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たが・ぬ【綰ぬ】🔗🔉

たが・ぬ綰ぬ】 〔他下二〕 ⇒たがねる(下一)

たが・ねる【綰ねる】🔗🔉

たが・ねる綰ねる】 〔他下一〕[文]たが・ぬ(下二) ひとまとめにする。束にする。つかねる。一説に、あてがう。万葉集5「手束杖たつかづえ腰に―・ねてか行けば」

た・く【綰く】🔗🔉

た・く綰く】 〔他四〕 ①髪を掻き上げる。万葉集2「―・けばぬれ―・かねば長き妹が髪」 ②手綱をあやつる。万葉集19「石瀬野いわせのに馬だき行きて」 ③舟を漕ぐ。万葉集7「大船を荒海あるみに漕ぎ出弥船やふね―・けわが見し児らが目見まみは著しるしも」

わが・ぬ【綰ぬ】🔗🔉

わが・ぬ綰ぬ】 〔他下二〕 ⇒わがねる(下一)

わが・ねる【綰ねる】🔗🔉

わが・ねる綰ねる】 〔他下一〕[文]わが・ぬ(下二) たわめ曲げて輪にする。輪のかたちにたばねる。大和物語「切れたる髪をすこしかい―・ねて」

わ・ぐ【綰ぐ】🔗🔉

わ・ぐ綰ぐ】 〔他下二〕 たわめ曲げる。わぐむ。わがねる。堤中納言物語「たけに一尺ばかり余りたるにやと見ゆる髪の、筋、裾つきいみじう美しきを―・げ入れて」

わぐ・む【綰む】🔗🔉

わぐ・む綰む】 〔他四〕 たわめ曲げる。わぐ。枕草子201「緑衫ろうそうはしも、あとのかたにかい―・みて」

わげ‐たま・る【綰げ溜る】🔗🔉

わげ‐たま・る綰げ溜る】 〔自四〕 身体を曲げてじっとする。とぐろを巻く。天草本伊曾保物語「蛇―・つてゐたが」

わげ‐もの【綰物・曲物】🔗🔉

わげ‐もの綰物・曲物】 桧ひのき・杉などの薄く削りとった材を円形に曲げ、合せ目を樺・桜の皮などで綴じて作った容器。まげもの。桧物ひもの

[漢]綰🔗🔉

 字形 〔糸部8画/14画/6939・6547〕 〔音〕ワン(呉)(漢) 〔訓〕わがねる・たく [意味] つなぐ。むすぶ。たわめ曲げて輪にする。わがねる。

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