複数辞典一括検索+

ののし・る【罵る】🔗🔉

ののし・る罵る】 〔自他五〕 ①がやがやと言い騒ぐ。騒ぎたてる。源氏物語玉鬘「いと騒がしく人まうでこみて―・る」 ②高い声や音をたてる。源氏物語浮舟「里びたる犬ども出で来て―・るも、いとおそろしく」。源氏物語蜻蛉「河の方を見やりつつ、響き―・る水の音を聞くにも」 ③大げさに言い立てられる。盛んな評判が立つ。源氏物語若紫「この世に―・り給ふ光源氏」 ④勢いが盛んである。源氏物語澪標「岸にさしつくる程見れば、―・りて詣で給ふ人のけはひ、渚に満ちていつくしき神宝をもて続けたり」 ⑤声高に非難する。悪口を言う。宇津保物語国譲下「后の腹立ち―・り給ひて」。「人を口ぎたなく―・る」

の・る【罵る】🔗🔉

の・る罵る】 〔他四〕 ののしる。悪口する。願経四分律(斯道文庫本)平安初期点「比丘尼は比丘を罵ノルからず」

め・る【罵る】🔗🔉

め・る罵る】 〔他四〕 (「罵詈めり」を活用させた語)非難する。悪口をいう。〈日葡辞書〉

広辞苑罵るで始まるの検索結果 1-3