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広辞苑の検索結果 (3)
ののし・る【罵る】🔗⭐🔉
ののし・る【罵る】
〔自他五〕
①がやがやと言い騒ぐ。騒ぎたてる。源氏物語玉鬘「いと騒がしく人まうでこみて―・る」
②高い声や音をたてる。源氏物語浮舟「里びたる犬ども出で来て―・るも、いとおそろしく」。源氏物語蜻蛉「河の方を見やりつつ、響き―・る水の音を聞くにも」
③大げさに言い立てられる。盛んな評判が立つ。源氏物語若紫「この世に―・り給ふ光源氏」
④勢いが盛んである。源氏物語澪標「岸にさしつくる程見れば、―・りて詣で給ふ人のけはひ、渚に満ちていつくしき神宝をもて続けたり」
⑤声高に非難する。悪口を言う。宇津保物語国譲下「后の腹立ち―・り給ひて」。「人を口ぎたなく―・る」
の・る【罵る】🔗⭐🔉
の・る【罵る】
〔他四〕
ののしる。悪口する。願経四分律(斯道文庫本)平安初期点「比丘尼は比丘を罵ノル応べからず」
め・る【罵る】🔗⭐🔉
め・る【罵る】
〔他四〕
(「罵詈めり」を活用させた語)非難する。悪口をいう。〈日葡辞書〉
大辞林の検索結果 (3)
ののし・る【罵る】🔗⭐🔉
ののし・る [3] 【罵る】 (動ラ五[四])
(1)大声で非難する。どなってしかる。「人前かまわず―・る」
(2)口汚く悪口を言う。「役立たずめと犬を―・る」
(3)声高にものを言う。やかましく騒ぎ立てる。「日しきりにとかくしつつ,―・るうちに夜更けぬ/土左」
(4)大きな音がする。「響き―・る水の音を聞くにも…/源氏(蜻蛉)」
(5)世間の評判になる。また,やかましくうわさする。善悪ともにいう。「この世に―・り給ふ光源氏/源氏(若紫)」
[可能] ののしれる
の・る【罵る】🔗⭐🔉
の・る 【罵る】 (動ラ四)
悪口を言う。ののしる。「三人の尼をば打ち凌(リヨウ)じ,―・りはづかしめて/三宝絵詞(中)」
ののしる【罵る】(和英)🔗⭐🔉
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