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広辞苑の検索結果 (4)

きん‐ちょう【緊張】‥チヤウ🔗🔉

きん‐ちょう緊張‥チヤウ ①ひきしまること。はりつめてゆるみのないこと。「晴れの場で―する」「―をほぐす」 ②相互の関係が悪化して、今にも争いの起こりそうな状況にあること。「国際―」 ③〔生〕 ㋐筋緊張。筋肉の持続的な収縮状態。単一刺激で起こり、かつエネルギーの消耗がわずかで、したがって疲労しにくく、姿勢保持や内臓の張力発生に役立つ。 ㋑植物細胞内に浸透した水により細胞質および細胞壁が引き伸ばされた状態。 ④〔心〕 ㋐行動への準備状態にあるとき、あるいは次に起こる事象に対処しようとするときの心的状態。 ㋑一種の感情状態。高次の精神活動を可能にし、注意の集中を要する状態。緊張・弛緩は感情の主要次元の一つ。 ⇒きんちょう‐かん【緊張感】 ⇒きんちょう‐かんわ【緊張緩和】 ⇒きんちょう‐びょう【緊張病】

きんちょう‐かん【緊張感】‥チヤウ‥🔗🔉

きんちょう‐かん緊張感‥チヤウ‥ 心がはりつめる感じ。「―がみなぎる」 ⇒きん‐ちょう【緊張】

きんちょう‐かんわ【緊張緩和】‥チヤウクワン‥🔗🔉

きんちょう‐かんわ緊張緩和‥チヤウクワン‥ (détente フランス)「デタント」参照。 ⇒きん‐ちょう【緊張】

きんちょう‐びょう【緊張病】‥チヤウビヤウ🔗🔉

きんちょう‐びょう緊張病‥チヤウビヤウ 統合失調症の一型。調和のある自主性を喪失した状態で、独語や多動を反復する興奮の相と、すべての自発的運動を欠き硬直・拒絶症を示す昏迷の相とがあり、しばしば両者が交代する。経過は概して短く数カ月で回復するが再発もある。統合失調症以外で同様の症状を緊張病症候群という。カタトニー。 ⇒きん‐ちょう【緊張】

大辞林の検索結果 (5)

きん-ちょう【緊張】🔗🔉

きん-ちょう ―チヤウ [0] 【緊張】 (名)スル (1)気分が張りつめて,ゆるみのないこと。気を張り,からだをかたくすること。「初めての講演で―する」 (2)争いや騒ぎなどの起こりそうなただならぬようす。「両国間の―が高まる」 (3)〔生理〕 筋肉の収縮が持続している状態。強直と異なり疲労が少ない。トーヌス。 (4)〔心〕(ア)ある行動へ移ろうと準備するとき,またはこれから起ころうとする現象への対処などの際にみられる心的状態。(イ)要求・意図が生じて心の均衡が破られた状態。それらの充足により解消する。

きんちょう-おん【緊張音】🔗🔉

きんちょう-おん ―チヤウ― [3] 【緊張音】 唇・舌・咽頭・喉頭などの音声器官が相対的に緊張して発せられる言語音。英語の長母音 [i] は,短母音 [] に対して,また無声子音の [t] は,有声子音の [d] に対して,それぞれ緊張音であるといえる。 →弛緩音(シカンオン)

きんちょう-かんわ【緊張緩和】🔗🔉

きんちょう-かんわ ―チヤウクワン― [5] 【緊張緩和】 ⇒デタント

きんちょう-びょう【緊張病】🔗🔉

きんちょう-びょう ―チヤウビヤウ [0] 【緊張病】 精神分裂病の一亜型。硬直した姿勢や表情からこの名があり,興奮と昏迷を特徴とする。

きんちょう【緊張】(和英)🔗🔉

きんちょう【緊張】 tension;→英和 a strain;→英和 seriousness (まじめ).→英和 〜する be[become]tense;→英和 be strained.→英和 〜した tense;strained.‖緊張緩和[国際間の]dtente.

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