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せ・める【責める】🔗⭐🔉
せ・める【責める】
〔他下一〕[文]せ・む(下二)
(「攻める」と同源)
①相手の過失や非行などをとがめる。なじる。万葉集11「あしひきの山沢ゑぐを摘みに行かむ日だにも逢はむ母は―・むとも」。「罪を―・める」
②苦しめる。悩ます。古今和歌集雑体「冬は霜にぞ―・めらるる」
③うながす。せき立てる。せがむ。源氏物語帚木「頭の君まめやかにおそしと―・め給へば」。「子に―・められて買う」
④はげしく追及する。拷問する。万葉集11「師歯迫山しわせやま―・めて問ふとも汝が名は告らじ」。今昔物語集16「しばしは落ちざりけれども―・めて問ひければ、遂にありのままに云ひけり」
⑤一所懸命につとめる。沙石集2「行人の一人ありけるが、殊に至誠心を凝らして、頭より黒煙を立て、…一時ばかり―・めて」。三冊子「―・めず心をこらさざる者、誠の変化を知るといふ事なし」
⑥馬を乗りならす。狂言、膏薬煉「名馬を―・めさせられしに」
○責めを負うせめをおう
罪や不始末・不祥事について責任をとる。
⇒せめ【責め】
○責めを塞ぐせめをふたぐ
一応責任を果たす。
⇒せめ【責め】
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