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広辞苑の検索結果 (4)
さそり【蠍】🔗⭐🔉
さそり【蠍】
クモ綱サソリ目の節足動物の総称。体長約3〜18センチメートル。体は頭胸部と腹部とに分かれ、腹部の後半は細く尾状となり、端に毒針をもつ。アフリカ・メキシコなどに分布する数種は毒性が強く、人命にかかわるものもある。口部の近くに鋏角があり、歩脚は4対。常に日光を避けて乾燥した樹皮下や材木の隙間などにすみ、夜間に行動。温帯・熱帯に分布し、全世界に約1600種。日本では八重山諸島や小笠原等にマダラサソリ・ヤエヤマサソリの2種がいるが、毒性は弱い。〈[季]夏〉。〈書言字考節用集〉
やえやまさそり
サソリ
提供:東京動物園協会
⇒さそり‐ざ【蠍座】
⇒さそり‐もどき【蠍擬】
サソリ
提供:東京動物園協会
⇒さそり‐ざ【蠍座】
⇒さそり‐もどき【蠍擬】
さそり‐もどき【蠍擬】🔗⭐🔉
さそり‐もどき【蠍擬】
クモ綱サソリモドキ目の節足動物の総称。サソリに似るが、尾は糸状で細く毒針がない。体長20〜80ミリメートル。体は褐色ないし黒色。夜行性で地上を徘徊して昆虫を捕食、昼間は森の石の下などに潜む。危険を感じると肛門近くの分泌腺から酢酸が主成分の液を噴射する。世界の熱帯・亜熱帯地域に約90種、日本に2種分布する。鞭蠍むちさそり。墓虫はかむし。尻尾虫しりおむし。酢虫すむし。
⇒さそり【蠍】
[漢]蠍🔗⭐🔉
蠍 字形
〔虫部13画/19画/7424・6A38〕
〔音〕カツ(慣) ケツ(漢)
〔訓〕さそり
[意味]
毒虫の名。さそり。「蛇蠍だかつ」
〔虫部13画/19画/7424・6A38〕
〔音〕カツ(慣) ケツ(漢)
〔訓〕さそり
[意味]
毒虫の名。さそり。「蛇蠍だかつ」
大辞林の検索結果 (4)
さそり【蠍】🔗⭐🔉
さそり [0] 【蠍】
クモ形綱サソリ目の節足動物の総称。体長は25ミリメートルから20センチメートルまで種類により異なる。体は,短い頭胸部と,多くの関節に分かれる腹部から成る。腹部の後方は細く尾状になり,先端に毒針がある。触肢はカニのはさみのようになり,胸部に四対の脚がある。毒虫として有名。熱帯・亜熱帯に多く,約六〇〇種が知られ,日本には八重山・宮古・小笠原諸島に二種が分布。
蠍
[図]
[図]
さそり-ざ【蠍座】🔗⭐🔉
さそり-ざ [0] 【蠍座】
〔(ラテン) Scorpius〕
七月下旬の宵に南中する南天の S 字形の星座。古くは黄道十二宮の天蝎(テンカツ)に相当した。ギリシャ神話では,巨人オリオンを刺し殺したサソリを形どる。アルファ星アンタレスは色が赤く,サソリの心臓にたとえられる。
さそり-もどき【蠍擬】🔗⭐🔉
さそり-もどき [4] 【蠍擬】
クモ形綱サソリモドキ目の節足動物の総称。体長4センチメートル内外。触肢が大きなはさみになり,一見サソリに似るが,尾部が細い鞭(ムチ)状となる。毒はないが,外敵に襲われると悪臭のある液体を放出する。熱帯を中心に約七〇種が知られ,日本にも九州と沖縄に一種が生息する。
さそり【蠍】(和英)🔗⭐🔉
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