複数辞典一括検索+

ながき‐ねぶり【長き眠り】🔗🔉

ながき‐ねぶり長き眠り】 ①長い夜のねむり。迷いが長くさめないたとえ。千載和歌集「―は憂かるべけれど」 ②死ぬこと。永眠。続千載和歌集「―のはてぞ悲しき」

ながき‐やみじ【長き闇路】‥ヂ🔗🔉

ながき‐やみじ長き闇路‥ヂ いつまでも闇夜であること。煩悩ぼんのうのためにいつまでも悟りの開けないことのたとえ。続千載和歌集釈教「―のしるべともなれ」

ながき‐よ【長き夜】🔗🔉

ながき‐よ長き夜】 ①長くて明けるのがおそい夜。特に秋の夜をいう。長夜。〈[季]秋〉。万葉集3「今よりは秋風寒く吹きなむをいかにかひとり―を寝む」 ②いつまでも夜であること。また、そのところ。冥土めいど。よみじ。詞花和歌集「―の苦しきことを思へかし」 ⇒ながきよ‐の‐ゆめ【長き夜の夢】

ながきよ‐の‐ゆめ【長き夜の夢】🔗🔉

ながきよ‐の‐ゆめ長き夜の夢】 凡夫が生死の間に流転して無明むみょうの闇をさまようこと。新古今和歌集哀傷「なほ―にぞありける」 ⇒ながき‐よ【長き夜】

ながき‐わかれ【長き別れ】🔗🔉

ながき‐わかれ長き別れ】 ①長い間のわかれ。後撰和歌集「秋の夜の―を」 ②永久に再び逢えないわかれ。死別。新古今和歌集「これもまた―になりやせむ」

広辞苑長きで始まるの検索結果 1-5