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広辞苑の検索結果 (37)

さい‐しょ【税所】🔗🔉

さい‐しょ税所】 平安中期以降の国衙こくがの役所の一つ。一国の租税・官物の収納などの事務をつかさどった。済所。

さいしょ【税所】(姓氏)🔗🔉

さいしょ税所】 姓氏の一つ。 ⇒さいしょ‐あつこ【税所敦子】

さいしょ‐あつこ【税所敦子】🔗🔉

さいしょ‐あつこ税所敦子】 歌人。京都生れ。夫(薩摩藩士税所篤之)の死後、昭憲皇太后に仕えた。家集「御垣の下草」。(1825〜1900) ⇒さいしょ【税所】

ぜい【税】🔗🔉

ぜい】 国費・公費支弁のため、国家・地方公共団体の権力によって、国民から強制的に徴収する金銭など。「―を納める」

ぜい‐いん【税印】🔗🔉

ぜい‐いん税印】 証書または帳簿の印紙税として、印紙税額相当の現金を官署に納付した時、官署が納付済の証として押捺する印。

ぜい‐がく【税額】🔗🔉

ぜい‐がく税額】 租税のたか。課税の金額。 ⇒ぜいがく‐こうじょ【税額控除】

ぜいがく‐こうじょ【税額控除】‥ヂヨ🔗🔉

ぜいがく‐こうじょ税額控除‥ヂヨ 税法上の要件を満たしている場合に、通常の方法で算定された税額から一定の税額を控除する制度。 ⇒ぜい‐がく【税額】

ぜい‐かん【税関】‥クワン🔗🔉

ぜい‐かん税関‥クワン 開港および税関空港で輸出入貨物の手続審査、関税・噸トン税の賦課徴収、船舶・航空機・輸出入貨物の違法取締り、保税地域の許可などの事務をつかさどる官庁。財務省の地方支分部局の一つ。「―吏」 ⇒ぜいかん‐くうこう【税関空港】 ⇒ぜいかん‐わたし【税関渡し】

ぜいかん‐くうこう【税関空港】‥クワン‥カウ🔗🔉

ぜいかん‐くうこう税関空港‥クワン‥カウ 外国からの航空機が国境を越えて飛行する時、着陸(水)する飛行場。税関の検査を受けることを要する。 ⇒ぜい‐かん【税関】

ぜいかん‐わたし【税関渡し】‥クワン‥🔗🔉

ぜいかん‐わたし税関渡し‥クワン‥ 貨物を税関で引き渡す条件の取引契約。 ⇒ぜい‐かん【税関】

ぜい‐き【税期】🔗🔉

ぜい‐き税期】 納税または徴税の時期。

ぜい‐きん【税金】🔗🔉

ぜい‐きん税金】 租税として納める金銭。「―を納める」

ぜい‐ぎん【税銀】🔗🔉

ぜい‐ぎん税銀】 (明治期に用いた語)税として納める金銭。税金。〈和英語林集成初版

ぜい‐けん【税権】🔗🔉

ぜい‐けん税権】 ①課税の権利。 ②国際貿易において、関税徴収を対等に保持する権利。

ぜい‐げん【税源】🔗🔉

ぜい‐げん税源】 租税の支払われる源泉となる所得または財産。所得税の税源は納税義務者の各種所得、相続税の税源は相続財産である類。

ぜいこうか‐かいけい【税効果会計】‥カウクワクワイ‥🔗🔉

ぜいこうか‐かいけい税効果会計‥カウクワクワイ‥ (tax effect accounting)企業会計上の会計方式の一つ。税法上の処理との一時的差異を調整したうえで、収益・費用を認識する。交際費の損金不算入額などの永久差異は調整の対象とされない。

ぜい‐こみ【税込】🔗🔉

ぜい‐こみ税込】 支払われる給料・代金・料金などに、税金の分が含まれていること。

ぜい‐しゅう【税収】‥シウ🔗🔉

ぜい‐しゅう税収‥シウ 国や地方自治体の徴税による収入。

ぜい‐せい【税制】🔗🔉

ぜい‐せい税制】 租税に関する制度。「―改革」 ⇒ぜいせい‐てきかくねんきん【税制適格年金】

ぜい‐せい【税政】🔗🔉

ぜい‐せい税政】 税務に関する行政。

ぜいせい‐てきかくねんきん【税制適格年金】🔗🔉

ぜいせい‐てきかくねんきん税制適格年金(→)適格退職年金に同じ。 ⇒ぜい‐せい【税制】

ぜい‐ちょう【税帳】‥チヤウ🔗🔉

ぜい‐ちょう税帳‥チヤウ (→)正税帳しょうぜいちょうに同じ。

ぜい‐びき【税引き】🔗🔉

ぜい‐びき税引き】 収入金額から税金を差し引くこと。「―所得」↔税込み

ぜい‐ほう【税法】‥ハフ🔗🔉

ぜい‐ほう税法‥ハフ 租税に関する法規。租税法。

ぜい‐む【税務】🔗🔉

ぜい‐む税務】 租税、特に内国税の賦課・徴収に関する行政事務。 ⇒ぜいむ‐しょ【税務署】 ⇒ぜいむ‐だいり‐し【税務代理士】

ぜいむ‐しょ【税務署】🔗🔉

ぜいむ‐しょ税務署】 国税庁の地方支分部局である国税局の所掌事務を分掌して内国税の賦課・徴収に当たる地方出先機関。 ⇒ぜい‐む【税務】

ぜいむ‐だいり‐し【税務代理士】🔗🔉

ぜいむ‐だいり‐し税務代理士】 税理士の旧称。 ⇒ぜい‐む【税務】

ぜい‐もく【税目】🔗🔉

ぜい‐もく税目】 税金の種目。一般には、所得税・法人税・住民税など税制を構成する個別の租税の種類をいう。

ぜい‐り【税吏】🔗🔉

ぜい‐り税吏】 税務を扱う官吏。収税官吏。

ぜいり‐し【税理士】🔗🔉

ぜいり‐し税理士】 税理士法に従い、顧客の依頼により税務代理・税務書類の作成などを業とする者。旧称、税務代理士。

ぜい‐りつ【税率】🔗🔉

ぜい‐りつ税率】 課税標準に対する税金の比率。税額を算定する法定率。課税率。「累進―」「高―」

ぜい‐れん【税斂】🔗🔉

ぜい‐れん税斂】 租税を徴収すること。租税のとりたて。

ちから【税】🔗🔉

ちから】 (民の力によって生産されるものの意)租・庸・調の総称。みつぎもの。租税。仁徳紀「税おおみちから調みつき貢りて」 ⇒ちから‐ぐら【税倉】 ⇒ちから‐しね【税稲】 ⇒ちから‐の‐かみ【主税頭】 ⇒ちから‐の‐つかさ【主税寮】 ⇒ちから‐りょう【主税寮】

ちから‐ぐら【税倉】🔗🔉

ちから‐ぐら税倉】 租税の稲米を収めておく倉。 ⇒ちから【税】

ちから‐しね【税稲】🔗🔉

ちから‐しね税稲】 租税として納める稲。 ⇒ちから【税】

もや・す【税す】🔗🔉

もや・す税す】 〔自四〕 税をかける。法華経玄賛平安中期点「切韻には估は市にして税モヤスぞといへり」

[漢]税🔗🔉

 字形  筆順 〔禾部7画/12画/教育/3239・4047〕 [] 字形 〔禾部7画/12画〕 〔音〕ゼイ(慣) セイ(漢) 〔訓〕(名)ちから [意味] お上かみが公費に当てるため人民から徴収する金銭・産物。租・庸・調の総称。みつぎ。「税金・税関・課税・免税・血税」 [解字] 形声。「禾」(=いね)+音符「兌」(=ぬきとる)。収穫の一部をぬきとって徴収する穀物の意。は異体字。 [下ツキ 印税・課税・関税・血税・減税・国税・雑税・収税・重税・主税・節税・増税・租税・脱税・担税・徴税・納税・無税・免税・郵税

大辞林の検索結果 (47)

さい-しょ【税所・済所】🔗🔉

さい-しょ 【税所・済所】 平安中期以降,租税の徴収・官物の収納などをつかさどった国衙(コクガ)の役所。

ぜい【税】🔗🔉

ぜい [1] 【税】 国家や地方自治体などが,その予算をまかなうために国民・住民などから徴収する金。租税。税金。

ぜい-いん【税印】🔗🔉

ぜい-いん [0] 【税印】 証書または帳簿の印紙税として,その印紙税額に相当する現金を政府に納めたとき,政府が納入済みの証として押す印。

ぜい-がく【税額】🔗🔉

ぜい-がく [0] 【税額】 税金の額。課税額。「追徴―」

ぜいがく-こうじょ【税額控除】🔗🔉

ぜいがく-こうじょ ―ヂヨ [5] 【税額控除】 算出された税額から一定の額を減免すること。配当税額控除・未成年者控除・投資税額控除など。 →所得控除

ぜい-かん【税関】🔗🔉

ぜい-かん ―クワン [0] 【税関】 開港場・税関空港・国境などで,関税やトン税の賦課・徴収,輸出入貨物の取り締まりなどを行う大蔵省の地方支分部局。

ぜいかん-うわや【税関上屋】🔗🔉

ぜいかん-うわや ―クワンウハ― [5] 【税関上屋】 税関で輸出入の手続きの済んでいない貨物を一時入れておく建物。

ぜいかん-くうこう【税関空港】🔗🔉

ぜいかん-くうこう ―クワン―カウ [5] 【税関空港】 空路輸入される貨物に関税を課すために定められた空港。

ぜいかん-わたし【税関渡し】🔗🔉

ぜいかん-わたし ―クワン― [5] 【税関渡し】 貨物を税関で引き渡す条件の取引契約。

ぜい-きん【税金】🔗🔉

ぜい-きん [0] 【税金】 租税として,国家や地方自治体が徴収する金。税。

ぜい-ぎん【税銀】🔗🔉

ぜい-ぎん [0] 【税銀】 税として納める金銭。税金。

ぜい-げん【税源】🔗🔉

ぜい-げん [0][3] 【税源】 税の徴収の源泉となる,国民や法人の収入や財産。

ぜい-こみ【税込み】🔗🔉

ぜい-こみ [0] 【税込み】 ある金額の中に,差し引かれる税金額が含まれていること。

ぜい-しゅう【税収】🔗🔉

ぜい-しゅう ―シウ [0] 【税収】 税金による国家・地方自治体などの収入。

ぜい-せい【税制】🔗🔉

ぜい-せい [0] 【税制】 租税に関する制度。

ぜいせい-かいかく【税制改革】🔗🔉

ぜいせい-かいかく [5] 【税制改革】 時代の経済的・社会的条件に合わせて新しい税を導入したり,既存の税制を改めたりすること。特に,1989年(平成1)の消費税の導入などをいう。

ぜいせい-ちょうさかい【税制調査会】🔗🔉

ぜいせい-ちょうさかい ―テウサクワイ 【税制調査会】 租税制度のあり方を調査・審議する総理大臣の諮問機関。1962年(昭和37)設置。税調。政府税調。

ぜい-せい【税政】🔗🔉

ぜい-せい [0] 【税政】 税の割り当て・徴収に関する行政。

ぜい-ちょう【税帳】🔗🔉

ぜい-ちょう ―チヤウ [0] 【税帳】 ⇒正税帳(シヨウゼイチヨウ)

ぜい-びき【税引き】🔗🔉

ぜい-びき [0] 【税引き】 ある金額から税金が差し引かれていること。また,税を引いた金額。「―後の手取り額」

ぜい-ほう【税法】🔗🔉

ぜい-ほう ―ハフ [0][1] 【税法】 税金に関する法規の総称。租税法。

ぜい-む【税務】🔗🔉

ぜい-む [1] 【税務】 税金を賦課したり徴収したりする行政事務。

ぜいむ-かいけい【税務会計】🔗🔉

ぜいむ-かいけい ―クワイ― [4] 【税務会計】 法人税法・租税特別措置法・所得税法などの税法に基づいて課税所得を計算する場合に適用される会計手法や考え方。

ぜいむ-じむしょ【税務事務所】🔗🔉

ぜいむ-じむしょ [5] 【税務事務所】 地方税の賦課徴収を行うために設ける出先機関。都税事務所・県税事務所などの称。

ぜいむ-しょ【税務署】🔗🔉

ぜいむ-しょ [3][4] 【税務署】 国税庁の地方支分部局である国税局の地方出先機関。内国税の賦課・徴収に関する事務を執行する。

ぜいむ-だいがっこう【税務大学校】🔗🔉

ぜいむ-だいがっこう ―ダイガクカウ 【税務大学校】 大蔵省の職員に対し,税務行政に必要な訓練を行う大蔵省の機関。所在地は東京都新宿区,この他に各地に一二の地方研修所がある。

ぜい-もく【税目】🔗🔉

ぜい-もく [0] 【税目】 税金の種目。

ぜい-り【税吏】🔗🔉

ぜい-り [1] 【税吏】 租税事務を扱う役人。税務官吏。

ぜいり-し【税理士】🔗🔉

ぜいり-し [3] 【税理士】 税理士法に基づき,税務に関する申告・申請・請求などの代行,税務相談,税務書類作成を行うことを業とする者。

ぜい-りつ【税率】🔗🔉

ぜい-りつ [0] 【税率】 税金を課する場合の,課税標準に対する税額の割合。課税率。

ちから【税】🔗🔉

ちから 【税】 〔民の力によって生み出されるものの意〕 上代,民から上納される貢物(ミツギモノ)。租・庸・調などの総称。ぜい。「おお―」「かけ―」

ちから-ぐら【税倉】🔗🔉

ちから-ぐら 【税倉】 上代,稲米など貢物を収めておく倉。「悉(フツク)に―を焚(ヤ)きて皆散(アラ)け亡せぬ/日本書紀(天武上訓)」

ちから-ぬの【税布・庸布】🔗🔉

ちから-ぬの 【税布・庸布】 上代,夫役の代わりに納める布。ようぶ。「―四百常,鉄一万斤/日本書紀(天武訓)」

ぜい【税】(和英)🔗🔉

ぜい【税】 a tax[duty (物品),toll (通行)];→英和 rates.〜がかかる dutiable.→英和 〜をかける impose a tax.〜を取り立てる collect taxes.〜を免ぜられる be exempt from taxation.‖売上税 a sales tax.市民税 a municipal tax.

ぜいがく【税額】(和英)🔗🔉

ぜいがく【税額】 the amount of a tax.→英和 〜を定める assess.→英和

ぜいかん【税関】(和英)🔗🔉

ぜいかん【税関】 a customhouse;→英和 the customs.‖税関手続(手数料) customs formalities (fee).税関吏 a customs officer.神戸税関 the Kobe Customhouse.

ぜいきん【税金】(和英)🔗🔉

ぜいきん【税金】 ⇒税.

ぜいげん【税源】(和英)🔗🔉

ぜいげん【税源】 a source of taxation.

ぜいこみ【税込の】(和英)🔗🔉

ぜいこみ【税込の】 pretax[before-tax].→英和

ぜいしゅう【税収】(和英)🔗🔉

ぜいしゅう【税収】 the revenue.→英和

ぜいせい【税制】(和英)🔗🔉

ぜいせい【税制】 a tax system.‖税制改革 tax reform.

ぜいびき【税引の】(和英)🔗🔉

ぜいびき【税引の】 aftertax.→英和

ぜいほう【税法】(和英)🔗🔉

ぜいほう【税法】 the tax law.

ぜいむ【税務】(和英)🔗🔉

ぜいむ【税務】 taxation business.‖税務署 a tax[taxation,revenue]office.税務署員 a tax collector.

ぜいもく【税目】(和英)🔗🔉

ぜいもく【税目】 items of taxation.

ぜいりし【税理士】(和英)🔗🔉

ぜいりし【税理士】 a licensed tax accountant.

ぜいりつ【税率】(和英)🔗🔉

ぜいりつ【税率】 tax rates;a tariff (関税).→英和 〜を上(下)げる raise (lower) the tariff.

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