く)陶器・大地などの表面にできる細かい割れ目や裂け目。ひびき。ひびれ。ひびり。亀裂。「茶碗に―が入る」 ⇒皹が入る

○皹が入るひびがはいる🔗🔉

○皹が入るひびがはいる 比喩的に、人間関係などがうまくいかなくなること。「友情に―」 ⇒ひび【皹・罅】 ひびき響き】 ①ひびくこと。音響。玄奘表啓平安初期点「響ヒヒキを聾の昧くらきに秘かくさず」。「汽笛の―」 ②反響。こだま。「―がかえってくる」 ③伝播でんぱする震動。「地―」 ④音や声の余韻。源氏物語若菜上「琴の緒も、いとゆるに張りて、いたうくだして調べ、―多く合はせてぞかきならし給ふ」。「鐘の―」 ⑤世間に広く知れわたること。評判。うわさ。源氏物語若菜下「御賀の―もしづまりぬ」 ⑥さしひびき。影響。「株式の―」 ⇒ひびき‐いし【響石】 ⇒響きの声に応ずるが如し ひびき‐いし響石(→)鸚鵡石おうむいしに同じ。 ⇒ひびき【響き】 ひびき‐なだ響灘】 山口県西方、福岡県北方の海域。関門海峡の北西。西は玄界灘に続く。

ひび‐みどろ【皹みどろ・篊みどろ】🔗🔉

ひび‐みどろ皹みどろ・篊みどろ】 緑藻類の一種。細い糸状で、肌につくと、そこがひび切れのように見える。高潮線付近に生育し、アサクサノリの篊に生えたことからこの名がある。同属のカワヒビミドロは淡水産。

ひみ【皹】🔗🔉

ひみ⇒ひび。〈倭名類聚鈔3

[漢]皹🔗🔉

 字形 〔皮部9画/14画/6617・6231〕 ⇒皸

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