くろ‐かど【緇門】 (「緇門_しもん」の訓読)黒衣を着る宗門、すなわち仏門。

し‐い【緇衣】 ⇒しえ

し‐え【緇衣】 (シイとも) ①黒色の衣。墨染めの衣。 ②転じて、僧。

し‐そ【緇素】 (「緇」は黒、「素」は白の意)黒衣（僧衣）と白衣（俗人の衣）。転じて、僧と俗人。道俗。

し‐と【緇徒】 〔仏〕(「緇」は黒く染めた衣)僧侶の異称。

し‐とつ【緇衲】 (「緇」は黒く染めた衣、「衲」は衣の意) ①僧衣。ころも。 ②僧侶の異称。緇徒。

し‐りゅう【緇流】_‥リウ (シルとも。「緇」は墨染めの衣の意)僧侶の仲間・社会。

し‐りん【緇林】 〔仏〕黒い衣を着た僧侶の集まりを林にたとえた語。多くの僧侶。僧衆。また、寺院。

緇　字形 〔糸部8画／14画／6930・653E〕 〔音〕シ(呉)(漢) [意味] ①くろぎぬ。黒色の衣服。特に、墨染めの衣。「緇衣_{しい・しえ}・緇徒・緇素」 ②黒くなる。くろむ。「緇_りんし」