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しと‐だち【章断】🔗🔉

しと‐だち章断(→)「しめなわ」に同じ。〈倭名類聚鈔13

しょう【章】シヤウ🔗🔉

しょうシヤウ ①[論語公冶長「斐然ひぜんとして章を成す」]あや。いろどり。 ②ひとまとまりになり完結している詩文。ふみ。 ③文章・楽曲などで、全体をいくつかに分けた大きな段落。「第1―」 ④漢文の一体。臣下が天子に上書して、謝恩や慶賀の意を表すもの。 ⑤「メトン期」参照。 ⇒章を断ち義を取る

しょうかい‐たいし【章懐太子】シヤウクワイ‥🔗🔉

しょうかい‐たいし章懐太子シヤウクワイ‥ 唐の高宗と則天武后の第2子。李賢。後漢書の注を書く。武后の怒りを買い死を賜る。乾陵けんりょうに陪葬。その墓の壁画は多彩で貴重。(651〜684)

しょう‐がくせい【章学誠】シヤウ‥🔗🔉

しょう‐がくせい章学誠シヤウ‥ 清の儒者。字は実斎。浙江会稽の人。主著「文史通義」で「六経はみな史なり」と述べ、史論に新局面を開いた。著「章氏遺書」。(1738〜1801)

しょう‐く【章句】シヤウ‥🔗🔉

しょう‐く章句シヤウ‥ ①文章の章と句。文章のことば。 ②章を分かち句を切ること。文章の段落。くぎり。

しょう‐しょう【章章・彰彰】シヤウシヤウ🔗🔉

しょう‐しょう章章・彰彰シヤウシヤウ あきらかなさま。明白なさま。

しょう‐せつ【章節】シヤウ‥🔗🔉

しょう‐せつ章節シヤウ‥ 長い文章の、章や節の区切り。「―に分ける」

しょう‐そう【章草】シヤウサウ🔗🔉

しょう‐そう章草シヤウサウ 隷書から草書への過渡的書体。後漢の章帝の時、杜操(杜度)がこれをよくし、章帝が称揚したことから出た名という。 章草

しょう‐だい【章台】シヤウ‥🔗🔉

しょう‐だい章台シヤウ‥ ①中国、長安の南西隅にあった楼台。また、その台のある宮殿。 ②(1の下にあった花柳街の名から)にぎやかな街。また、遊郭。

しょう‐だて【章立て】シヤウ‥🔗🔉

しょう‐だて章立てシヤウ‥ 文章や書籍で、章の分け方や並べ方。「本の―」

しょう‐だん【章段】シヤウ‥🔗🔉

しょう‐だん章段シヤウ‥ 文章の段落。

しょう‐てい【章程】シヤウ‥🔗🔉

しょう‐てい章程シヤウ‥ (「程」は法式の意) ①おきて。のり。法度・規程の箇条書。 ②事務執行の細則。

しょう‐どう【章動】シヤウ‥🔗🔉

しょう‐どう章動シヤウ‥ 〔天〕(nutation)月や太陽の引力のために地球の自転軸が周期的に動揺する現象。一般の歳差運動のうちの周期的部分。

しょう‐へいりん【章炳麟】シヤウ‥🔗🔉

しょう‐へいりん章炳麟シヤウ‥ (Zhang Binglin)清末・民国の思想家・政治家。字は枚叔ばいしゅく、号は太炎。浙江余杭県の人。清末の公羊くよう学に対抗、左伝によって古学を主張。初め変法自強運動に共鳴、のち中国同盟会に加わり、「民報」主筆。革命後、一時、民国政府の官僚。著「国故論衡」「太炎文録」「章氏叢書」など。(1869〜1936)

しょう‐ほう【章法】シヤウハフ🔗🔉

しょう‐ほう章法シヤウハフ 文章の組立て方。

○章を断ち義を取るしょうをたちぎをとる🔗🔉

○章を断ち義を取るしょうをたちぎをとる [中庸]他人の詩文の一部分だけを取って自分に都合のよい意味に使うこと。断章取義だんしょうしゅぎ。断章。 ⇒しょう【章】

たこ【蛸・章魚】🔗🔉

たこ蛸・章魚】 ①頭足類タコ目(八腕類)の軟体動物の総称。体は頭・胴・腕の3部から成る。俗に頭と呼ばれる部分が胴部で、内臓器官が納まっている。腕は8本で口のまわりに生え、各腕には肉質吸盤が並ぶ。頭の両側に眼があり、腹側に水などを噴きだす漏斗ろうとがある。多くの種は、墨汁嚢をもち、水中に煙幕のように拡がる墨を噴いて敵から逃げる。全体は紫褐色または灰色のものが多く、煮ると赤くなる。雌雄異体。マダコ・イイダコ・フネダコなど日本近海に約50種。日本では多く食用。西洋ではイタリア・ギリシア・スペインなどを除くと、一般に悪魔の魚として嫌われるが、アジア各地では重要な水産資源である。〈倭名類聚鈔19〉 ②蛸胴突たこどうつきのこと。 ③蛸配当の略。 ⇒蛸の糞で頭へあがる ⇒蛸の共食い

たこ‐くらげ【章魚水母】🔗🔉

たこ‐くらげ章魚水母】 ビゼンクラゲ目の鉢虫類。中形のクラゲで、傘は半球形、直径20センチメートルに達し、中に藻類が共生して褐色になる。口の周囲に8本の棍棒状の口腕がある。8〜9月頃、日本中部以南の内湾・内海に多く発生。

[漢]章🔗🔉

 字形  筆順 〔立部6画/11画/教育/3047・3E4F〕 〔音〕ショウ〈シャウ〉(呉)(漢) 〔訓〕あや (名)あき・あきら [意味] ①模様。あや。「日章旗」。しるし。「印章・徽章きしょう・腕章・褒章・授章」 ②形に表して明らかにする。(同)彰。「表章」 ③完結した、ひとまとまりの詩文。文言。「文章・詞章・玉章・断章・回章」▶もと、上奏文の様式の一つ。 ④詩文や楽曲のひとくぎり。「章節・章句・序章・第三章・第一楽章」 [解字] 解字会意。上半部は「辛」(=鋭い刃物)の省略形、下半部は模様の形。刃物で刺して入れ墨の模様をつける意。 [下ツキ 印章・回章・楽章・徽章・記章・玉章・勲章・憲章・肩章・校章・詞章・周章・受章・条章・序章・星章・短章・断章取義・典章・日章旗・表章・文章・編章・法三章・褒章・帽章・紋章・略章・腕章・喪章もしょう [難読] 章魚たこ

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