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まけ【設け】🔗🔉

まけ設け】 あらかじめ用意すること。また、用意したもの。

もうけ【設け・儲け】マウケ🔗🔉

もうけ設け・儲けマウケ ①設けること。準備。用意。源氏物語若菜下「あまたの舞の―をせさせ給ふ」 ②馳走の用意。ごちそう。古今和歌集「―などしたりけれど」 ③食物。徒然草「一鉢の―、あかざのあつ物」 ④《儲》得とく。利益。利潤。〈日葡辞書〉。「―が少ない」 ⇒もうけ‐がしら【儲け頭】 ⇒もうけ‐ぐち【儲け口】 ⇒もうけ‐しごと【儲け仕事】 ⇒もうけ‐どの【儲殿】 ⇒もうけ‐の‐きみ【儲けの君】 ⇒もうけ‐の‐みや【儲けの宮】 ⇒もうけ‐ぶね【儲け船】 ⇒もうけ‐もの【儲け物】 ⇒もうけ‐やく【儲け役】

もう・ける【設ける・儲ける】マウケル🔗🔉

もう・ける設ける・儲けるマウケル 〔他下一〕[文]まう・く(下二) ①前もって準備する。前もって用意する。万葉集18「渡守舟も―・けず橋だにも渡してあらば」。大鏡道隆「石杖ばかりにてまことしき弓矢までは―・けさせ給はず」 ②そなえてこしらえる。設置する。しつらえる。源氏物語手習「中宿りをぞ―・くべかりける」。「事務所を―・ける」「基準を―・ける」「酒席を―・ける」「口実を―・けて断る」 ③人を用意する。ゆかりのある人を作る。源氏物語帚木「ふつつかなる後見―・けて、かくあなづり給ふなめり」 ④《儲》子供を得る。身に持つ。源氏物語紅梅「今の御腹にぞ男君一人―・け給へる」。平家物語11「いかなる人の腹に公達を―・け給ふとも」。「1男2女を―・ける」 ⑤《儲》利益を(思いがけなく)得る。得をする。源平盛衰記34「正直にては能よき馬は―・くまじかりけりと狂言して」。徒然草「三百貫の物をまづしき身に―・けてかくはからひける」。「株で―・ける」「近道して5分―・ける」 ⑥思いがけなく病気などにかかる。徒然草「この世にはあやまち多く、財を失ひ、病を―・く」

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