複数辞典一括検索+![]()
![]()
○釈迦に説法しゃかにせっぽう🔗⭐🔉
○釈迦に説法しゃかにせっぽう
よく知っている者になお教えること。説く必要のないたとえ。「釈迦に説経」「釈迦に経」とも。
⇒しゃか【釈迦】
しゃか‐にない【釈迦担い】‥ニナヒ
仏像を背負うように、棺に納めた死骸を後ろ向きに背負うこと。行倒れの死人を片付ける作法。浄瑠璃、女殺油地獄「いつそ行倒れの―が、ましでおぢやるは」
⇒しゃか【釈迦】
しゃか‐にょらい【釈迦如来】
釈迦牟尼の尊称。
⇒しゃか【釈迦】
しゃか‐ねんぶつ【釈迦念仏】
①釈迦牟尼仏の名号みょうごうを唱えて成仏を祈る儀式。
②(→)千本念仏2の別称。
⇒しゃか【釈迦】
ジャガ‐バタ
加熱したジャガいもにバターを落とした料理。
⇒ジャガ
しゃか‐はっそう【釈迦八相】‥サウ
〔仏〕釈迦牟尼がこの世に現れて衆生しゅじょうに示した八種の相。降兜率ごうとそつ・入胎・住胎・出胎・出家・成道・転法輪・入滅。または、住胎のかわりに、出家のあとに降魔ごうまを入れる。八相。八相成道。
⇒しゃか【釈迦】
しゃかはっそう‐やまとぶんこ【釈迦八相倭文庫】‥サウ‥
合巻ごうかん。58編232冊。万亭応賀作。歌川豊国(初代)・歌川国貞・河鍋暁斎画。1845〜71年(弘化2〜明治4)刊。釈尊が一代に示現した八相を平易な読物に翻案したもの。
⇒しゃか【釈迦】
しゃ‐かぶり【しゃ冠】
(シャは接頭語)冠をののしっていう語。平家物語1「―うちおとせ」
しゃか‐ほう【釈迦法】‥ホフ
密教で、釈迦如来を本尊として息災などを祈願する修法しゅほう。
⇒しゃか【釈迦】
しゃがま・る
〔自四〕
しゃがむ。狂言、野老ところ「よき所にこそ―・りたれ」
しゃがみ‐こ・む【しゃがみ込む】
〔自五〕
しゃがんでしまう。「落胆のあまり、その場に―・んだ」
しゃが・む
〔自五〕
うずくまる。かがむ。鹿の子餅「持ち出す道具うけとる手筈で―・んでゐたり」。「道端に―・む」
しゃか‐むに【釈迦牟尼】
(梵語Śākyamuni 「牟尼」は聖者の意)仏教の開祖。インドのヒマラヤ南麓のカピラ城のシュッドーダナ(浄飯王じょうぼんのう)の子。母はマーヤー(摩耶まや)。姓はゴータマ(瞿曇くどん)、名はシッダールタ(悉達多しったるた)。生老病死の四苦を脱するために、29歳の時、宮殿を逃れて苦行、35歳の時、ブッダガヤーの菩提樹下に悟りを得た。その後、マガダ・コーサラなどで法を説き、80歳でクシナガラに入滅。その生没年代は、前566〜486年、前463〜383年など諸説がある。シャーキヤ=ムニ。釈尊。釈迦牟尼仏。
⇒しゃか【釈迦】
しゃか‐もん【釈迦文】
釈迦牟尼の古い訳語。
⇒しゃか【釈迦】
しゃから‐りゅうおう【娑竭羅竜王・娑伽羅竜王】‥ワウ
(サカラリュウオウとも。梵語Sāgara 鹹海と訳す)八大竜王の一つ。法華経の会座えざに列したという護法の竜神。請雨法の本尊。
ジャカランダ【Jacaranda ラテン】
ノウゼンカズラ科の一属。熱帯アメリカ原産。ブラジル産の一種は、高さ10余メートルの落葉高木。大形の2回羽状複葉を対生。春、枝端に大きな円錐花序を出し、青紫色で長鐘形の美花を多数つける。熱帯地方で街路樹や庭樹として広く栽培。ハカランダ(スペイン語読み)。
しゃかりき
躍起になって物事をするさまをいう俗語。「―になって働く」
ジャカルタ【Jakarta】
インドネシア共和国の首都。ジャワ島の北西海岸に位置し、外港タンジョンブリオクを擁する港湾都市。同国の商工業・金融業の中心。人口864万(2003)。古称ジャカトラ(ジャガタラ)。オランダ領時代の旧称バタヴィア。
しゃがれ‐ごえ【嗄れ声】‥ゴヱ
かすれた声。しわがれごえ。
しゃが・れる【嗄れる】
〔自下一〕
(シワガレルの転)声がかすれる。
しゃ‐かん【左官】‥クワン
⇒さかん
しゃ‐かん【車間】
前後して走行する自動車の間。
⇒しゃかん‐きょり【車間距離】
しゃ‐かん【舎監】
寄宿舎の監督者。
しゃ‐がん【砂岩】
⇒さがん
しゃ‐がん【斜眼】
①やぶにらみ。
②よこめ。
しゃ‐がん【赭顔】
あからがお。
じゃ‐かん【蛇管】‥クワン
①吸熱・放熱の面積を大きくするために螺旋らせん状になっている管。
②ホース。
しゃかん‐きょり【車間距離】
走行中の車両が、その車両の直前を走る車両が急に停止しても追突を避けることができるように保つ距離。「―をとる」
⇒しゃ‐かん【車間】
しゃがん‐とう【遮眼灯】
(相手の眼をさえぎるようにしたからいう)強盗提灯がんどうぢょうちんの別称。
しゃ‐き【社旗】
会社のしるしの旗。
しゃ‐き【車騎】
兵車と騎馬。また、車馬にのった兵。
しゃ‐き【射騎】
弓術と馬術。また、射手と騎手。射御。
⇒しゃき‐でん【射騎田】
しゃ‐き【斜暉】
ななめにさす夕日の光。ゆうひ。いりひ。斜陽。斜照。
しゃ‐ぎ【射儀】
射芸の儀式。
しゃ‐ぎ【謝儀】
謝意を表す礼儀。また、そのための贈物。謝礼。
じゃ‐き【邪気】
①病気などを起こす悪い気。悪気。太平記23「俄かに―に侵され、身心悩乱して」。「―を払う」
②悪意。「―のない人」
③もののけ。古今著聞集1「はじめ歩みきたりつるものは―なり」
④風邪。感冒。
じゃ‐き【邪鬼】
①邪悪な鬼。たたりをする悪神。
②妖怪。怨霊おんりょう。
シャギー【shaggy】
ざっくり織った、毛足の長い織物。
⇒シャギー‐カット【shaggy cut】
ジャギー【jaggy】
コンピューターで、画面に表示した文字・図形などの縁にできるぎざぎざのこと。
シャギー‐カット【shaggy cut】
毛先をそろえずにそぎ切りにし、見た目の量感をおさえた髪形。また、そのような切り方。
⇒シャギー【shaggy】
しゃき‐しゃき
①歯ぎれよく物をかんだり切りさいたりする時の音。
②物事を手早くするさま。てきぱき。
じゃき‐じゃき
食物にまじった砂をかんだり、鋏はさみなどで物を切ったりする時の音。
しゃきっ‐と
〔副〕
①適度の張りがあって歯切れ・感触が快いさま。「―した歯ごたえ」
②姿勢・態度・気持が引き締まって快い生気が感じられるさま。「シャワーを浴びて―する」
しゃき‐でん【射騎田】
奈良・平安時代、射騎奨励のため、諸衛府の用にあてた不輸租田。射田じゃでん。
⇒しゃ‐き【射騎】
しゃ‐ぎぬ【紗衣】
紗で仕立てた衣服。
しゃき‐ば・る
〔自四〕
こわばる。堅くなる。痙攣けいれんして硬直する。浄瑠璃、義経千本桜「虫が知らして―・つたものであろ」
しゃ‐きゃく【斜脚】
光や雨が斜めにそそぐさま。また、その光や雨。和漢朗詠集「―は暖風の先づ扇ぐ処」
しゃ‐きゅう【砂丘】‥キウ
⇒さきゅう
しゃ‐ぎょ【車御】
車にのることと馬を御すること。
しゃ‐ぎょ【射御】
弓術と馬術。射騎。
しゃ‐きょう【写経】‥キヤウ
供養などのため、経文きょうもんを書写すること。また、その書写した経文。
⇒しゃきょう‐し【写経司】
⇒しゃきょう‐し【写経紙】
しゃ‐きょう【舎兄】‥キヤウ
⇒しゃけい。〈日葡辞書〉
しゃ‐きょう【蔗境】‥キヤウ
[晋書文苑伝、顧愷之](顧愷之こがいしが甘蔗(サトウキビ)を食べるごとに、いつも末から根もとに至り、ようやく佳境に入ると言ったという故事から)談話・文章・景色などのだんだん面白くなるところ。佳境。
しゃ‐ぎょう【社業】‥ゲフ
会社の事業。
じゃ‐きょう【邪教】‥ケウ
正しくない宗教。世に害毒をながす宗教。また、その国の社会制度や道徳に反するような宗教。邪宗。↔正教
じゃ‐きょう【邪興】
(ザキョウ(座興)の転)たわむれ。冗談。浄瑠璃、用明天皇職人鑑「母上のお言葉―と思ふか」
じゃ‐ぎょう【蛇形】‥ギヤウ
へびの形。じゃの姿。
しや‐きょうさく【視野狭窄】‥ケフ‥
視野の異常の一種。視野が周辺から狭くなるものをいい、網膜色素変性症・視神経疾患・緑内障などに見られる。
しゃきょう‐し【写経司】‥キヤウ‥
奈良時代、官で写経をさせるために設けた役所。写経所。
⇒しゃ‐きょう【写経】
しゃきょう‐し【写経紙】‥キヤウ‥
写経に用いる紙。ほとんどが染紙で、特に黄紙おうしが多い。紫紙・紺紙には金泥きんでいを用いて書写した。
⇒しゃ‐きょう【写経】
じゃ‐きょく【邪曲】
よこしま。不正。非道。
しゃ‐きょり【射距離】
発射した銃砲弾の、銃砲口から弾着点に至る水平距離。
しゃぎり
①笛だけの囃子はやし。また、それに鉦かね・太鼓を合わせたもの。吾吟我集「精舎には諸行無常となる鐘の―しきりにかはる祇園会」
②(「砂切」とも書く)歌舞伎囃子。一幕の終わるごとに太鼓・大太鼓・笛ではやす鳴物。ただし、最終の幕は打たない。
③民俗芸能では、囃子連中が練って社寺や芸能を行う場に入って来る際にはやす鳴物。
しゃ‐ぎ・る
〔自四〕
①芝居で一幕の終りに、太鼓などを鳴らしてはやす。しゃぎりをする。→しゃぎり。
②大声でわめく。浮世草子、当世芝居気質「力みかへつて顔まつかいに―・つてゐる体」
しゃ‐きん【砂金】
⇒さきん。平家物語3「―一千両」
⇒しゃきん‐せき【砂金石】
⇒しゃきん‐ぶくろ【砂金袋】
しゃ‐きん【謝金】
謝礼に出す金銭。礼金。
しゃきん‐せき【砂金石】
⇒さきんせき。
⇒しゃ‐きん【砂金】
しゃきん‐ぶくろ【砂金袋】
砂金を入れる袋。〈日葡辞書〉
⇒しゃ‐きん【砂金】
しゃく【勺】
①尺貫法における容積の単位。升しょうの100分の1。合の10分の1。約0.018リットル。せき。
②尺貫法における面積の単位。坪(また歩)の100分の1。約0.033平方メートル。せき。
③登山の路程などの100分の1。合の10分の1。
しゃく【尺】
(呉音。漢音はセキ)
①尺貫法における長さの単位。古来用いられ、大尺(高麗尺)・小尺があり、近世には曲尺かねじゃく・鯨尺・呉服尺・享保尺などがあったが、明治以後は曲尺が採用され、1メートルの33分の10と定義された。寸の10倍、丈の10分の1。
②ながさ。たけ。「―が足りない」
③ものさし。さし。「計算―」
⇒尺も短き所あり、寸も長き所あり
⇒尺を打つ
⇒尺を取る
⇒尺を枉げて尋を直くす
しゃく【杓】
ひしゃく。
しゃく【赤】
(呉音。漢音はセキ)赤舌日しゃくぜつにちの略。
Munsell color system: 5R4/14
しゃく【隻】
魚などを数えるのに用いる語。せき。日本霊異記下「鮮あざらけき鯔なよし八―を買ひて」
しゃく【笏】
(字音コツが「骨」に通うのを忌み、長さがほぼ1尺であるところからシャクと呼んだという)束帯着用の際、右手に持って威儀を整えた板片。唐制の手板しゅはんにならう。もとは裏に紙片を貼り、備忘のため儀式次第などを書き記した。今日では衣冠・狩衣・浄衣などにも用いる。令制では五位以上は牙笏げしゃくと規定されたが、延喜式では白木が許容され、以後礼服以外はすべて一位いちい・柊ひいらぎ・桜・榊さかき・杉などの木製となった。長さ1尺3〜5寸、幅上2寸2〜3分、下1寸5分、厚さ2〜3分。さく。〈倭名類聚鈔14〉→束帯(図)
しゃく【酌】
①酒を杯につぐこと。また、酒をついで飲むこと。「お―をする」
②酒を杯につぐ人。特に、酒をつぐのを職業とする女性。
⇒酌を取る
しゃく【釈】
①文意を解きあかすこと。注釈。
②講釈または講釈師の略。
③〔仏〕
㋐釈迦牟尼しゃかむにの略。
㋑釈迦の弟子であることを表すために、僧侶が姓として用いる語。「―道安」
㋒浄土真宗で、死者の法名の上につける語。
しゃく【釈】
姓氏の一つ。
⇒しゃく‐そうえん【釈宗演】
しゃく【錫】
①すず。また、あかがね。赤銅しゃくどう。
②錫杖しゃくじょうの略。「―を引く」
⇒錫を飛ばす
しゃく【爵】
①中国古代の青銅器の一種。3本足の酒器で、祭礼に用いた。殷周代に盛行。さかずき。
爵
②中国の諸侯または臣僚の世襲的身分を表す称号。戦国時代に春秋の諸侯を公・侯・伯・子・男の五等とし、晋以降、清末まで臣僚に五等爵を授けた。
③明治憲法下で、勅旨によって授与された栄典の一種。華族・朝鮮貴族の世襲的階級で、公・侯・伯・子・男の五等。→華族2
しゃく【癪】
①種々の病気によって胸部・腹部に起こる激痛の通俗的総称。さしこみ。浄瑠璃、傾城反魂香「常が―持ちぶらぶらとはしながら」
②腹立ち。いかり。「―の種」
③腹の立つようなことばやことがら。梅暦「そつちはどうもそう―をいふから」。「―な雨だ」
⇒癪に障る
し‐やく【私約】
個人の約束。内証の約束。↔公約
し‐やく【試薬】
(reagent)実験室などで使用する純度の高い化学物質。特定の物質の検出・分析などに用いる。「分析―」
じゃく【若】
若狭国わかさのくにの略。→にゃく(若)
じゃく【弱】
①よわいこと。よわいもの。↔強。
②20歳前後の称。
③切り上げてその数になったことを示す語。実際はその数値よりもすこし少ないこと。「1万人―」↔強
じゃく【寂】
(呉音。漢音はセキ)〔仏〕
①涅槃の異名。栄華物語玉台「有作無作うさむさの諸法の相を見ざるところ、如なり―なり解脱なり」
②(僧の隠語)葬式。
じ‐やく【寺役】
寺の役務。狂言、骨皮「愚僧も最早年寄つて―も大儀ぢや程に」
じ‐やく【持薬】ヂ‥
平生、服用する薬。用心のためいつも持っている薬。
じ‐やく【餌薬】
療養のためのくすり。薬餌。
しゃく‐あく【積悪】
⇒せきあく。〈日葡辞書〉
しゃく‐い【借位】‥ヰ
①古代、位の低い者が仮に位階を授けられること。貴人との謁見、外国派遣、外使接伴などの際に行う。
②勅許を受けるまでの間、国司が仮にその管内の神社に位階を授けること。
しゃく‐い【爵位】‥ヰ
①爵と位。
②爵の階級。福沢諭吉、福翁百話「例へば卓識独立の士と称しながら、人為の―勲章などを身に付け」→爵3
しゃく‐いち【尺一】
①1尺1寸。せきいつ。
②信濃国木曾から出る材木の称。
⇒しゃくいち‐もめん【尺一木綿】
しゃくいち‐もめん【尺一木綿】
輸出向けの幅1尺1寸の白木綿。
⇒しゃく‐いち【尺一】
しゃく・う【杓う】シヤクフ
〔他五〕
汲み取る。すくう。「水を―・う」
ジャクージ【Jacuzzi】
気泡風呂。穴から空気を噴出し、気泡を発生させる。ジャグジー。商標名。
じゃく‐えんき【弱塩基】
一部分しか電離しない塩基。アンモニア・アニリンの類。↔強塩基
じゃくおう‐じ【石王寺】‥ワウ‥
丹波国石(岩)王寺山(今、綾部市内)から産した硯石。黒色で白糸紋がある。
しゃく‐おん【借音】
漢字を、意味に関係なく音だけを借りて日本語の表記に使用すること。「やま(山)」を「夜麻」と書く類。→万葉仮名
じゃくおん‐き【弱音器】
(mute)西洋楽器の音量を弱くし、また音色を変える器具または装置。バイオリンでは櫛形の小片を駒に取りつけ、金管楽器ではその開口部に徳利形・椀形の器具を挿入する。ミュート。ソルディーノ。
しゃく‐が【尺蛾】
シャクガ科のガの総称。小型ないし中型で、体が細く、翅は幅広い。幼虫をシャクトリムシという。
しゃく‐がみ【笏紙】
朝廷の儀式の時、備忘のために儀式の次第を記して、笏の裏面に貼りつけた紙。しゃくし。
しゃくがん‐じゅしん【釈眼儒心】
釈迦牟尼の眼と孔子の心。すなわち慈悲・仁愛の深いこと。
しゃく‐き【爵記】
⇒しゃっき
しゃく‐ぎ【笏木・栐】
笏の用材。飛騨の位山くらいやまに産する一位いちいが有名であった。
しゃく‐ぎ【釈義】
文章などの意義を説きあかすこと。解釈すること。
しゃく‐ぎん【借銀】
銀子ぎんすすなわち金銭を借りること。また、借りた銀子。借金。狂言、胸突「―を負ひ」
しゃく‐けい【借景】
⇒しゃっけい
しゃく‐けん【借券】
⇒しゃっけん
しゃく‐ご【赤後】
赤口しゃっこうの次の日。
じゃく‐ご【著語】ヂヤク‥
禅宗で、公案などに対して、自己の見解を加えて下す短い批評のことば。下語あぎょ。
しゃく‐ごう【綽号】‥ガウ
あだな。綽名。渾名こんめい。
しゃく‐ごう【爵号】‥ガウ
爵の称号。→爵2・3
じゃく‐こう【寂光】‥クワウ
⇒じゃっこう
しゃく‐ざい【借財】
借金。借銭。「巨額の―を負う」
しゃく‐ざし【笏差】
扇を笏のように腰の脇の方によせてさすこと。↔藤差ふじさし
じゃく‐さん【弱酸】
一部分しか電離しない酸。酢酸・硫化水素の類。↔強酸
しゃくさん‐もめん【尺三木綿】
幅1尺3寸の厚地の白木綿。愛知・奈良などから産出。
しゃく‐し【杓子】
①飯または汁などの食物をすくいとる具。頭は小皿のようでこれに柄をつけたもの。古くから木製と貝製とがあり、飯をすくうものを飯匙いいがいと称した。現在はステンレスなどの金属製が多い。しゃもじ。〈色葉字類抄〉
②1の頭のように円くて中凹みの形。
③(杓子を家事の象徴として)主婦の座。
④いが栗の中で、実が入っていない、1の頭の形をした栗。
⑤(飯盛の意)賤妓・私娼の称。しゃくしかけ。
⇒しゃくし‐あたり【杓子当り】
⇒しゃくし‐がい【杓子貝】
⇒しゃくし‐がた【杓子形】
⇒しゃくし‐がほう【杓子果報】
⇒しゃくし‐じょうぎ【杓子定規】
⇒しゃくし‐づら【杓子面】
⇒しゃくし‐な【杓子菜】
⇒しゃくし‐わたし【杓子渡し】
⇒杓子で腹を切る
⇒杓子は耳掻きにならず
しゃく‐し【笏紙】
⇒しゃくがみ
しゃく‐し【釈子】
釈尊の子弟。仏弟子。僧侶。仏徒。
しゃく‐し【釈氏】
①釈尊。
②僧侶。釈門。
しゃく‐し【釈師】
講釈師の略。
しゃく‐じ【石神】
⇒しゃくじん
じゃく‐し【弱子】
①年少の子供。
②体力も気力も弱い子供。
じゃく‐し【弱志】
意志が弱いこと。弱い意志。
じゃく‐し【弱視】
視力の弱いこと。特に眼鏡で矯正し得ないものをいい、機能的弱視(視覚の発達が不全のもの)・社会的弱視(学校教育にあたって特別な措置を必要とするもの)など。
⇒じゃくし‐じ【弱視児】
しゃくし‐あたり【杓子当り】
飯の盛り加減。梅暦「宿場宿場の飯盛さへ―のわりいこちとら」
⇒しゃく‐し【杓子】
ジャグジー
⇒ジャクージ
しゃくし‐がい【杓子貝】‥ガヒ
イタヤガイの別称。
⇒しゃく‐し【杓子】
しゃくし‐がた【杓子形】
杓子のような形。
⇒しゃく‐し【杓子】
しゃくし‐がほう【杓子果報】‥グワ‥
食物をたくさん配分されること。転じて、運にめぐまれること。誹風柳多留拾遺9「大原は―な祭かな」
⇒しゃく‐し【杓子】
しゃく‐しぎ【杓鴫・尺鷸】
シギの一群で、ダイシャクシギ・チュウシャクシギ・コシャクシギのように、嘴くちばしが下方に湾曲したものの総称。海岸に多く、カニやシャコなどを食うのでシャクシギ(シャコシギの転)の名があるという。
じゃくし‐じ【弱視児】
視力の薄弱な児童の総称。矯正両眼視力0.04以上0.3以下のもの、進行性近視で将来視力の衰えるおそれのあるもの、または強度の遠視・乱視、眼疾・奇形のため視力障害が甚だしく、眼が疲労しやすいものをいう。
⇒じゃく‐し【弱視】
しゃくし‐じょうぎ【杓子定規】‥ヂヤウ‥
①(杓子の曲がった柄を定規に利用したところから)正しくない定規ではかること。
②一定の標準で強いて他を律しようとすること。形式にとらわれて応用や融通のきかないこと。「―な考え」「―に解釈する」
⇒しゃく‐し【杓子】
じゃく‐しつ【弱質】
弱い生れつき。
しゃくし‐づら【杓子面】
額とあごとが張り出て真ん中のくぼんだ顔つき。
⇒しゃく‐し【杓子】
②中国の諸侯または臣僚の世襲的身分を表す称号。戦国時代に春秋の諸侯を公・侯・伯・子・男の五等とし、晋以降、清末まで臣僚に五等爵を授けた。
③明治憲法下で、勅旨によって授与された栄典の一種。華族・朝鮮貴族の世襲的階級で、公・侯・伯・子・男の五等。→華族2
しゃく【癪】
①種々の病気によって胸部・腹部に起こる激痛の通俗的総称。さしこみ。浄瑠璃、傾城反魂香「常が―持ちぶらぶらとはしながら」
②腹立ち。いかり。「―の種」
③腹の立つようなことばやことがら。梅暦「そつちはどうもそう―をいふから」。「―な雨だ」
⇒癪に障る
し‐やく【私約】
個人の約束。内証の約束。↔公約
し‐やく【試薬】
(reagent)実験室などで使用する純度の高い化学物質。特定の物質の検出・分析などに用いる。「分析―」
じゃく【若】
若狭国わかさのくにの略。→にゃく(若)
じゃく【弱】
①よわいこと。よわいもの。↔強。
②20歳前後の称。
③切り上げてその数になったことを示す語。実際はその数値よりもすこし少ないこと。「1万人―」↔強
じゃく【寂】
(呉音。漢音はセキ)〔仏〕
①涅槃の異名。栄華物語玉台「有作無作うさむさの諸法の相を見ざるところ、如なり―なり解脱なり」
②(僧の隠語)葬式。
じ‐やく【寺役】
寺の役務。狂言、骨皮「愚僧も最早年寄つて―も大儀ぢや程に」
じ‐やく【持薬】ヂ‥
平生、服用する薬。用心のためいつも持っている薬。
じ‐やく【餌薬】
療養のためのくすり。薬餌。
しゃく‐あく【積悪】
⇒せきあく。〈日葡辞書〉
しゃく‐い【借位】‥ヰ
①古代、位の低い者が仮に位階を授けられること。貴人との謁見、外国派遣、外使接伴などの際に行う。
②勅許を受けるまでの間、国司が仮にその管内の神社に位階を授けること。
しゃく‐い【爵位】‥ヰ
①爵と位。
②爵の階級。福沢諭吉、福翁百話「例へば卓識独立の士と称しながら、人為の―勲章などを身に付け」→爵3
しゃく‐いち【尺一】
①1尺1寸。せきいつ。
②信濃国木曾から出る材木の称。
⇒しゃくいち‐もめん【尺一木綿】
しゃくいち‐もめん【尺一木綿】
輸出向けの幅1尺1寸の白木綿。
⇒しゃく‐いち【尺一】
しゃく・う【杓う】シヤクフ
〔他五〕
汲み取る。すくう。「水を―・う」
ジャクージ【Jacuzzi】
気泡風呂。穴から空気を噴出し、気泡を発生させる。ジャグジー。商標名。
じゃく‐えんき【弱塩基】
一部分しか電離しない塩基。アンモニア・アニリンの類。↔強塩基
じゃくおう‐じ【石王寺】‥ワウ‥
丹波国石(岩)王寺山(今、綾部市内)から産した硯石。黒色で白糸紋がある。
しゃく‐おん【借音】
漢字を、意味に関係なく音だけを借りて日本語の表記に使用すること。「やま(山)」を「夜麻」と書く類。→万葉仮名
じゃくおん‐き【弱音器】
(mute)西洋楽器の音量を弱くし、また音色を変える器具または装置。バイオリンでは櫛形の小片を駒に取りつけ、金管楽器ではその開口部に徳利形・椀形の器具を挿入する。ミュート。ソルディーノ。
しゃく‐が【尺蛾】
シャクガ科のガの総称。小型ないし中型で、体が細く、翅は幅広い。幼虫をシャクトリムシという。
しゃく‐がみ【笏紙】
朝廷の儀式の時、備忘のために儀式の次第を記して、笏の裏面に貼りつけた紙。しゃくし。
しゃくがん‐じゅしん【釈眼儒心】
釈迦牟尼の眼と孔子の心。すなわち慈悲・仁愛の深いこと。
しゃく‐き【爵記】
⇒しゃっき
しゃく‐ぎ【笏木・栐】
笏の用材。飛騨の位山くらいやまに産する一位いちいが有名であった。
しゃく‐ぎ【釈義】
文章などの意義を説きあかすこと。解釈すること。
しゃく‐ぎん【借銀】
銀子ぎんすすなわち金銭を借りること。また、借りた銀子。借金。狂言、胸突「―を負ひ」
しゃく‐けい【借景】
⇒しゃっけい
しゃく‐けん【借券】
⇒しゃっけん
しゃく‐ご【赤後】
赤口しゃっこうの次の日。
じゃく‐ご【著語】ヂヤク‥
禅宗で、公案などに対して、自己の見解を加えて下す短い批評のことば。下語あぎょ。
しゃく‐ごう【綽号】‥ガウ
あだな。綽名。渾名こんめい。
しゃく‐ごう【爵号】‥ガウ
爵の称号。→爵2・3
じゃく‐こう【寂光】‥クワウ
⇒じゃっこう
しゃく‐ざい【借財】
借金。借銭。「巨額の―を負う」
しゃく‐ざし【笏差】
扇を笏のように腰の脇の方によせてさすこと。↔藤差ふじさし
じゃく‐さん【弱酸】
一部分しか電離しない酸。酢酸・硫化水素の類。↔強酸
しゃくさん‐もめん【尺三木綿】
幅1尺3寸の厚地の白木綿。愛知・奈良などから産出。
しゃく‐し【杓子】
①飯または汁などの食物をすくいとる具。頭は小皿のようでこれに柄をつけたもの。古くから木製と貝製とがあり、飯をすくうものを飯匙いいがいと称した。現在はステンレスなどの金属製が多い。しゃもじ。〈色葉字類抄〉
②1の頭のように円くて中凹みの形。
③(杓子を家事の象徴として)主婦の座。
④いが栗の中で、実が入っていない、1の頭の形をした栗。
⑤(飯盛の意)賤妓・私娼の称。しゃくしかけ。
⇒しゃくし‐あたり【杓子当り】
⇒しゃくし‐がい【杓子貝】
⇒しゃくし‐がた【杓子形】
⇒しゃくし‐がほう【杓子果報】
⇒しゃくし‐じょうぎ【杓子定規】
⇒しゃくし‐づら【杓子面】
⇒しゃくし‐な【杓子菜】
⇒しゃくし‐わたし【杓子渡し】
⇒杓子で腹を切る
⇒杓子は耳掻きにならず
しゃく‐し【笏紙】
⇒しゃくがみ
しゃく‐し【釈子】
釈尊の子弟。仏弟子。僧侶。仏徒。
しゃく‐し【釈氏】
①釈尊。
②僧侶。釈門。
しゃく‐し【釈師】
講釈師の略。
しゃく‐じ【石神】
⇒しゃくじん
じゃく‐し【弱子】
①年少の子供。
②体力も気力も弱い子供。
じゃく‐し【弱志】
意志が弱いこと。弱い意志。
じゃく‐し【弱視】
視力の弱いこと。特に眼鏡で矯正し得ないものをいい、機能的弱視(視覚の発達が不全のもの)・社会的弱視(学校教育にあたって特別な措置を必要とするもの)など。
⇒じゃくし‐じ【弱視児】
しゃくし‐あたり【杓子当り】
飯の盛り加減。梅暦「宿場宿場の飯盛さへ―のわりいこちとら」
⇒しゃく‐し【杓子】
ジャグジー
⇒ジャクージ
しゃくし‐がい【杓子貝】‥ガヒ
イタヤガイの別称。
⇒しゃく‐し【杓子】
しゃくし‐がた【杓子形】
杓子のような形。
⇒しゃく‐し【杓子】
しゃくし‐がほう【杓子果報】‥グワ‥
食物をたくさん配分されること。転じて、運にめぐまれること。誹風柳多留拾遺9「大原は―な祭かな」
⇒しゃく‐し【杓子】
しゃく‐しぎ【杓鴫・尺鷸】
シギの一群で、ダイシャクシギ・チュウシャクシギ・コシャクシギのように、嘴くちばしが下方に湾曲したものの総称。海岸に多く、カニやシャコなどを食うのでシャクシギ(シャコシギの転)の名があるという。
じゃくし‐じ【弱視児】
視力の薄弱な児童の総称。矯正両眼視力0.04以上0.3以下のもの、進行性近視で将来視力の衰えるおそれのあるもの、または強度の遠視・乱視、眼疾・奇形のため視力障害が甚だしく、眼が疲労しやすいものをいう。
⇒じゃく‐し【弱視】
しゃくし‐じょうぎ【杓子定規】‥ヂヤウ‥
①(杓子の曲がった柄を定規に利用したところから)正しくない定規ではかること。
②一定の標準で強いて他を律しようとすること。形式にとらわれて応用や融通のきかないこと。「―な考え」「―に解釈する」
⇒しゃく‐し【杓子】
じゃく‐しつ【弱質】
弱い生れつき。
しゃくし‐づら【杓子面】
額とあごとが張り出て真ん中のくぼんだ顔つき。
⇒しゃく‐し【杓子】
広辞苑に「釈迦に説法」で始まるの検索結果 1-1。