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さい‐しょ【税所】🔗🔉

さい‐しょ税所】 平安中期以降の国衙こくがの役所の一つ。一国の租税・官物の収納などの事務をつかさどった。済所。

さいしょ【税所】(姓氏)🔗🔉

さいしょ税所】 姓氏の一つ。 ⇒さいしょ‐あつこ【税所敦子】

さいしょ‐あつこ【税所敦子】🔗🔉

さいしょ‐あつこ税所敦子】 歌人。京都生れ。夫(薩摩藩士税所篤之)の死後、昭憲皇太后に仕えた。家集「御垣の下草」。(1825〜1900) ⇒さいしょ【税所】

ぜい【税】🔗🔉

ぜい】 国費・公費支弁のため、国家・地方公共団体の権力によって、国民から強制的に徴収する金銭など。「―を納める」

ぜい‐いん【税印】🔗🔉

ぜい‐いん税印】 証書または帳簿の印紙税として、印紙税額相当の現金を官署に納付した時、官署が納付済の証として押捺する印。

ぜい‐がく【税額】🔗🔉

ぜい‐がく税額】 租税のたか。課税の金額。 ⇒ぜいがく‐こうじょ【税額控除】

ぜいがく‐こうじょ【税額控除】‥ヂヨ🔗🔉

ぜいがく‐こうじょ税額控除‥ヂヨ 税法上の要件を満たしている場合に、通常の方法で算定された税額から一定の税額を控除する制度。 ⇒ぜい‐がく【税額】

ぜい‐かん【税関】‥クワン🔗🔉

ぜい‐かん税関‥クワン 開港および税関空港で輸出入貨物の手続審査、関税・噸トン税の賦課徴収、船舶・航空機・輸出入貨物の違法取締り、保税地域の許可などの事務をつかさどる官庁。財務省の地方支分部局の一つ。「―吏」 ⇒ぜいかん‐くうこう【税関空港】 ⇒ぜいかん‐わたし【税関渡し】

ぜいかん‐くうこう【税関空港】‥クワン‥カウ🔗🔉

ぜいかん‐くうこう税関空港‥クワン‥カウ 外国からの航空機が国境を越えて飛行する時、着陸(水)する飛行場。税関の検査を受けることを要する。 ⇒ぜい‐かん【税関】

ぜいかん‐わたし【税関渡し】‥クワン‥🔗🔉

ぜいかん‐わたし税関渡し‥クワン‥ 貨物を税関で引き渡す条件の取引契約。 ⇒ぜい‐かん【税関】

ぜい‐き【税期】🔗🔉

ぜい‐き税期】 納税または徴税の時期。

ぜい‐きん【税金】🔗🔉

ぜい‐きん税金】 租税として納める金銭。「―を納める」

ぜい‐ぎん【税銀】🔗🔉

ぜい‐ぎん税銀】 (明治期に用いた語)税として納める金銭。税金。〈和英語林集成初版

ぜい‐けん【税権】🔗🔉

ぜい‐けん税権】 ①課税の権利。 ②国際貿易において、関税徴収を対等に保持する権利。

ぜい‐げん【税源】🔗🔉

ぜい‐げん税源】 租税の支払われる源泉となる所得または財産。所得税の税源は納税義務者の各種所得、相続税の税源は相続財産である類。

ぜいこうか‐かいけい【税効果会計】‥カウクワクワイ‥🔗🔉

ぜいこうか‐かいけい税効果会計‥カウクワクワイ‥ (tax effect accounting)企業会計上の会計方式の一つ。税法上の処理との一時的差異を調整したうえで、収益・費用を認識する。交際費の損金不算入額などの永久差異は調整の対象とされない。

ぜい‐こみ【税込】🔗🔉

ぜい‐こみ税込】 支払われる給料・代金・料金などに、税金の分が含まれていること。

ぜい‐しゅう【税収】‥シウ🔗🔉

ぜい‐しゅう税収‥シウ 国や地方自治体の徴税による収入。

ぜい‐せい【税制】🔗🔉

ぜい‐せい税制】 租税に関する制度。「―改革」 ⇒ぜいせい‐てきかくねんきん【税制適格年金】

ぜい‐せい【税政】🔗🔉

ぜい‐せい税政】 税務に関する行政。

ぜいせい‐てきかくねんきん【税制適格年金】🔗🔉

ぜいせい‐てきかくねんきん税制適格年金(→)適格退職年金に同じ。 ⇒ぜい‐せい【税制】

ぜい‐ちょう【税帳】‥チヤウ🔗🔉

ぜい‐ちょう税帳‥チヤウ (→)正税帳しょうぜいちょうに同じ。

ぜい‐びき【税引き】🔗🔉

ぜい‐びき税引き】 収入金額から税金を差し引くこと。「―所得」↔税込み

ぜい‐ほう【税法】‥ハフ🔗🔉

ぜい‐ほう税法‥ハフ 租税に関する法規。租税法。

ぜい‐む【税務】🔗🔉

ぜい‐む税務】 租税、特に内国税の賦課・徴収に関する行政事務。 ⇒ぜいむ‐しょ【税務署】 ⇒ぜいむ‐だいり‐し【税務代理士】

ぜいむ‐しょ【税務署】🔗🔉

ぜいむ‐しょ税務署】 国税庁の地方支分部局である国税局の所掌事務を分掌して内国税の賦課・徴収に当たる地方出先機関。 ⇒ぜい‐む【税務】

ぜいむ‐だいり‐し【税務代理士】🔗🔉

ぜいむ‐だいり‐し税務代理士】 税理士の旧称。 ⇒ぜい‐む【税務】

ぜい‐もく【税目】🔗🔉

ぜい‐もく税目】 税金の種目。一般には、所得税・法人税・住民税など税制を構成する個別の租税の種類をいう。

ぜい‐り【税吏】🔗🔉

ぜい‐り税吏】 税務を扱う官吏。収税官吏。

ぜいり‐し【税理士】🔗🔉

ぜいり‐し税理士】 税理士法に従い、顧客の依頼により税務代理・税務書類の作成などを業とする者。旧称、税務代理士。

ぜい‐りつ【税率】🔗🔉

ぜい‐りつ税率】 課税標準に対する税金の比率。税額を算定する法定率。課税率。「累進―」「高―」

ぜい‐れん【税斂】🔗🔉

ぜい‐れん税斂】 租税を徴収すること。租税のとりたて。

ちから【税】🔗🔉

ちから】 (民の力によって生産されるものの意)租・庸・調の総称。みつぎもの。租税。仁徳紀「税おおみちから調みつき貢りて」 ⇒ちから‐ぐら【税倉】 ⇒ちから‐しね【税稲】 ⇒ちから‐の‐かみ【主税頭】 ⇒ちから‐の‐つかさ【主税寮】 ⇒ちから‐りょう【主税寮】

ちから‐ぐら【税倉】🔗🔉

ちから‐ぐら税倉】 租税の稲米を収めておく倉。 ⇒ちから【税】

ちから‐しね【税稲】🔗🔉

ちから‐しね税稲】 租税として納める稲。 ⇒ちから【税】

もや・す【税す】🔗🔉

もや・す税す】 〔自四〕 税をかける。法華経玄賛平安中期点「切韻には估は市にして税モヤスぞといへり」

[漢]税🔗🔉

 字形  筆順 〔禾部7画/12画/教育/3239・4047〕 [] 字形 〔禾部7画/12画〕 〔音〕ゼイ(慣) セイ(漢) 〔訓〕(名)ちから [意味] お上かみが公費に当てるため人民から徴収する金銭・産物。租・庸・調の総称。みつぎ。「税金・税関・課税・免税・血税」 [解字] 形声。「禾」(=いね)+音符「兌」(=ぬきとる)。収穫の一部をぬきとって徴収する穀物の意。は異体字。 [下ツキ 印税・課税・関税・血税・減税・国税・雑税・収税・重税・主税・節税・増税・租税・脱税・担税・徴税・納税・無税・免税・郵税

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