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せり【芹・芹子・水芹】🔗⭐🔉
せり‐か【芹科】‥クワ🔗⭐🔉
せり‐か【芹科】‥クワ
双子葉植物の一科。草本で、ほとんどの場合、葉は羽状複葉。花は小さく、散形花序に多数つく。子房下位。全世界(おもに北半球温帯)に約300属3000種あり、食用・薬用として有用なものが多い反面、有毒植物も多い。ミツバ・ニンジン・パセリ・セロリ・ドクゼリ・ドクニンジンなど。散形科。
せり‐かわ【芹川】‥カハ🔗⭐🔉
せり‐かわ【芹川】‥カハ
京都市伏見区城南離宮の南にあった川。また、同右京区嵯峨にあった川。
せりざわ【芹沢】‥ザハ🔗⭐🔉
せりざわ‐けいすけ【芹沢銈介】‥ザハ‥🔗⭐🔉
せりざわ‐けいすけ【芹沢銈介】‥ザハ‥
染色工芸家。静岡市生れ。民芸運動に参加。琉球の紅型びんがたなども研究して型絵染を創始。人間国宝。(1895〜1984)
芹沢銈介
撮影:田村 茂
⇒せりざわ【芹沢】

せりざわ‐こうじろう【芹沢光治良】‥ザハクワウヂラウ🔗⭐🔉
せりざわ‐こうじろう【芹沢光治良】‥ザハクワウヂラウ
小説家。静岡県生れ。東大卒。有島武郎の感化を受け、ストイックな倫理観で人間愛を追求。作「巴里に死す」「人間の運命」など。(1897〜1993)
芹沢光治良(1)
撮影:石井幸之助
芹沢光治良(2)
撮影:田沼武能
⇒せりざわ【芹沢】


せりざわ‐ちょうすけ【芹沢長介】‥ザハチヤウ‥🔗⭐🔉
せりざわ‐ちょうすけ【芹沢長介】‥ザハチヤウ‥
考古学者。静岡市生れ。銈介の子。明大卒。東北大教授。旧石器時代・縄文時代研究を推進。著「石器時代の日本」など。(1919〜2006)
⇒せりざわ【芹沢】
せり‐つみ【芹摘み】🔗⭐🔉
せり‐つみ【芹摘み】
芹を摘むこと。また、芹を摘む人。〈[季]春〉
○芹摘むせりつむ
(高貴な女性が芹を食べるのを見た身分の低い男が、芹を摘んで自分の思いの遂げられるのを期待したが、徒労に終わったという故事から)恋い慕ってもむだなことにいう。また一般に、思い通りに行かないことにいう。枕草子245「御簾のもとに集まり出でて見たてまつる折は、芹摘みしなど覚ゆることこそなけれ」
⇒せり【芹・芹子・水芹】
○芹摘むせりつむ🔗⭐🔉
○芹摘むせりつむ
(高貴な女性が芹を食べるのを見た身分の低い男が、芹を摘んで自分の思いの遂げられるのを期待したが、徒労に終わったという故事から)恋い慕ってもむだなことにいう。また一般に、思い通りに行かないことにいう。枕草子245「御簾のもとに集まり出でて見たてまつる折は、芹摘みしなど覚ゆることこそなけれ」
⇒せり【芹・芹子・水芹】
せり‐つ・む【迫り詰む】
〔自下二〕
極度まで迫る。おしつめる。
せり‐ば【競り場】
せりうりの場所。
せり‐ばいばい【糶糴売買】
糶売せりうり・糴買せりがいの総称。糶売とは売手が一人で買手が二人以上あり、買手に競争させて最も高く買う者との間で決める売買。糴買とは買手が一人で売手が二人以上あり、最も安く売る者と売買を取り決める方法。取引所で行われる売買の一種。→競けい売買→相対あいたい売買
せり‐ふ【台詞・科白】
①芝居で、俳優が劇中の人物として述べることば。
②きまり文句。儀礼的な口上。浮世風呂4「紺屋の明後日あさって、作者の明晩、久しい―と合点して」
③苦情を言うこと。言い分を述べること。談判。浄瑠璃、長町女腹切「お花はこちの奉公人、親仁との―ならどこぞ外でしたがよい」
④支払いをすること。歌舞伎、五大力恋緘「今夜中に―して下さんせにやなりませぬ」
⑤ことば。言いぐさ。「その―を聞いて腹が立った」
⇒せりふ‐ちょう【台詞帳】
⇒せりふ‐づけ【台詞付】
⇒せりふ‐まわし【台詞回し】
せりふ【芹生】
⇒せりょう
せりふ‐ちょう【台詞帳】‥チヤウ
(→)台詞付せりふづけに同じ。
⇒せり‐ふ【台詞・科白】
せりふ‐づけ【台詞付】
俳優のせりふを記した文書。台詞帳。書抜き。
⇒せり‐ふ【台詞・科白】
せりふ‐まわし【台詞回し】‥マハシ
せりふの言いまわし。
⇒せり‐ふ【台詞・科白】
せり‐ま・ける【競り負ける】
〔自下一〕
接戦の末に負ける。
せり‐もち【迫持】
〔建〕(→)アーチ1に同じ。
せり‐もと【迫元】
アーチの基部を支持する部材。多くは迫り出した刳形くりかたで構成される。
せり‐もの【競り物】
競り売りまたは競り買いにする物。
せり‐やき【芹焼】
芹を油でいため、鳥肉などとともに石の上や鍋で煮た料理。〈[季]冬〉。「―やすそわの田井の初氷」(芭蕉)
せりょう【芹生】
(セリフの転)京都市左京区大原の西方の地の古称。山家集「大原は―を雪の道にあけて」
せ‐りょう【施料】‥レウ
布施の物品。また、施ほどこしの財物。
せ‐りょう【施療】‥レウ
病気の治療。特に、貧民などに対してする無料の治療。「―患者」
セリン【serine】
分子式CH2(OH)CH(NH2)COOH 蛋白質を構成するα‐アミノ酸の一つ。セリシンや絹フィブロインに多く含まれる。
セル
(serge オランダ)梳毛糸そもうしを主とした単衣ひとえ着物地や袴はかま用の毛織物。梳毛糸に人絹を撚より合わせたもの、また経糸たていとに絹糸・綿糸などを用いた交織毛織物もある。肌ざわりがよく、初夏に着用。セルジ。〈[季]夏〉。北原白秋、邪宗門「黒の前掛、毛繻子か―か」→サージ
セル【cell】
(小部屋の意)
①(→)細胞。
②表計算ソフトウェア(スプレッドシート)の縦横に区切られた表の枡目。
せ・る
〔自四〕
(上代東国方言)反そる。万葉集14「あだたら真弓弾はじき置きて―・らしめきなば弦つらはかめかも」
せ・る【迫る】
〔他四〕
①少しずつ間をせまくする。
②せきたてる。促す。浄瑠璃、冥途飛脚「五兵衛行つて―・つてくれと」
せ・る【競る・糶る】
〔他五〕
①少しの差を争って勝とうとする。きそう。「ゴール前で―・る」
②きそって値を高くつける。また、せりうりをする。「相場を―・る」
③商品を持ち歩いて売る。行商する。「田舎を―・って歩く」
せる
〔助動〕
(活用は下一段型。[活用]せ/せ/せる/せる/せれ/せよ・せろ)五段・サ変の動詞の未然形に接続。文語形「す」(下二段活用)。→させる。
①使役(放任・許容も含めて)を表す。浄瑠璃、ひぢりめん卯月紅葉「家・屋敷・家財までいまが弟の伝三郎にとらせると有るゆづり状」。「他人には使わせない」「希望を認め、子を海外に行かせる」「足を波に洗わせる」
②「せられる」「せたまう」の形で、高度の尊敬を表す。「繁忙を極める身でいらせられる」「当山開祖に当たらせたまうお方です」
セル‐が【セル画】‥グワ
アニメーションの原画とする、透明なセルロイドのシートに描いた絵。
セルカリア【cercaria ラテン】
⇒ケルカリア
セルジ【serge オランダ】
⇒セル
セルシウス【Anders Celsius】
スウェーデンの物理学者・天文学者。水の氷点と沸点を定点とした温度目盛を提唱。(1701〜1744)→セ氏
セルジューク‐トルコ【Seljük Türk】
トルコ系の王朝。10世紀末に中央アジアでイスラム化したトルコ系の一団がセルジュークに率いられてイランに入り、孫のトゥグリル=ベクが1038年に建国。スンニー派を信奉して、アッバース朝カリフと協調し、イランからアナトリア・シリアに至る大帝国を築く。12世紀に分裂して滅亡。(1038〜1194)
セルシン‐モーター【selsyn motor】
機械的な角度の変化を遠方に伝達する電気装置。信号の伝達、遠隔測定などに用いる。
セル‐チェッカー【cell checker】
電池の残量の測定器。
セルト【Celt】
⇒ケルト
セルバ【Selva】
中南米、特にアマゾン川流域の熱帯雨林の呼称。
セルバンテス【Miguel de Cervantes Saavedra】
スペインの作家。生涯は波瀾に富み、レパントの海戦や捕虜生活・入獄も体験。当時流行の小説形式を発展させ、革新的な文学を創造した。主著「ドン=キホーテ」のほか「模範小説集」「ペルシーレスとシヒスムンダの苦難」など。(1547〜1616)
セルビア【Serbia】
バルカン半島中部にある共和国。ユーゴスラヴィア1を構成した共和国の一つ。モンテネグロと共にユーゴスラヴィア2、のちセルビア‐モンテネグロを構成したが、2006年モンテネグロが分離独立。首都ベオグラード。面積8万8000平方キロメートル。人口750万(2002)。→ヨーロッパ(図)。
⇒セルビア‐モンテネグロ【Serbia and Montenegro】
セルビア‐モンテネグロ【Serbia and Montenegro】
セルビアとモンテネグロによる連邦国家。2003年ユーゴスラヴィア2が国名を変更したもの。06年モンテネグロの分離独立により解体。
⇒セルビア【Serbia】
セルフ【self】
「自分自身で」「みずから」「自動的に」の意。
⇒セルフ‐ケア【self-care】
⇒セルフ‐コントロール【self-control】
⇒セルフ‐サービス【self-service】
⇒セルフ‐タイマー【self-timer】
⇒セルフ‐ヘルプ‐グループ【self-help group】
⇒セルフ‐メディケーション【self medication】
セルフ‐ケア【self-care】
自分で自己の健康管理を行うこと。
⇒セルフ【self】
セルフ‐コントロール【self-control】
①自制。克己。
②自動制御。
⇒セルフ【self】
セルフ‐サービス【self-service】
飲食店・商店で、客が自分の注文品を自ら選び取って運ぶ方式。
⇒セルフ【self】
セルフ‐タイマー【self-timer】
カメラのシャッターを一定時間をおいて自動的に切る装置。
⇒セルフ【self】
セルフ‐ヘルプ‐グループ【self-help group】
慢性疾患・障害をもつ人やその家族が、相互支援のために組織するグループ。患者会など。自助グループ。当事者組織。
⇒セルフ【self】
セルフ‐メディケーション【self medication】
医者にかからない、自己責任による手当・治療。自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当すること。
⇒セルフ【self】
セルボーンのはくぶつし【セルボーンの博物誌】
(The Natural History and Antiquities of Selborne)イングランド南部、ハンプシャー州の村セルボーン周辺の動植物観察記。同地の牧師ホワイト(Gilbert White1720〜1793)の書簡集で、19世紀の博物学ブームに火をつけたベストセラー。1789年刊。
セル‐モーター
(和製語self-starting motor)電池で動かす電動機。自動車などの内燃機関の始動に使用。スターター。
セルラーゼ【cellulase】
セルロースの加水分解を触媒する酵素。アオカビやコウジカビ、木材腐朽菌などのセルロース分解菌類、多くの土壌細菌、軟体動物などの体内に含まれる。草食動物やシロアリは、消化管内に共生する微生物のセルラーゼによってセルロースを消化する。
セルラー‐ほうしき【セルラー方式】‥ハウ‥
(cellular)携帯電話の方式の一つ。一つの基地局のサービス‐エリアを小さく区画化することで、周波数(電波)の空間的な再利用を行い、周波数利用効率を高める。小ゾーン方式。
セルライト【cellulite】
皮下脂肪に老廃物が付着して肥大化したもの。
セルリー【celery】
⇒セロリ
セルロイド【celluloid】
ニトロセルロースに樟脳しょうのうをまぜて製した半透明のプラスチック。セ氏90度で柔軟となり、冷却すれば硬くなる。燃えやすい。玩具・フィルム・文房具・装身具などに用いられた。最近ではアセチルセルロース系のプラスチックを多く用い、これを不燃セルロイドと称する。
セルロース【cellulose】
グルコースが結合して生じた鎖状高分子化合物。植物の細胞壁および繊維の主要成分で、地球上最多の炭水化物。普通、綿やパルプから採取し、粉末または繊維状を呈する。熱および電気の不良導体。火薬・コロジオンなどの製造に用い、製紙材料・ニトロ‐セルロース・アセチル‐セルロース、その他人造絹糸原料として利用。繊維素。セルローズ。
セルン【CERN】
(Conseil Européen pour la Recherche Nucléaire フランス)ヨーロッパ諸国の共同出資による原子核・素粒子物理学の研究機関。1954年発足。中央研究所はジュネーヴ近郊。
セレウコス【Seleukos】
(1世)シリア王国の創始者。セレウコス朝の始祖。アレクサンドロス大王の武将。大王の死後インダス川から地中海にわたる地を領し、前305年王位につく。(前358〜前281)
⇒セレウコス‐ちょう【セレウコス朝】
セレウコス‐ちょう【セレウコス朝】‥テウ
シリアを中心に西南アジアを支配したヘレニズム時代の王朝。都はアンティオキア。始祖セレウコス1世およびアンティオコス(Antiochos)1世によって領域のギリシア化が行われた。(前312〜前64)
⇒セレウコス【Seleukos】
セレクション【selection】
①選択。選抜。淘汰。
②選ばれた品々。精選品。選集。
セレクト【select】
選択すること。よりわけること。
セレス【Ceres】
⇒ケレス
セレス【Seres】
古代のローマ人が中国人を指した呼称。→セリカ
セレスティーナ【La Celestina スペイン】
15世紀末のスペインの小説。また、その主人公の遣手婆やりてばばの名。フェルナンド=デ=ロハス(Fernando de Rojas1465頃〜1541)作。正式の題名は「カリストとメリベアの悲喜劇」。後のピカレスク小説の源流となった。
セレナータ【serenata イタリア】
①⇒セレナーデ。
②バロック時代、王侯貴族の祝賀のためのオペラ風作品またはカンタータ。
セレナーデ【Serenade ドイツ】
①思いを寄せる女性の家の窓辺で夕べに歌い奏する音楽。
②18世紀以降のヨーロッパで盛んになった器楽の形式。多くは管楽・弦楽・管弦楽のために作った比較的軽い性格の多楽章の楽曲。セレナード。セレナータ。小夜曲。夜曲。
セレナード【sérénade フランス】
⇒セレナーデ
セレニウム【selenium】
(→)セレンに同じ。
セレブ【celeb】
(celebrityの略)芸能界・社交界での著名人。名士。
セレベス【Celebes】
インドネシア共和国の一島。フィリピン群島の南、ボルネオ(カリマンタン)とモルッカ諸島との中間、赤道にまたがる大島。面積17万9000平方キロメートル。住民はブギス人など。17世紀以来、オランダの貿易の根拠地であった。中心都市マカッサル(ウジュン‐パンダン)。インドネシア語名スラウェシ。
⇒セレベス‐かい【セレベス海】
セレベス‐かい【セレベス海】
セレベス(スラウェシ)・ボルネオ(カリマンタン)・ミンダナオ3島に挟まれた海。マカッサル海峡によってジャワ海に通ずる。
⇒セレベス【Celebes】
セレモニー【ceremony】
儀式。式典。
セレン【Selen ドイツ】
(ギリシア語で「月」の意のseleneから)非金属元素の一種。元素記号Se 原子番号34。原子量78.96。天然に硫黄鉱または黄鉄鉱などの硫化物中に少量含まれる。金属セレン・赤色セレンなど同素体が多く、空気中では青白色の炎を発して燃焼し、悪臭を発する。ガラスの着色、光電池・整流器などに用いる。セレニウム。
セレンゲティ【Serengeti】
(マサイ語で「終わりのない平原」の意)アフリカ東部、タンザニア北部の国立公園。ケニアのマサイマラ国立公園と接する。
セレンディピティー【serendipity】
(お伽話「セレンディプ(セイロン)の三王子」の主人公が持っていたところから)思わぬものを偶然に発見する能力。幸運を招きよせる力。
せ‐ろ【夫ろ・兄ろ】
(上代東国方言)(→)「せな」に同じ。万葉集14「かなしけ―に人さへ寄すも」
せ‐ろ【世路】
世渡りの路。せいろ。
セロ【cello】
〔音〕(→)チェロに同じ。
せろ
(上代東国方言)サ変動詞スの命令形。せよ。しろ。万葉集14「あど―とかもあやにかなしき」
ゼロ【zero】
①(数の)零れい。
②零点。零度。
③(数・量・価値などが)全く無いこと。皆無。「―からの出発」
ゼロ‐エミッション【zero emission】
(emissionは「排出」の意)資源の使用効率を高め、廃棄物がゼロになることをめざすという構想。1995年、国連大学が提唱。
せ‐ろく【世禄】
⇒せいろく
ゼロ‐クーポン‐さい【ゼロクーポン債】
(zero-coupon bond)クーポン‐レート(表面金利)がゼロの割引債。海外で発行されている長期の外貨建て債券。
ゼログラフィー【xerography】
電子写真による複写の一方式。
ゼロ‐ゲーム【zero game】
全敗試合。零敗試合。
ゼロさい‐じ【ゼロ歳児】
生後1年未満の子供。乳児。
ゼロサム【zero-sum】
合計すると差し引きゼロになること。
⇒ゼロサム‐ゲーム【zero-sum game】
⇒ゼロサム‐しゃかい【ゼロサム社会】
ゼロサム‐ゲーム【zero-sum game】
ゲームの理論のモデルの一つ。各プレーヤーに配分される利得の和が常に0となるゲーム。零和れいわゲーム。
⇒ゼロサム【zero-sum】
ゼロサム‐しゃかい【ゼロサム社会】‥クワイ
(zero-sum society)経済成長が停止して、ある人の取り分が増えると他の人の取り分が小さくなるような社会。レスター=サロー(Lester C. Thurow1938〜)の著「ゼロサム社会」による。
⇒ゼロサム【zero-sum】
ゼロ‐シーリング
(和製語zero ceiling)各省庁からの予算概算要求を、前年度予算額と同額とすること。→マイナス‐シーリング
ゼロ‐せん【零戦】
零れい式艦上戦闘機の通称。太平洋戦争当時、日本海軍の主力戦闘機。堀越二郎設計。皇紀2600年(1940)に制式化されたことに因む称。
南太平洋上空の零戦編隊 1943年
提供:毎日新聞社
セロソルブ【Cellosolve】
分子式HOH2CCH2OC2H5 エチレン‐グリコール‐モノエチルエーテル(EGM)の商標名。無色の液体。塗料の溶剤、半導体の洗浄剤などに用いる。胎児毒性・催奇形性がある。
ゼロックス【Xerox】
ゼログラフィー方式による複写機。商標名。
せろっぽう【千六本】
センロッポンの転。狂言、俄道心「また―に刻むか」
セロテープ
セロファンでできた接着テープの商標名。
セロトニン【serotonin】
神経伝達物質の一種。脳・脾臓・胃腸・血小板に多く含まれ、平滑筋の収縮、血管収縮、止血、脳における神経伝達、松果体でのメラトニン合成などに作用し、また脳の活動をたかめるといわれる。トリプトファンから合成される。5‐ヒドロキシ‐トリプタミン。
セロファン【cellophane フランス】
ビスコースを細長い隙間より凝固液中に押しだして製する、透明の薄いフィルム状のもの。包装材料などに用いる。もと商品名。セロハン紙。
ゼロ‐メートル‐ちたい【ゼロメートル地帯】
海抜0メートル以下の低地帯。特に、地下水の過剰汲上げなどにより地盤の沈下した場合をいう。東京都江東区の荒川(荒川放水路)沿いの地域など。
セロリ【celery】
セリ科の一年生または二年生葉菜。ユーラシア温帯に広く分布する野生種に起源。16世紀末、朝鮮出兵の際に加藤清正が持ち帰ったといわれ、清正人参の名がある。全草に芳香・甘味があり、食用。セロリー。セルリー。オランダミツバ。
せ‐ろん【世論】
世間一般の論。せいろん。→輿論よろん。
⇒せろん‐ちょうさ【世論調査】
せろん‐ちょうさ【世論調査】‥テウ‥
ある数の人々を選んでその意見を尋ね、集団や社会の世論を調べること。
⇒せ‐ろん【世論】
せ‐わ【世話】
①通俗のことば。日常語。口語。天草本平家物語扉紙「―に和らげたる平家の物語」
②世間のうわさ。世人の言いぐさ。狂言、鐘の音「誠に―にも建長寺の庭を鳥箒ではいた様なと申すが」。日葡辞書「セワ。即ち、セケンニハヤルコトバ」
③現代的・日常的または庶民的なこと。「―狂言」
④(人のためにことばをさしはさむ意からか。一説にセワシイ(忙)のセワからかという)人のために尽力すること。面倒をみること。また、面倒をかけること。手数。「就職の―をする」「仕事を―する」「大きなお―だ」
⇒世話がない
⇒世話が焼ける
⇒世話に砕ける
⇒世話になる
⇒世話をかく
⇒世話をかける
⇒世話を焼く
⇒世話を病む
せわ‐がたき【世話敵】
歌舞伎の役柄。世話物に登場する敵役。

せり‐やき【芹焼】🔗⭐🔉
せり‐やき【芹焼】
芹を油でいため、鳥肉などとともに石の上や鍋で煮た料理。〈[季]冬〉。「―やすそわの田井の初氷」(芭蕉)
せりょう【芹生】🔗⭐🔉
せりょう【芹生】
(セリフの転)京都市左京区大原の西方の地の古称。山家集「大原は―を雪の道にあけて」
[漢]芹🔗⭐🔉
芹 字形
〔艹部4画/7画/人名/2260・365C〕
〔音〕キン(漢)
〔訓〕せり
[意味]
水辺に生える草の名。せり。「献芹・洋芹」

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