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ほう‐し【褒詞】🔗🔉

ほう‐し褒詞】 ほめることば。「大臣から―を賜る」

ほう‐し【褒賜】🔗🔉

ほう‐し褒賜】 ほめて物を賜ること。また、その物。

ほうじ【褒姒】🔗🔉

ほうじ褒姒】 周の幽王の寵妃。褒国(陝西勉県にあった姒姓の国)から献上され、申后に代わって后となる。容易に笑わず、王が何事もないのに烽火を挙げて諸侯を集めたのを見て初めて笑った。のち申后の父申侯が周を攻めた時、烽火を挙げたが諸侯が集まらず、王は殺され、褒姒は捕虜にされたという。

ほう‐じ【褒辞】🔗🔉

ほう‐じ褒辞】 ほめることば。褒詞。

ほう‐しょう【褒称】🔗🔉

ほう‐しょう褒称】 ほめたたえること。

ほう‐しょう【褒章】‥シヤウ🔗🔉

ほう‐しょう褒章‥シヤウ すぐれた行いや業績を表彰するために栄典として授与する褒賞の記章。褒章条例は紅綬・緑綬・黄綬・紫綬・藍綬・紺綬の6種を定めている。

ほう‐しょう【褒賞】‥シヤウ🔗🔉

ほう‐しょう褒賞‥シヤウ ①ほめること。ほめたたえること。 ②ほめる意を表すために与える品。褒美。

ほう‐じょう【褒状】‥ジヤウ🔗🔉

ほう‐じょう褒状‥ジヤウ ほめことばをしるした文書。賞状。「―を呈する」

ほう・す【褒す】🔗🔉

ほう・す褒す】 〔他サ変〕 ほめたたえる。史記抄「世間にこの様なことが稀なほどに別して―・するぞ」

ほう‐び【褒美】🔗🔉

ほう‐び褒美】 ①ほめること。 ②ほめて与えるもの。賞与。褒賞。「ご―にこれをあげよう」

ほう‐へん【褒貶】🔗🔉

ほう‐へん褒貶】 ①ほめることとけなすこと。「毀誉きよ―」 ②「褒貶の歌合うたあわせ」の略。一座の者が人々の作った歌をその場で批評する歌合。太平記30「―の短冊取出し」

ほう‐よ【褒誉】🔗🔉

ほう‐よ褒誉】 ほめること。また、ほまれ。

ほう‐よう【褒揚】‥ヤウ🔗🔉

ほう‐よう褒揚‥ヤウ ほめあげること。奨励のためほめたてること。

ほ・む【誉む・褒む】🔗🔉

ほ・む誉む・褒む】 〔他下二〕 ⇒ほめる(下一)

ほめ‐ことば【誉め言葉・褒め詞】🔗🔉

ほめ‐ことば誉め言葉・褒め詞】 ①ほめて言うことば。 ②歌舞伎で演技が高潮に達した時、または俳優が最初に登場した時に、しばらく劇の進行を中止し、定められた観客が花道に立って、俳優をほめる言葉を述べること。また、その言葉。俳優はすべて舞台に平伏。また、客席から一般の観客が俳優の屋号などを呼び、声援すること。

ほめ‐もの【褒め物・褒め者】🔗🔉

ほめ‐もの褒め物・褒め者】 ①多くの人がほめるもの。狂言、富士松「路次すがら人の―に致しました」 ②多くの人がほめる人。ほめられ者。「あの子は近所の―だ」

ほ・める【誉める・褒める】🔗🔉

ほ・める誉める・褒める】 〔他下一〕[文]ほ・む(下二) (ホは穂(秀)。傑出して秀れていると認める意) ①祝う。ことほぐ。祝福する。万葉集20「真木柱―・めて造れる殿のごといませ母刀自面おめかはりせず」 ②物事を評価し、よしとしてその気持を表す。たたえる。賞讃する。万葉集4「黒木とり草も刈りつつ仕へめど勤いそしき奴わけと―・めむともあらず」。天草本平家物語「清盛これを聞いて、ようこそしたれと―・められた」。「子供を―・める」

[漢]褒🔗🔉

 〔亠部13画〕 ⇒衣部

[漢]褒🔗🔉

 字形  筆順 〔衣(衤)部9画/15画/常用/4311・4B2B〕 〔音〕ホウ(漢) 〔訓〕める [意味] ほめる。よい評価を与える。「褒貶ほうへん・褒美・過褒」 [解字] 形声。「衣」+音符「保」(=外がわからつつむ)。からだをつつむ着物の意。「報」に当てて、お返しをする意に用いる。悪事にむくいるのが「報」、善行にむくいるのが「褒」。[襃]は異体字。

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