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きん‐ちょう【緊張】‥チヤウ🔗🔉

きん‐ちょう緊張‥チヤウ ①ひきしまること。はりつめてゆるみのないこと。「晴れの場で―する」「―をほぐす」 ②相互の関係が悪化して、今にも争いの起こりそうな状況にあること。「国際―」 ③〔生〕 ㋐筋緊張。筋肉の持続的な収縮状態。単一刺激で起こり、かつエネルギーの消耗がわずかで、したがって疲労しにくく、姿勢保持や内臓の張力発生に役立つ。 ㋑植物細胞内に浸透した水により細胞質および細胞壁が引き伸ばされた状態。 ④〔心〕 ㋐行動への準備状態にあるとき、あるいは次に起こる事象に対処しようとするときの心的状態。 ㋑一種の感情状態。高次の精神活動を可能にし、注意の集中を要する状態。緊張・弛緩は感情の主要次元の一つ。 ⇒きんちょう‐かん【緊張感】 ⇒きんちょう‐かんわ【緊張緩和】 ⇒きんちょう‐びょう【緊張病】

きんちょう‐かん【緊張感】‥チヤウ‥🔗🔉

きんちょう‐かん緊張感‥チヤウ‥ 心がはりつめる感じ。「―がみなぎる」 ⇒きん‐ちょう【緊張】

きんちょう‐かんわ【緊張緩和】‥チヤウクワン‥🔗🔉

きんちょう‐かんわ緊張緩和‥チヤウクワン‥ (détente フランス)「デタント」参照。 ⇒きん‐ちょう【緊張】

きんちょう‐びょう【緊張病】‥チヤウビヤウ🔗🔉

きんちょう‐びょう緊張病‥チヤウビヤウ 統合失調症の一型。調和のある自主性を喪失した状態で、独語や多動を反復する興奮の相と、すべての自発的運動を欠き硬直・拒絶症を示す昏迷の相とがあり、しばしば両者が交代する。経過は概して短く数カ月で回復するが再発もある。統合失調症以外で同様の症状を緊張病症候群という。カタトニー。 ⇒きん‐ちょう【緊張】

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