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しょう‐にん【聖人】シヤウ‥🔗🔉

しょう‐にん聖人シヤウ‥ 〔仏〕 ①悟りを得た人。仏・菩薩を指す。 ②(→)上人しょうにん1に同じ。また、上人に対して、それより重い意味に用いる。例えば、浄土真宗では開祖親鸞は聖人、列祖は上人。

せい‐じん【聖人】🔗🔉

せい‐じん聖人】 ①[易経乾卦]知徳が最もすぐれ、万人が仰ぎ崇拝する人。特に、儒家で理想の人物とする尭・舜・孔子などの称。 ②カトリックや東方正教会において、殉教者や特に信仰と徳にすぐれた信徒として崇敬されるもの。カトリックでは教皇により列聖される。 ③[三国志魏志、徐邈伝]清酒の異称。濁酒を賢人というのに対する。 ⇒せいじん‐くんし【聖人君子】 ⇒せいじん‐でん【聖人伝】 ⇒聖人に夢なし ⇒聖人は物に凝滞せず

せいじん‐くんし【聖人君子】🔗🔉

せいじん‐くんし聖人君子】 徳や品位があり、知恵も教養もある非常に優れた人。行いの正しい高潔な人。 ⇒せい‐じん【聖人】

せいじん‐でん【聖人伝】🔗🔉

せいじん‐でん聖人伝】 実在または伝説上のキリスト教聖人の伝記。中世ヨーロッパ各地に伝播、13世紀に「黄金伝説」の形で集大成。 ⇒せい‐じん【聖人】 ○聖人に夢なしせいじんにゆめなし [淮南子俶真訓]聖人は大悟して雑念がないから安眠し、つまらない夢を見ることがない。 ⇒せい‐じん【聖人】

○聖人に夢なしせいじんにゆめなし🔗🔉

○聖人に夢なしせいじんにゆめなし [淮南子俶真訓]聖人は大悟して雑念がないから安眠し、つまらない夢を見ることがない。 ⇒せい‐じん【聖人】 せいしん‐ねんれい精神年齢】 ①知能検査によって明らかにされる知能発達の度合を表す年齢。知能年齢。 ②俗に、物の考え方などが、一般に何歳くらいに相当するかを表したもの。「年はとっても―は若い」 ⇒せい‐しん【精神】 せいじん‐の‐ひ成人の日】 国民の祝日。成年(満20歳)に達した男女を祝いはげます日。1月15日だったが、2000年から1月第2月曜日。〈[季]新年〉 ⇒せい‐じん【成人】 せいしん‐はくじゃく精神薄弱(→)知的障害の旧称。 ⇒せい‐しん【精神】

○聖人は物に凝滞せずせいじんはものにぎょうたいせず🔗🔉

○聖人は物に凝滞せずせいじんはものにぎょうたいせず [楚辞漁父]聖人は時勢を達観していて私欲がないから、執着・拘泥していたずらに苦しむことがない。 ⇒せい‐じん【聖人】 せいしん‐びょう精神病‥ビヤウ 重症の精神症状や行動障害を呈する精神障害の総称。統合失調症・気分障害・双極性障害(躁鬱病)など。神経症に対して使われていたが、現在の精神医学では、その概念は不明確である。 ⇒せい‐しん【精神】 せいじん‐びょう成人病‥ビヤウ (→)生活習慣病に同じ。 ⇒せい‐じん【成人】 せいしん‐びょういん精神病院‥ビヤウヰン 精神科病院の旧称。 ⇒せい‐しん【精神】 せいしん‐びょう‐しつ精神病質‥ビヤウ‥ 性格の異常性のために自分で悩んだり、社会を困らせたりするような性格。性格障害・人格障害にほぼ同じ。 ⇒せい‐しん【精神】 せいしん‐びょうりがく精神病理学‥ビヤウ‥ 精神症状を記述・分類して、その機構を明らかにし、その経過を究明する学問。精神医学の基礎分野。 ⇒せい‐しん【精神】 せいしん‐ぶつりがく精神物理学】 身体と精神との対応関係に関する学問。特に、刺激とそれによって起こる感覚との間の関数関係について研究する学問。フェヒナーの提唱。心理物理学ともいう。 ⇒せい‐しん【精神】 せいしんぶつりがくてき‐そくてい精神物理学的測定】 感覚の強さとそれを起こさせる物理的刺激の強さとの関係を数量的に研究するための方法。 ⇒せい‐しん【精神】 せいしんぶつりてき‐へいこうろん精神物理的並行論‥カウ‥ (→)並行論に同じ。 ⇒せい‐しん【精神】 せいしん‐ぶんか精神文化‥クワ 思想・道徳・学術・芸術・宗教など主として精神方面に関する文化。精神的文明。↔物質文化。 ⇒せい‐しん【精神】 せいしん‐ぶんせき精神分析】 ①精神の深層すなわち無意識の世界を、夢分析・自由連想・催眠などを使って探ること。 ②1による理論的な体系をつくりあげたフロイトの学説の全体。また、ユング・アドラーなどの学説を一括して指すこともある。 ⇒せい‐しん【精神】 せいしん‐ぶんれつ‐びょう精神分裂病‥ビヤウ (→)統合失調症に同じ。 ⇒せい‐しん【精神】 せいしん‐ほけん‐ふくしし精神保健福祉士】 社会福祉専門職の一つ。精神障害者の退院や社会参加の促進、在宅生活の支援などを行う。1997年制定の精神保健福祉士法による資格。 ⇒せい‐しん【精神】 せいしん‐ほけん‐ふくし‐ほう精神保健福祉法‥ハフ 精神障害者等の医療・保護を行なってその自立と社会参加を促進し、福祉の増進、国民の精神保健の向上を図ることを目的とする法律。精神衛生法を改正して1987年に制定した精神保健法を、95年現名に改称。正式名称「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」。 ⇒せい‐しん【精神】 せいしん‐ほけん‐ほう精神保健法‥ハフ 「精神保健福祉法」参照。 ⇒せい‐しん【精神】 せいじん‐むけ成人向け】 成人を対象としていること。特に、映画・雑誌・ゲームなどで、18歳未満の青少年の購入・鑑賞を規制しているもの。→成人映画 ⇒せい‐じん【成人】 せいしん‐もう精神盲‥マウ 視覚による認識は可能だが、その意味づけができない状態。脳の視覚中枢の損傷による。視覚的認識が不能のものを皮質盲という。視覚失認。 ⇒せい‐しん【精神】 せいしん‐りょうほう精神療法‥レウハフ 精神的影響によって患者を治す方法。支持療法・暗示療法・精神分析療法などがある。心理療法。 ⇒せい‐しん【精神】 せいしん‐りょく精神力】 精神2の強さ。気力。 ⇒せい‐しん【精神】 せいしん‐ろう精神聾】 音はきこえるが、その認知・弁別のできない状態。両側の側頭葉聴覚中枢の破壊による。中枢破壊により聴覚自体をも失った状態を皮質聾という。聴覚失認。 ⇒せい‐しん【精神】 せいしん‐ろうどう精神労働‥ラウ‥ 主として頭脳をつかう労働。↔肉体労働。 ⇒せい‐しん【精神】 せいしん‐ろん精神論】 精神主義に基づく論。「―では片づかない」 ⇒せい‐しん【精神】 せい‐ず星図‥ヅ 天球を一つの平面上に投影して、天体の位置や明るさを表した図。恒星図。 せい‐ず製図‥ヅ 機械・建築物・工作物などの図面を製作すること。 ⇒せいず‐きかい【製図器械】 ⇒せいず‐ばん【製図板】 せい‐すい井水】 井戸水。 せい‐すい西陲】 (「陲」は、さかいの意)国の西のはずれ。西辺。 せい‐すい青翠】 ①あお色とみどり色。 ②樹木などが青々とみどり色をしていること。 せい‐すい清水】 ①すんだ水。しみず。 ②清廉・公正なこと。日葡辞書「セイスイニヲウ(仰)セツケラルル」 ⇒清水に魚棲まず せい‐すい清粋】 清らかでまじりけのないこと。清浄潔白なこと。私欲のないこと。狂言、右近左近おこさこ「上は御―ぢや、理を以て申し上ぐるに、負くると云ふ事があるものか」 せい‐すい盛衰】 (古くはジョウスイとも)盛んになることと衰えること。隆替。「栄枯―」 せい‐すい聖水】 (holy water)カトリック教会で、神の祝福がもたらされるよう司祭によって聖別された水。洗礼・祝福・ミサなどに用いる。 せい‐すい精水(→)精液に同じ。 せい‐すい精粋】 ①細密で美しくまじりけのないこと。また、えりぬき。 ②[楚辞劉向、九歎、逢紛]清らかな空気。 せい‐すい静水】 静止して動かない水。 ⇒せいすい‐あつ【静水圧】 せい‐すい醒酔】 酒の酔いがさめることと酒に酔うこと。 せい‐ずい精髄】 物事の最もすぐれた大切なところ。物事の本質。「日本文化の―」 せいすい‐あつ静水圧】 流水における水圧に対して、静水中において生ずる水圧。深さと密度と重力加速度との積。 ⇒せい‐すい【静水】 せいすいき盛衰記】 「源平盛衰記」の略称。 せいすいしょう醒睡笑‥セウ 咄本はなしぼん。安楽庵策伝作。8巻。作者が幼年時代から聞いていた笑話・奇談など1000話余を京都所司代板倉重宗の所望によって、1623年(元和9)滑稽味を加えて書きおろし、28年(寛永5)献じたもの。寛永(1624〜1644)年間に300話余を抄出した略本3冊を刊行。 →文献資料[醒睡笑]

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