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しんごん‐いん【真言院】‥ヰン🔗🔉

しんごん‐いん真言院‥ヰン 平安京大内裏だいだいり中和院の西にあった朝廷の修法所。834年(承和1)に空海が唐の内道場に準じて設置を奏請して裁可、翌年より後七日の御修法が行われた。修法院。→後七日の御修法→大内裏(図)⇒しん‐ごん【真言】

しんごん‐し【真言師】🔗🔉

しんごん‐し真言師】 真言宗の法によって祈祷をする僧。真言宗の阿闍梨あじゃり。呪師。大鏡頼忠「住僧には…、或は持経者、―ども也」 ⇒しん‐ごん【真言】

しんごん‐しかん【真言止観】‥クワン🔗🔉

しんごん‐しかん真言止観‥クワン 真言密教と天台止観との併称。真言宗と天台宗。正徹物語「―の両宗をこそ讃仰もせられ」 ⇒しん‐ごん【真言】

しんごん‐しちそ【真言七祖】🔗🔉

しんごん‐しちそ真言七祖】 真言密教を相承した七人の祖師、すなわち竜猛りゅうみょう・竜智りゅうち・金剛智・善無畏ぜんむい・不空・恵果けいか・一行いちぎょう⇒しん‐ごん【真言】

しんごん‐しゅう【真言宗】🔗🔉

しんごん‐しゅう真言宗】 仏教宗派の一つ。歴史上の釈迦仏を超えた永遠の宇宙仏である大日如来こそ真実の仏であるとし、大日経・金剛頂経などを所依の教説とする。胎蔵・金剛の両部を立て、六大・四曼・三密などの説により、即身成仏を目的とする。入唐して恵果けいかに学んだ空海が帰国後、東寺・金剛峯寺などでこれを弘通ぐずう。のち古義・新義に分かれ、現在はさらに各派に分かれている。真言陀羅尼宗。密宗。真言密教。→密教⇒しん‐ごん【真言】

しんごん‐しんとう【真言神道】‥タウ🔗🔉

しんごん‐しんとう真言神道‥タウ 真言宗の教義によって教説をたてた神道。金剛界・胎蔵界両部の行事をもって神道の神事を説明しようとしたもの。御流ごりゅう神道・三輪流神道などの流派がある。→両部神道⇒しん‐ごん【真言】

しんごん‐だらに【真言陀羅尼】🔗🔉

しんごん‐だらに真言陀羅尼】 密教の呪文。真言(短いもの)と陀羅尼(長いもの)。呪。密語。 ⇒しん‐ごん【真言】

しんごん‐だらに‐しゅう【真言陀羅尼宗】🔗🔉

しんごん‐だらに‐しゅう真言陀羅尼宗】 真言宗の異称。 ⇒しん‐ごん【真言】 ○心魂に徹すしんこんにてっす 深く心にしみこむ。肝に銘ずる。浄瑠璃、国性爺合戦「御代長久の凱歌をあげん事、和藤内が心魂に徹する所」 ⇒しん‐こん【心魂・神魂】

しんごん‐はっそ【真言八祖】🔗🔉

しんごん‐はっそ真言八祖】 真言密教を相承した八人の祖師。 ①付法の八祖、すなわち大日如来・金剛薩埵こんごうさった・竜猛・竜智・金剛智・不空・恵果・空海。 ②伝持の八祖、すなわち真言七祖に空海を加えた称。 ⇒しん‐ごん【真言】

しんごん‐ひみつ【真言秘密】🔗🔉

しんごん‐ひみつ真言秘密】 三密のうち口密くみつのこと。真言はその意味が深く、菩薩もうかがうことができないので、秘密という。 ⇒しん‐ごん【真言】

しんごん‐りっしゅう【真言律宗】🔗🔉

しんごん‐りっしゅう真言律宗】 真言の宗義に基づき、大乗経典および律蔵に説かれる戒律を修学する一派。叡尊えいぞんを祖とする。1895年(明治28)真言宗から独立。本山は奈良西大寺さいだいじ⇒しん‐ごん【真言】

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