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ふくさ【袱紗・帛紗・服紗】🔗🔉

ふくさ袱紗・帛紗・服紗】 ①糊をひかない絹布で、表裏同色に縫ったもの。枕草子282「狩衣は、香染の薄き、白き、―」 ②表裏二枚合わせ、または一枚物で方形に作った絹布。進物の上に掛け、または物を包むのに用いる。掛袱紗。袱紗物。 ③茶の湯で、茶器の塵ちりを払い、または茶碗を受ける縦横27センチメートルに29センチメートルほどの絹布。茶袱紗。 ⇒ふくさ‐おび【袱紗帯】 ⇒ふくさ‐さばき【袱紗捌き】 ⇒ふくさ‐づつみ【袱紗包】 ⇒ふくさ‐もの【袱紗物】 ⇒ふくさ‐りょうり【袱紗料理】

ふくさ‐おび【袱紗帯】🔗🔉

ふくさ‐おび袱紗帯】 縮緬ちりめん類の柔らかい絹布で作った女帯。歌舞伎、小袖曾我薊色縫「―部屋着の女郎形なりにて」 ⇒ふくさ【袱紗・帛紗・服紗】

ふくさ‐さばき【袱紗捌き】🔗🔉

ふくさ‐さばき袱紗捌き】 茶の湯で、袱紗の扱い方。 ⇒ふくさ【袱紗・帛紗・服紗】

ふくさ‐づつみ【袱紗包】🔗🔉

ふくさ‐づつみ袱紗包】 袱紗に包むこと。また、包んだもの。 ⇒ふくさ【袱紗・帛紗・服紗】

ふくさ‐もの【袱紗物】🔗🔉

ふくさ‐もの袱紗物】 ①(→)「ふくさ」2に同じ。南方録5「―をたたみて敷くがよし」 ②袱紗に包んだもの。ふくさづつみ。浄瑠璃、山崎与次兵衛寿の門松「袂の内の―」 ⇒ふくさ【袱紗・帛紗・服紗】

ふくさ‐りょうり【袱紗料理】‥レウ‥🔗🔉

ふくさ‐りょうり袱紗料理‥レウ‥ 儀式的な本膳料理を略式にした、味覚を楽しませるための料理。江戸時代では本膳料理のあとなどに供した。これが現在の会席料理に発展したと言われる。 ⇒ふくさ【袱紗・帛紗・服紗】

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