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お・える【終える】ヲヘル🔗⭐🔉
お・える【終える】ヲヘル
〔他下一〕[文]を・ふ(下二)
①それまで続いて(行なって)いたことがすっかり済んで、もしくは時期が来て、またはそういうことをしとげて、しまいにする。万葉集5「梅を招おきつつ楽しき―・へめ」。徒然草「命を―・ふる期ご忽ちに至る」。「宿題を―・える」「学校を―・える」
②(自動詞的に)おわる。万葉集2「天地とともに―・へむと思ひつつ」。「授業が―・えてから」
おわり【終り】ヲハリ🔗⭐🔉
おわり【終り】ヲハリ
①事が終わること。すえ。はて。しまい。地蔵十輪経元慶点「始には則ち架かまえを東朝に学し、末ヲハリには乃ち道を西域に訪とぶらふ」。「話はこれで―だ」
②人の一生が終わる時。末期まつご。源氏物語薄雲「年七十ばかりにて今は―の行ひをせんとて」
⇒おわり‐ね【終値】
⇒おわり‐はつもの【終り初物】
⇒終り良ければすべて良し
⇒終りを告げる
⇒終りを全うする
おわり‐ね【終値】ヲハリ‥🔗⭐🔉
おわり‐ね【終値】ヲハリ‥
取引所立会たちあいの最終値段。通常は大引けの値段。↔始値はじめね。
⇒おわり【終り】
おわり‐はつもの【終り初物】ヲハリ‥🔗⭐🔉
おわり‐はつもの【終り初物】ヲハリ‥
時期の末になって成熟し、初物と同様に珍重される野菜や果物。穏座おんざの初物。
⇒おわり【終り】
○終り良ければすべて良しおわりよければすべてよし🔗⭐🔉
○終り良ければすべて良しおわりよければすべてよし
結末さえ良ければ、その過程にどのようなことがあってもかまわない。
⇒おわり【終り】
○終りを告げるおわりをつげる🔗⭐🔉
○終りを告げるおわりをつげる
終りに達する。終りになる。「長かった学生生活も終りを告げた」
⇒おわり【終り】
○終りを全うするおわりをまっとうする🔗⭐🔉
○終りを全うするおわりをまっとうする
最後まできちんと責務を果たす。ことをなしとげて一生を終える。
⇒おわり【終り】
おわる【生はる】オハル
(上代東国方言)はえている。万葉集14「安房峰おろの峰ろ田に―たはみづら」
おわ・る【終わる】ヲハル
〔自五〕
①㋐(時間的に、あるいは空間的に)続いていた物事がしまいになる。完結する。終了する。限りとなる。はてる。万葉集18「我が待つ君がこと―・り帰りまかりて」。日葡辞書「イイヲワル」。「夏休みが―・る」「能事―・れり」
㋑(「…に―・る」の形で)結局不本意な結果になる。「交渉は不調に―・る」
②死ぬ。みまかる。源氏物語薄雲「命―・り侍りなば、何の益やくかは侍らん」。日葡辞書「ゴシャウヲネガウテツイニブジニヲワッタ」
③(「…を―・る」の形で他動詞的に)おえる。「今日の放送を―・る」
◇1に「竟」、2に「卒」、広く「了」「畢」も使う。
おわん‐ぬ【畢んぬ】ヲハン‥
(オワリヌの音便)おわった。…してしまった。平家物語7「彼の兵つわものを破り―」
お(を)
⇒を
おわ・る【終わる】ヲハル🔗⭐🔉
おわ・る【終わる】ヲハル
〔自五〕
①㋐(時間的に、あるいは空間的に)続いていた物事がしまいになる。完結する。終了する。限りとなる。はてる。万葉集18「我が待つ君がこと―・り帰りまかりて」。日葡辞書「イイヲワル」。「夏休みが―・る」「能事―・れり」
㋑(「…に―・る」の形で)結局不本意な結果になる。「交渉は不調に―・る」
②死ぬ。みまかる。源氏物語薄雲「命―・り侍りなば、何の益やくかは侍らん」。日葡辞書「ゴシャウヲネガウテツイニブジニヲワッタ」
③(「…を―・る」の形で他動詞的に)おえる。「今日の放送を―・る」
◇1に「竟」、2に「卒」、広く「了」「畢」も使う。
し‐ま・う【仕舞う・了う・終う】シマフ🔗⭐🔉
し‐ま・う【仕舞う・了う・終う】シマフ
〔他五〕
①かたをつけ、終りにする。すます。しとげる。日葡辞書「レイ(礼)ヲシマウ」「コンニチヨウシマウタ」。「仕事を―・う」
②やめる。また、なくす。莫切自根金生木きるなのねからかねのなるき「世の中には富で身代を―・ふもあるから」。「店を―・って国に帰る」
③《仕舞》入れ納める。片づける。始末する。狂言、祢宜山伏「最早飲むまい、―・へ」。「道具を―・う」「思い出を胸に―・う」
④年の暮などの諸勘定を支払い(取り立て)終わる。世間胸算用4「代銀は毎年大暮に取り集めて、京を大晦日の夜半から我前に―・ひ次第に」
⑤相手を殺して事件の結末をつける。やっつける。歌舞伎、好色伝受「追手の侍二人ながら―・はるる」
⑥遊女などを特別の揚代金を出して連日独り占めにする。洒落本、娼妓絹籭しょうぎきぬぶるい「聞けばあしたあの八右衛門めが―・つて下の魞いけすへ手めへをつれていくさうだ」
⑦(取引用語)建玉たてぎょくを転売または買いもどすことによって取引を完結する。
⑧(動詞の連用形に助詞テの付いたものに接続して)その動作が完了したことを表す。
㋐すっかり…しおわる。好色五人女1「おつつけ勘当帳に付けて―・ふべし」。「ぜんぶ食べて―・う」
㋑完全に…する。ほんとに…する。浄瑠璃、夕霧阿波鳴渡「奥様はうつそり、鼻明いて―・はんしよ」。「あきれて―・う」
㋒(多く、助動詞タを伴って)もはやどうにもならない、とりかえしのつかないことになるの意を表す。「秘密文書を人に見せて―・った」「大事な品をぬらして―・う」
しめら‐に【終らに】🔗⭐🔉
しめら‐に【終らに】
〔副〕
「しみらに」に同じ。万葉集17「寝いも寝ずに今日も―恋ひつつぞをる」
しゅう【終】🔗⭐🔉
しゅう【終】
①おわること。おわり。↔始。
②いちばんあと。「―電」
しゅう‐えん【終演】🔗⭐🔉
しゅう‐えん【終演】
芝居などの上演が終わること。はね。↔開演
しゅう‐かい【終会】‥クワイ🔗⭐🔉
しゅう‐かい【終会】‥クワイ
会議を終えること。また、最後の会議。
しゅう‐かん【終刊】🔗⭐🔉
しゅう‐かん【終刊】
刊行を終えること。また、最後に刊行したもの。
しゅう‐かん【終巻】‥クワン🔗⭐🔉
しゅう‐かん【終巻】‥クワン
書物などの最終の巻。
しゅう‐き【終期】🔗⭐🔉
しゅう‐き【終期】
①ある事の終わる時期。末期。
②〔法〕その到来によって法律行為(契約)の効力が消滅する時期。↔始期
しゅう‐ぎょう【終業】‥ゲフ🔗⭐🔉
しゅう‐ぎょう【終業】‥ゲフ
①その日の業務をおえること。「―時間」
②学校で1学期間または1学年間の学業をおえること。「―式」↔始業
しゅう‐きょく【終曲】🔗⭐🔉
しゅう‐きょく【終曲】
(finale イタリア)
①交響曲・奏鳴曲・協奏曲・組曲などの最終楽章。
②オペラにおける各幕の結びの曲。フィナーレ。
しゅう‐きょく【終局】🔗⭐🔉
しゅう‐きょく【終局】
①囲碁を打ちおわること。将棋をさしおわること。
②事件の落着。終末。「―を迎える」↔発端。
⇒しゅうきょく‐さいばん【終局裁判】
しゅう‐きょく【終極】🔗⭐🔉
しゅう‐きょく【終極】
物事のおわり。最後。はて。「―の目標」
しゅうきょく‐さいばん【終局裁判】🔗⭐🔉
しゅうきょく‐さいばん【終局裁判】
当該事件の全部または一部を、その審級で完結する裁判の総称。刑事訴訟法上は有罪・無罪・免訴・公訴棄却など、民事訴訟法上は請求認容・請求棄却・訴え却下など。
⇒しゅう‐きょく【終局】
しゅう‐けつ【終決】🔗⭐🔉
しゅう‐けつ【終決】
物事にきまりがついて終わること。
しゅう‐けつ【終結】🔗⭐🔉
しゅう‐けつ【終結】
①物事が終りになること。しまい。おわり。「争議が―する」
②論理学や数学で、仮設から推論によって得られる結論。帰結。
しゅう‐こ【終古】🔗⭐🔉
しゅう‐こ【終古】
長い年月。永遠。夏目漱石、虞美人草「運命は一重の壁に思ふ人を―に隔てると共に」
しゅう‐さい【終歳】🔗⭐🔉
しゅう‐さい【終歳】
一年中。年中。
しゅう‐し【終止】🔗⭐🔉
しゅう‐し【終始】🔗⭐🔉
しゅう‐し【終始】
①終りと始め。
②行動や状況が、始めから終りまで変わらないこと。「事業家としての活動に―した」
③(副詞的に)始めから終りまで。しじゅう。「―変わらない熱意」
⇒しゅうし‐いっかん【終始一貫】
⇒終始一の如し
しゅうし‐いっかん【終始一貫】‥クワン🔗⭐🔉
しゅうし‐いっかん【終始一貫】‥クワン
始めから終りまで変わらないこと。
⇒しゅう‐し【終始】
○終始一の如ししゅうしいつのごとし
[荀子礼論]始めから終りまで変わらない。
⇒しゅう‐し【終始】
○終始一の如ししゅうしいつのごとし🔗⭐🔉
○終始一の如ししゅうしいつのごとし
[荀子礼論]始めから終りまで変わらない。
⇒しゅう‐し【終始】
じゅうじ‐か【十字花】ジフ‥クワ
十字花冠をもつ花。
⇒じゅう‐じ【十字】
じゅうじ‐か【十字科】ジフ‥クワ
(→)十字花科に同じ。→アブラナ科。
⇒じゅう‐じ【十字】
じゅうじ‐か【十字架】ジフ‥
①罪人を磔はりつけにする柱。木を十字形に組み合わせて作ったもの。はりつけばしら。
②キリスト教徒が尊ぶ十字形のしるし。イエスが磔にされた記念、犠牲・贖罪・苦難また昇天・復活の希望の象徴。礼拝の対象、また装飾として用いる。クロス。クルス。
十字架
⇒じゅう‐じ【十字】
じゅうじ‐がい【十字街】ジフ‥
十字形に交叉した街路。十字路。四辻よつつじ。
⇒じゅう‐じ【十字】
しゅうし‐がえ【宗旨変え・宗旨替え】‥ガヘ
①宗教・宗派を変えること。
②主義・主張・嗜好などを変えること。「甘党に―する」
⇒しゅう‐し【宗旨】
じゅうじか‐か【十字花科】ジフ‥クワクワ
アブラナ科の旧称。
⇒じゅう‐じ【十字】
じゅうじ‐かかん【十字花冠】ジフ‥クワクワン
離生した4枚の花弁から成り、その4弁が、十字形に2枚ずつ相対して配列する花冠。アラセイトウやアブラナなど、アブラナ科植物の花冠。
十字花冠
⇒じゅう‐じ【十字】
しゅうじ‐がく【修辞学】シウ‥
(rhetoric)人を説得する術。そこから発して、相手に感動を与えるように最も有効に表現する方法を研究する学問。アリストテレスの「修辞学」(弁論術)に始まるという。美辞学。レトリック。
⇒しゅう‐じ【修辞】
しゅうし‐かてい【修士課程】シウ‥クワ‥
修士の学位を与える大学院の課程。大学の学部卒業者が入学し、修業年限は原則として2年以上。マスター‐コース。→博士課程
⇒しゅう‐し【修士】
じゅうじか‐の‐みちゆき【十字架の道行】ジフ‥
(Via Crucis ラテン)カトリックで、キリスト受難の裁判から埋葬までを14の絵画や彫像に表し、それらをめぐって黙想する信心業。
⇒じゅう‐じ【十字】


しゅうし‐けい【終止形】🔗⭐🔉
しゅうし‐けい【終止形】
動詞・形容詞・助動詞の活用形の一つ。普通、文の終りに用いる形。「花が咲く」の「咲く」の類。
⇒しゅう‐し【終止】
しゅう‐じつ【終日】🔗⭐🔉
しゅう‐じつ【終日】
朝から晩まで。一日中。ひねもす。「―人を見ず」「―机に向かう」
しゅうし‐ふ【終止符】🔗⭐🔉
しゅうし‐ふ【終止符】
①欧文の終りに打つ点。ピリオド。「・」
②(比喩的に)事のおわり。おしまい。「これでこの問題に―を打つ」
⇒しゅう‐し【終止】
しゅう‐しゃ【終車】🔗⭐🔉
しゅう‐しゃ【終車】
その日の最終の汽車・電車・バスなど。
しゅう‐しょう【終宵】‥セウ🔗⭐🔉
しゅう‐しょう【終宵】‥セウ
よどおし。一晩中。終夜。
しゅう‐しょう【終章】‥シヤウ🔗⭐🔉
しゅう‐しょう【終章】‥シヤウ
著述などの最後の章。終りの章。
しゅう‐じょし【終助詞】🔗⭐🔉
しゅう‐じょし【終助詞】
助詞の分類の一つ。文や句の終りに用いて、疑問・禁止・詠嘆・感動などの意を表す助詞。文語では「な(禁止)」「(な…)そ」「ばや」「なむ」「がな」「かな」「かし」、口語では「か(疑問)」「な(禁止)」「な(あ)」「ぞ」「ぜ」「さ」「ね」「よ」の類。
しゅう‐しん【終身】🔗⭐🔉
しゅう‐しん【終身】
いのちを終えるまでの間。一生涯。終生。「―かわらぬ心を持つ」
⇒しゅうしん‐かん【終身官】
⇒しゅうしん‐ぎいん【終身議員】
⇒しゅうしん‐けい【終身刑】
⇒しゅうしん‐こよう【終身雇用】
⇒しゅうしん‐ねんきん【終身年金】
⇒しゅうしん‐ほけん【終身保険】
⇒しゅうしん‐ろく【終身禄】
しゅう‐しん【終審】🔗⭐🔉
しゅう‐しん【終審】
①最後の審理。
②審級制度における最終の裁判所の審理。
⇒しゅうしん‐さいばんしょ【終審裁判所】
しゅうしん‐かん【終身官】‥クワン🔗⭐🔉
しゅうしん‐かん【終身官】‥クワン
有罪宣告または懲戒処分によるほか、自ら辞職しない限り、死亡するまで官を免ぜられない官吏。
⇒しゅう‐しん【終身】
しゅうしん‐ぎいん【終身議員】‥ヰン🔗⭐🔉
しゅうしん‐ぎいん【終身議員】‥ヰン
明治憲法下で、任期を定めなかった議員。すなわち貴族院の皇族・公侯爵、または勲功・学識による勅任議員。
⇒しゅう‐しん【終身】
しゅうしん‐けい【終身刑】🔗⭐🔉
しゅうしん‐けい【終身刑】
一生拘禁する刑罰。無期刑。現行法の無期懲役・無期禁錮については、10年を経過すれば仮釈放が可能。
⇒しゅう‐しん【終身】
しゅうしん‐こよう【終身雇用】🔗⭐🔉
しゅうしん‐こよう【終身雇用】
通常、定年時までの長期の雇用関係を前提とした雇用形態。→日本的経営。
⇒しゅう‐しん【終身】
しゅうしん‐さいばんしょ【終審裁判所】🔗⭐🔉
しゅうしん‐さいばんしょ【終審裁判所】
終審の審理裁判をする裁判所。原則として最高裁判所。
⇒しゅう‐しん【終審】
しゅうしん‐ほけん【終身保険】🔗⭐🔉
しゅうしん‐ほけん【終身保険】
死亡保険の一種。被保険者が死亡した時、保険者が一定の金額を保険金受取人に支払う保険。保険期間が契約締結当時確定しない点において、定期保険と区別される。
⇒しゅう‐しん【終身】
しゅうしん‐ろく【終身禄】🔗⭐🔉
しゅうしん‐ろく【終身禄】
受け取る者が死亡するまで給与される家禄・賞典禄の類。
⇒しゅう‐しん【終身】
しゅう‐せい【終生・終世】🔗⭐🔉
しゅう‐せい【終生・終世】
いのちの終わるまでの間。一生涯。一生。「―忘れ得ぬ人」
しゅう‐せい【終成】🔗⭐🔉
しゅう‐せい【終成】
できあがること。成就。
しゅう‐せつ【終雪】🔗⭐🔉
しゅう‐せつ【終雪】
その冬の最後の雪。降りじまいの雪。雪の果て。名残の雪。
しゅう‐せん【終戦】🔗⭐🔉
しゅう‐せん【終戦】
戦争が終わること。特に、太平洋戦争の終結を指すことが多い。
しゅう‐そく【終息・終熄】🔗⭐🔉
しゅう‐そく【終息・終熄】
事がおわって、おさまること。終止。「内乱が―する」
しゅう‐そくど【終速度】🔗⭐🔉
しゅう‐そくど【終速度】
速さに比例した大きさの、速度と逆向きの抵抗力が働く落体が、最終的にもつ速さ。パラシュート・雨粒などが落下する速さは終速度としてよい。
しゅう‐ちゃく【終着】🔗⭐🔉
しゅう‐ちゃく【終着】
最後に到着すること。
⇒しゅうちゃく‐えき【終着駅】
しゅうちゃく‐えき【終着駅】🔗⭐🔉
しゅうちゃく‐えき【終着駅】
列車・電車などの最終到着駅。終点。
⇒しゅう‐ちゃく【終着】
しゅう‐ちょう【終朝】‥テウ🔗⭐🔉
しゅう‐ちょう【終朝】‥テウ
夜明けから朝食までの間。朝の間。
しゅう‐てん【終点】🔗⭐🔉
しゅう‐てん【終点】
①一番終りとなる所。特に、電車・バスなどの最終到着点。「―に着く」
②〔数〕向きをもった線分・曲線などの終りの点。
↔始点
しゅう‐でん【終電】🔗⭐🔉
しゅう‐でん【終電】
終電車の略。
しゅう‐でんしゃ【終電車】🔗⭐🔉
しゅう‐でんしゃ【終電車】
その日の最終の電車。終電。方向標識に赤色電灯を付けるので、俗に赤電と呼ぶ。
しゅうなん‐ざん【終南山】🔗⭐🔉
しゅうなん‐ざん【終南山】
中国陝西省西安の南方、秦嶺山脈中にある一峰。古刹・名勝が多い。標高2604メートル。南山。周南山。秦嶺。
しゅう‐ねん【終年】🔗⭐🔉
しゅう‐ねん【終年】
①一年の初めから終りまでの間。一年中。
②一生涯。終生。
しゅう‐のう【終脳】‥ナウ🔗⭐🔉
しゅう‐のう【終脳】‥ナウ
神経管の頭部に形成される脳胞のうち最も前にあるもの。最終的に大脳半球になる。
しゅう‐バス【終バス】🔗⭐🔉
しゅう‐バス【終バス】
一日の最後に運行される路線バス。普通、行先表示に赤い電灯をともす。最終バス。
しゅう‐はつ【終発】🔗⭐🔉
しゅう‐はつ【終発】
その日の最後に発車すること。また、その電車・バスなど。↔始発
しゅう‐ばん【終板】🔗⭐🔉
しゅう‐ばん【終板】
運動神経の終末が分枝して板状にひろがり、骨格筋繊維と接合する部分。シナプスの一種で、神経終末の興奮を筋繊維に伝達し、筋の収縮を引き起こす。運動終板。端板。
しゅう‐ばん【終盤】🔗⭐🔉
しゅう‐ばん【終盤】
囲碁・将棋などで、勝負が終りに近づいた寄せの段階。また、その盤面。転じて、行事・仕事などの最終段階にもいう。「―戦」
しゅう‐び【終尾】🔗⭐🔉
しゅう‐び【終尾】
おわり。しまい。終末。
しゅう‐ふう【終風】🔗⭐🔉
しゅう‐ふう【終風】
①終日吹きつづく風。
②西風。
しゅう‐まく【終幕】🔗⭐🔉
しゅう‐まく【終幕】
①芝居などの最後の一幕。
②芝居などの終わること。
③転じて、事件の最後・落着。「―を迎える」
しゅう‐まつ【終末】🔗⭐🔉
しゅうまつ‐いりょう【終末医療】‥レウ🔗⭐🔉
しゅうまつ‐いりょう【終末医療】‥レウ
(→)ターミナル‐ケアに同じ。
⇒しゅう‐まつ【終末】
しゅうまつ‐かん【終末観】‥クワン🔗⭐🔉
しゅうまつ‐かん【終末観】‥クワン
(→)終末論に同じ。
⇒しゅう‐まつ【終末】
しゅうまつき‐こふん【終末期古墳】🔗⭐🔉
しゅうまつき‐こふん【終末期古墳】
古墳時代の最終段階の7世紀から8世紀初頭頃に造られた古墳。石舞台古墳・高松塚古墳など。
⇒しゅう‐まつ【終末】
しゅうまつ‐ろん【終末論】🔗⭐🔉
しゅうまつ‐ろん【終末論】
〔宗〕(eschatology)世界や人間の終末を論ずるキリスト教神学の一部。死・審判・天国・地獄などを論ずる。終末思想は、すでにユダヤ教に見出されるが、特に初期キリスト教では終末時のキリスト来臨による世の完成が待望された。また、この語は、他の類似の思想にも用いられる。終末観。
⇒しゅう‐まつ【終末】
しゅうめい‐び【終鳴日】🔗⭐🔉
しゅうめい‐び【終鳴日】
生物季節の観察で、鳥や昆虫がその季節の最後に鳴いたのを確認した日。↔初鳴日
しゅう‐や【終夜】🔗⭐🔉
しゅう‐や【終夜】
夜じゅう。夜通し。夜もすがら。「―運転」「―雨が降り続いた」
⇒しゅうや‐とう【終夜灯】
つい【終】ツヒ🔗⭐🔉
つい【終】ツヒ
①おわり。はて。源氏物語帚木「―のたのみ所には思ひおくべかりける」。「―のすみか」
②特に、人生のおわり。死。最期さいご。源氏物語椎本「―の別れをのがれぬわざなめれど」
③(副詞的に)(→)「ついぞ」に同じ。
つい‐しか【終しか】ツヒ‥🔗⭐🔉
つい‐しか【終しか】ツヒ‥
〔副〕
ついに。いまだに。たえて。浄瑠璃、鑓の権三重帷子「―お目にはかからねど」
つい‐ぞ【終ぞ】ツヒ‥🔗⭐🔉
つい‐ぞ【終ぞ】ツヒ‥
〔副〕
(下に否定の語を伴う)いまだかつて。いちども。「―見かけない」
つい‐に【終に・遂に】ツヒニ🔗⭐🔉
つい‐に【終に・遂に】ツヒニ
〔副〕
(一説に、ツヒユ(衰える・潰れる意)と同源かという)
①おわりに。しまいに。とうとう。結局。万葉集3「生ける者―も死ぬるものにあれば」。「―日の目を見た」
②(下に否定を伴って)いまもって。いまだに。ついぞ。好色一代女2「島原の門口に―見ぬ図なることあり」
つい‐の‐こと【終の事】ツヒ‥🔗⭐🔉
つい‐の‐こと【終の事】ツヒ‥
結局はそうなること。落ち着くこと。結末。源氏物語夕霧「なだらかならむのみこそ、人は―には侍るめれ」
つい‐の‐すみか【終の住処・終の栖】ツヒ‥🔗⭐🔉
つい‐の‐すみか【終の住処・終の栖】ツヒ‥
終生住んでいるべきところ。また、最後にすむ所。死後に落ち着く所。「これがまあ―か雪五尺」(一茶)
つい‐の‐みち【終の道】ツヒ‥🔗⭐🔉
つい‐の‐みち【終の道】ツヒ‥
人が最後にゆく道。死出の道。
つい‐の‐わかれ【終の別れ】ツヒ‥🔗⭐🔉
つい‐の‐わかれ【終の別れ】ツヒ‥
最後の別れ。死にわかれ。源氏物語椎本「世のこととして―をのがれぬわざなめれど」
つい‐は【終は】ツヒ‥🔗⭐🔉
つい‐は【終は】ツヒ‥
〔副〕
ついには。しまいには。
ひ‐すがら【終日】🔗⭐🔉
ひ‐すがら【終日】
〔副〕
朝から晩まで。ひねもす。ひもすがら。終日しゅうじつ。曾丹集「春の―眼をば霞む山べにきはめ尽し」
ひねもす【終日】🔗⭐🔉
ひねもす【終日】
〔副〕
朝から夕まで。一日中。しゅうじつ。ひもすがら。ひめもす。万葉集9「―に喧なけど聞きよし」
ひ‐も‐すがら【終日】🔗⭐🔉
ひ‐も‐すがら【終日】
〔副〕
(→)「ひねもす」に同じ。「波つづき銀のさざなみはてしなくかがやく海を―見る」(白秋)
よ‐も‐すがら【終夜】🔗⭐🔉
よ‐も‐すがら【終夜】
〔副〕
日暮れから夜明けまで。一晩中。夜どおし。よすがら。土佐日記「―雨やまず」↔ひもすがら
[漢]終🔗⭐🔉
終 字形
筆順
〔糸部5画/11画/教育/2910・3D2A〕
[
] 字形
〔糸部5画/11画〕
〔音〕シュウ(漢)
〔訓〕おわる・おえる・ついに
[意味]
①物事がしあがる。おわる。おえる。おしまい。(対)始。「終了・終業・終日・始終・有終・最終・臨終」
②「最終」の略。最後の。結びの。「終曲・終列車」▶「つい(に)」と訓読。「これがまあ終ついの栖すみかか雪五尺」〔一茶〕
[解字]
形声。「糸」+音符「
」(=一年のおわりの季節)。最後までいっぱいに巻き尽くした糸の意。転じて、おわりの意となる。





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