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広辞苑の検索結果 (10)
たが・ねる【綰ねる】🔗⭐🔉
たが・ねる【綰ねる】
〔他下一〕[文]たが・ぬ(下二)
ひとまとめにする。束にする。つかねる。一説に、あてがう。万葉集5「手束杖たつかづえ腰に―・ねてか行けば」
た・く【綰く】🔗⭐🔉
た・く【綰く】
〔他四〕
①髪を掻き上げる。万葉集2「―・けばぬれ―・かねば長き妹が髪」
②手綱をあやつる。万葉集19「石瀬野いわせのに馬だき行きて」
③舟を漕ぐ。万葉集7「大船を荒海あるみに漕ぎ出弥船やふね―・けわが見し児らが目見まみは著しるしも」
わが・ねる【綰ねる】🔗⭐🔉
わが・ねる【綰ねる】
〔他下一〕[文]わが・ぬ(下二)
たわめ曲げて輪にする。輪のかたちにたばねる。大和物語「切れたる髪をすこしかい―・ねて」
わ・ぐ【綰ぐ】🔗⭐🔉
わ・ぐ【綰ぐ】
〔他下二〕
たわめ曲げる。わぐむ。わがねる。堤中納言物語「たけに一尺ばかり余りたるにやと見ゆる髪の、筋、裾つきいみじう美しきを―・げ入れて」
わぐ・む【綰む】🔗⭐🔉
わぐ・む【綰む】
〔他四〕
たわめ曲げる。わぐ。枕草子201「緑衫ろうそうはしも、あとのかたにかい―・みて」
わげ‐たま・る【綰げ溜る】🔗⭐🔉
わげ‐たま・る【綰げ溜る】
〔自四〕
身体を曲げてじっとする。とぐろを巻く。天草本伊曾保物語「蛇―・つてゐたが」
わげ‐もの【綰物・曲物】🔗⭐🔉
わげ‐もの【綰物・曲物】
桧ひのき・杉などの薄く削りとった材を円形に曲げ、合せ目を樺・桜の皮などで綴じて作った容器。まげもの。桧物ひもの。
[漢]綰🔗⭐🔉
綰 字形
〔糸部8画/14画/6939・6547〕
〔音〕ワン(呉)(漢)
〔訓〕わがねる・たく
[意味]
つなぐ。むすぶ。たわめ曲げて輪にする。わがねる。
〔糸部8画/14画/6939・6547〕
〔音〕ワン(呉)(漢)
〔訓〕わがねる・たく
[意味]
つなぐ。むすぶ。たわめ曲げて輪にする。わがねる。
大辞林の検索結果 (9)
たが・ねる【綰ねる】🔗⭐🔉
たが・ねる [3] 【綰ねる】 (動ナ下一)[文]ナ下二 たが・ぬ
集めて一つにまとめる。つかねる。[ヘボン(三版)]
た・く【綰く】🔗⭐🔉
た・く 【綰く】 (動カ四)
〔手を使って動作する意か〕
(1)髪をかき上げる。すいて束ねる。「―・けばぬれ―・かねば長き妹が髪/万葉 123」
(2)力いっぱい舟をこぐ。「大船を荒海(アルミ)に漕ぎ出で八船―・け/万葉 1266」
(3)〔「だく」とも〕
馬の手綱を操る。「石瀬野(イワセノ)に馬―・き行きて/万葉 4154」
(4)たぐり上げる。「あまのなは―・きいさりせむとは/古今(雑下)」
わが・ねる【綰ねる】🔗⭐🔉
わが・ねる [3] 【綰ねる】 (動ナ下一)[文]ナ下二 わが・ぬ
たわめて輪にする。「―・ねたる黒髪を/遠野物語(国男)」「竹ヲ―・ネル/ヘボン」「長き根五筋を―・ねて/著聞 19」
わぐ・む【綰む】🔗⭐🔉
わぐ・む 【綰む】 (動マ四)
たわめまげる。わがねる。「緑衫(ロウソウ)はしも,あとのかたにかい―・みて/枕草子 201」
わげ-もの【綰物・曲物】🔗⭐🔉
わげ-もの [0] 【綰物・曲物】
「曲(マ)げ物(モノ)」に同じ。
わ・げる【綰げる】🔗⭐🔉
わ・げる [2] 【綰げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 わ・ぐ
たわめる。曲げる。わがねる。「先の男は不図首を―・げて/めぐりあひ(四迷)」「もとどりを結ひ―・げて/宇治拾遺(序)」
広辞苑+大辞林に「綰」で始まるの検索結果。