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さそり【蠍】🔗🔉

さそり】 クモ綱サソリ目の節足動物の総称。体長約3〜18センチメートル。体は頭胸部と腹部とに分かれ、腹部の後半は細く尾状となり、端に毒針をもつ。アフリカ・メキシコなどに分布する数種は毒性が強く、人命にかかわるものもある。口部の近くに鋏角があり、歩脚は4対。常に日光を避けて乾燥した樹皮下や材木の隙間などにすみ、夜間に行動。温帯・熱帯に分布し、全世界に約1600種。日本では八重山諸島や小笠原等にマダラサソリ・ヤエヤマサソリの2種がいるが、毒性は弱い。〈[季]夏〉。〈書言字考節用集〉 やえやまさそり サソリ 提供:東京動物園協会 ⇒さそり‐ざ【蠍座】 ⇒さそり‐もどき【蠍擬】

さそり‐ざ【蠍座】🔗🔉

さそり‐ざ蠍座】 (Scorpius ラテン)黄道上の第9星座。天秤座の東、射手座の西にある。首星はアンタレス。盛夏の夕刻に地平近く南中。 蠍座 ⇒さそり【蠍】

さそり‐もどき【蠍擬】🔗🔉

さそり‐もどき蠍擬】 クモ綱サソリモドキ目の節足動物の総称。サソリに似るが、尾は糸状で細く毒針がない。体長20〜80ミリメートル。体は褐色ないし黒色。夜行性で地上を徘徊して昆虫を捕食、昼間は森の石の下などに潜む。危険を感じると肛門近くの分泌腺から酢酸が主成分の液を噴射する。世界の熱帯・亜熱帯地域に約90種、日本に2種分布する。鞭蠍むちさそり。墓虫はかむし。尻尾虫しりおむし。酢虫すむし⇒さそり【蠍】

[漢]蠍🔗🔉

 字形 〔虫部13画/19画/7424・6A38〕 〔音〕カツ(慣) ケツ(漢) 〔訓〕さそり [意味] 毒虫の名。さそり。「蛇蠍だかつ

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