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おち‐ば【落葉】🔗🔉

おち‐ば落葉】 ①散り落ちた葉。特に、晩秋から冬にかけて散る落葉樹の葉。〈[季]冬〉。「―焚き」 ②おとしだね。落胤らくいん。源氏物語常夏「朝臣や、さやうの―をだにひろへ」 ③落葉色の略。 ⇒おちば‐いろ【落葉色】 ⇒おちば‐ごろも【落葉衣】 ⇒おちば‐たき【落葉焚き】 ⇒おちば‐ぶね【落葉船】

おちば‐いろ【落葉色】🔗🔉

おちば‐いろ落葉色】 枯れた落葉の色。茶に黄赤をおびた色。 ⇒おち‐ば【落葉】

おちば‐ごろも【落葉衣】🔗🔉

おちば‐ごろも落葉衣】 ①木の間をもれる月光などが衣の上にさして、落葉を散らした模様に見えるもの。 ②落葉の散りかかった衣。 ⇒おち‐ば【落葉】

おちばしゅう【落葉集】‥シフ🔗🔉

おちばしゅう落葉集‥シフ (「松の葉」にもれた歌を集めた意)流行歌や歌舞伎歌の集。大木扇徳編。7巻。1704年(宝永1)刊。絵入松の落葉。

おちば‐たき【落葉焚き】🔗🔉

おちば‐たき落葉焚き】 落葉を集めて燃やすこと。〈[季]冬〉 ⇒おち‐ば【落葉】

おちば‐ぶね【落葉船】🔗🔉

おちば‐ぶね落葉船】 水面の落葉を船に見立てていう語。 ⇒おち‐ば【落葉】

から‐まつ【唐松・落葉松】🔗🔉

から‐まつ唐松・落葉松】 マツ科の落葉高木。日本の中部山地に特産。東日本で広く植林される。高さは20メートルに達する。5月頃単性花を開く。雌雄同株。卵形の球果を結ぶ。材は樹脂に富み、耐久・耐湿性があり、家屋の土台や電柱・鉄道枕木・屋根板・船舶に用いる。樹皮はタンニンを含み染料にする。フジマツ。ニッコウマツ。 からまつ ⇒からまつ‐そう【唐松草】

らく‐よう【落葉】‥エフ🔗🔉

らく‐よう落葉‥エフ ①植物の葉の落ちること。また、その落ちた葉。葉柄のつけ根に離層が生じて離れるが、普通落葉に先立ち、葉緑素が分解し、紅葉・黄葉を生じる。おちば。 ②薫物たきものの一種。沈香じんこう・麝香じゃこう・蘇合香などを煉り合わせたもの。 ③本の落丁らくちょう。落紙。 ⇒らくよう‐きこん【落葉帰根】 ⇒らくよう‐じゅ【落葉樹】 ⇒らくよう‐しょう【落葉松】

らくよう‐きこん【落葉帰根】‥エフ‥🔗🔉

らくよう‐きこん落葉帰根‥エフ‥ どんなに地上高い樹の葉でも、いずれは地に落ち根に帰ること。人は最後には故郷へ帰るものであるということ。 ⇒らく‐よう【落葉】

らくよう‐じゅ【落葉樹】‥エフ‥🔗🔉

らくよう‐じゅ落葉樹‥エフ‥ 秋、または乾季の始めに葉が落ち、翌春または次の雨季に新葉の萌え出る樹木。大部分は広葉樹で温帯に多い。紅葉・黄葉の美しいものがある。落葉木おちばぎ・らくようぼく。↔常緑樹。→夏緑樹林→雨緑樹林⇒らく‐よう【落葉】

らくようしゅう【落葉集】‥エフシフ🔗🔉

らくようしゅう落葉集‥エフシフ 1598年(慶長3)に日本イエズス会が長崎学林で刊行した漢字字書。1冊。いろは順に漢語を配列し、各語の右左に音訓を区別して示す。1672字1万1823語を収め、濁点・半濁点をも付するなど資料的価値は高い。

らくよう‐しょう【落葉松】‥エフ‥🔗🔉

らくよう‐しょう落葉松‥エフ‥ (→)カラマツの別称。 ⇒らく‐よう【落葉】

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