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○門戸を張るもんこをはる🔗⭐🔉
○門戸を張るもんこをはる
①一家を構える。
②住居を壮大にして見えを張る。
③一派を立てる。
⇒もん‐こ【門戸】
もん‐ごん【文言】
文章中の語句。文句。浄瑠璃、用明天皇職人鑑「起請の―に」
もん‐ざい【文才】
(モンサイとも)
①学問(漢学)の才。源氏物語少女「―をまねぶにも」
②文章や文学作品を巧みに作る才能。ぶんさい。天草本平家物語「―に名高き玄恵法印の製作平家物語にしくはあらじ」
もん‐ざい【問罪】
罪を問いただすこと。
⇒もんざい‐の‐し【問罪の師】
もんざい‐の‐し【問罪の師】
罪を問いただすために遣わす軍隊。征伐の軍隊。
⇒もん‐ざい【問罪】
もん‐さく【文作】
即座におかしみある洒落しゃれや地口じぐちをいうこと。また、その文句。好色一代男7「大道に出て―いづれか腰をよらざるはなし」
もん‐さつ【門札】
①家の門などに居住者の氏名を記して掲げる札。門標もんぴょう。標札。
②門の出入りの許可証。門鑑。
もん‐し【門歯】
(口腔の門戸に当たるからいう)上下の顎の前方中央部に生える歯。人では左右各2枚ある。前歯まえば。切歯。→永久歯(図)
もん‐し【悶死】
もだえ死ぬこと。もだえじに。「恨みを残して―する」
もん‐じ【文字】
①言語の伝達手段の一面をにない、一定の約束に従って点・線を組み合わせて、それぞれの言語の意味や音を書き表す符号。表意文字と表音文字の別があり、後者はさらに音節文字と音素文字に区別される。もじ。字。
②字で書き記したもの。文章。「不立ふりゅう―」
⇒もんじ‐しゃ【文字者】
⇒もんじ‐どおり【文字通り】
⇒もんじ‐の‐ごく【文字の獄】
⇒もんじ‐の‐ほうし【文字の法師】
⇒もんじ‐よみ【文字読み】
もんじ‐しゃ【文字者】
文字をよく知っている人。〈日葡辞書〉
⇒もん‐じ【文字】
もん‐した【紋下】
人形浄瑠璃芝居の一座の代表者の称。番付面で、座元の紋所を印した下にその名を書かれたからいう。明治以後は太夫だけでなく、人形遣い・三味線の紋下も出た。櫓下やぐらした。
もんじ‐どおり【文字通り】‥ドホリ
(→)「もじどおり」に同じ。
⇒もん‐じ【文字】
もんじ‐の‐ごく【文字の獄】
中国の諸王朝、特に清代に起こった数々の筆禍事件の総称。異民族出身の清朝は政治に批判的な言辞を筆にした漢人を弾圧、大量に処刑。康
・雍正・乾隆年間(1662〜1796)に甚だしかった。
⇒もん‐じ【文字】
もんじ‐の‐ほうし【文字の法師】‥ホフ‥
教理の学問研究にばかり従っていて、修行悟道の方面を忘れている僧。禅宗から他宗の僧をあざけっていう語。徒然草「―、暗証の禅師たがひに測りて」
⇒もん‐じ【文字】
もん‐しゃ【紋紗】
地文を織り出した紗。
もん‐じゃ【文者】
⇒ぶんじゃ
もん‐じゃ【問者】
①問う人。質問者。
②〔仏〕論義の席上、竪者りっしゃの出した解答に対して問難する人。
③官吏登用試験に応ずる者に論策を質問する人。問頭。
もん‐じゃく【文尺】
(→)文木もんぎに同じ。
もん‐じゃく【文籍】
書籍。書物。ふみ。ぶんせき。源氏物語藤裏葉「―にも家礼といふことあるべくや」
もん‐じゃく【問籍】
(→)名対面なだいめんに同じ。平家物語4「滝口の―も絶えにければ」
もん‐じゃく【悶着】‥ヂヤク
⇒もんちゃく。日葡辞書「モンヂャク。モミツク。即ち、モノヲイロイロニトリアツカウ」
もんじゃ‐やき【もんじゃ焼】
小麦粉をゆるく溶き、具をあまり入れずに、鉄板で焼きながら食べる料理。焼く時に鉄板にたねで字を書いて楽しんだことで「文字焼き」の転という。
もん‐しゅ【門主・門首】
一門の上首。山門の座主、門跡寺の住職など。
もんじゅ【文殊】
(梵語Mañjuśrīの音写「文殊師利」の略)(→)文殊菩薩の略。
⇒もんじゅ‐え【文殊会】
⇒もんじゅ‐どう【文殊堂】
⇒もんじゅ‐の‐ちえ【文殊の智慧】
⇒もんじゅ‐はちじ‐ほう【文殊八字法】
⇒もんじゅ‐ぼさつ【文殊菩薩】
モンジュ【Gaspard Monge】
フランスの数学者。海軍大臣。画法幾何学を創始。また微分方程式におけるモンジュの方法を始める。(1746〜1818)
もん‐じゅう【文集】‥ジフ
①⇒ぶんしゅう。
②(→)「白氏文集はくしもんじゅう」に同じ。源氏物語須磨「―など入れたる箱」
もんじゅう‐しょ【問注所】‥ヂユウ‥
⇒もんちゅうじょ。〈日葡辞書〉
もんじゅ‐え【文殊会】‥ヱ
文殊菩薩の名号みょうごうを唱えて供養する法会。東寺・西寺で、毎年7月8日に行われたものが有名。文殊講。
⇒もんじゅ【文殊】
もんじゅ‐どう【文殊堂】‥ダウ
文殊菩薩を安置した堂。
⇒もんじゅ【文殊】
もんじゅ‐の‐ちえ【文殊の智慧】‥チヱ
すぐれてよい智慧。「三人寄れば―」「槃特はんどくが愚痴も―」
⇒もんじゅ【文殊】
もんじゅ‐はちじ‐ほう【文殊八字法】‥ホフ
密教で、文殊菩薩を本尊とし八字真言を以て息災などを祈願する修法しゅほう。八字文殊。
⇒もんじゅ【文殊】
もんじゅ‐ぼさつ【文殊菩薩】
仏の智慧(般若はんにゃ)を象徴する菩薩で、特に般若経で説かれる。諸菩薩の上首とされ、普賢ふげん菩薩と共に釈迦如来の脇侍で、獅子に乗って仏の左側に侍す。中国の五台山がその聖地として尊信される。法王子。妙吉祥。
文殊菩薩
⇒もんじゅ【文殊】
もん‐じょ【文書】
かきもの。かきつけ。ぶんしょ。もんぞ。宇津保物語藤原君「―にいへるまことにしかあるものなり」→古文書こもんじょ。
⇒もんじょ‐ぶくろ【文書袋】
もん‐じょ【聞書】
除目じもくの宣旨せんじを記載した文書。
もん‐しょいん【紋書院】‥ヰン
七宝しっぽう・麻葉あさのはなどの透かし文様を漉すき入れた書院紙。美濃の産が有名。紋障子紙。紋美濃。→書院紙
もん‐しょう【門牆・門墻】‥シヤウ
①門と牆かき。転じて、かどぐち。家の入口。
②[論語子張]師の門。
③極めて近い所のたとえ。
もん‐しょう【紋章】‥シヤウ
①㋐日本で、家の章しるしとして用いる一定の図柄。天地文・動植物・器物などにかたどった図案が多い。定紋じょうもん。紋所もんどころ。→紋所(表)。
㋑ヨーロッパで、個人や家族などに固有で、一定の規則によって構成された色つきのしるし。エンブレム。
②国家・市町村・学校・会社などの標章として用いるマーク。
⇒もんしょう‐がく【紋章学】
もんしょう【紋章】‥シヤウ
横光利一の小説。1934年作。社会的動揺の中で、敗北を自覚しながら自己の消極的態度を捨て得ない知識人の悲劇を描く。
もん‐じょう【文章】‥ジヤウ
⇒ぶんしょう。
⇒もんじょう‐いん【文章院】
⇒もんじょう‐しょう【文章生】
⇒もんじょう‐どう【文章道】
⇒もんじょう‐とくごうしょう【文章得業生】
⇒もんじょう‐はかせ【文章博士】
もん‐じょう【問状】‥ジヤウ
鎌倉・室町両幕府で、訴訟の場合に被告・証人などに対し答弁を求めるために出した御教書みぎょうしょまたは奉書。といじょう。
もんじょう‐いん【文章院】‥ジヤウヰン
古代、大学寮内にあった紀伝道のための講堂・寄宿舎。文章博士・文章生新設の際に建てられたとする説と菅原清公が建てたとする説とがある。後に、その東曹を大江氏、西曹を菅原氏が管理。1177年(治承元)焼失。北堂。
⇒もん‐じょう【文章】
もんしょう‐がく【紋章学】‥シヤウ‥
紋章の意義・由来・伝統などを研究して系図・祖先などを明らかにする学問。
⇒もん‐しょう【紋章】
もんじょう‐しょう【文章生】‥ジヤウシヤウ
古代、大学寮で紀伝道を学んだ学生がくしょう。平安時代には、擬文章生などから詩賦の試験(省試)に合格した者。
⇒もん‐じょう【文章】
もんじょう‐どう【文章道】‥ジヤウダウ
律令制の大学における紀伝道の別称。中国の史学・文学を学び作文を習う課程。→紀伝道。
⇒もん‐じょう【文章】
もんじょう‐とくごうしょう【文章得業生】‥ジヤウ‥ゴフシヤウ
古代、文章生の中から2名選抜されて、給費生として7年(のち期間は短縮)勉学の後、秀才3の試験(方略試)に応ずる者。
⇒もん‐じょう【文章】
もんじょう‐はかせ【文章博士】‥ジヤウ‥
古代の大学で詩文と歴史とを教授した教官。728年(神亀5)に定員一人を置き、834年(承和1)に紀伝博士を併合して定員二人とする。平安後期以降は菅原・大江・藤原三氏による寡占。
⇒もん‐じょう【文章】
もんじょ‐ぶくろ【文書袋】
文書を入れる袋。
⇒もん‐じょ【文書】
もんじ‐よみ【文字読み】
熟語の漢字を一字一字訓読すること。石竹を「いしたけ」という類。もじよみ。
⇒もん‐じ【文字】
もんしろ‐ちょう【紋白蝶】‥テフ
シロチョウ科のチョウ。開張5〜6センチメートル。白色で、前翅の先端中央に近く2点、後翅前縁中央に近く1点の黒点があり、裏面は淡黄色。幼虫は、アブラナ科作物の葉を食い、あおむし・あおなむし・なのあおむし・だいこんのあおむし・螟蛉めいれいなどと呼ばれる。
モンシロチョウ
提供:ネイチャー・プロダクション
モンシロチョウ(幼虫)
撮影:海野和男
もん‐しん【問診】
病歴・病状などを質問して診断の助けとすること。
もん‐じん【門人】
①師の門下の人。弟子。「芭蕉の―」
②門番。
③居候。門客。
もん‐じん【問訊】
①問いたずねること。訊問。
②訪問すること。
③閉口すること。降参すること。醒睡笑「そのまま太刀を投げすて―しけり」
もん‐す【門守】
門番。〈日葡辞書〉
もん‐すう【門枢】
門のとぼそ。
モンスーン【monsoon】
(アラビア語mausim(季節)に由来)(→)季節風。
モンスター【monster】
怪物。化物。
モンステラ【Monstera ラテン】
サトイモ科ホウライショウ属植物(その学名)。熱帯アメリカ・西インド諸島に約30種。その一種の蔓性観葉植物モンステラはメキシコ原産。大形の葉は円形または卵形で、大きくなると脈間に大きな穴があき、葉縁は深く切れ込む。茎からは太い気根を垂らす。芳香のある果実は食用。鳳莱蕉。電信蘭。
もん‐せい【門生】
門下生。門人。
もん‐せき【問責】
問い責めること。責任を問うこと。責問。「―を受ける」
もん‐ぜき【門跡】
(一門の法跡の意)
①祖師の法統を継承し、一門を統領する寺。また、その僧。
②皇子・貴族などの住する特定の寺の称。また、その寺の住職。宇多天皇が出家して仁和寺に入ったのに始まり、室町時代に寺格を表す語となり、江戸幕府は宮門跡・摂家門跡・准門跡などに区分して制度化。
③本願寺の管長の俗称。
もん‐ぜき【門籍】
朝廷の諸門の通行許可証。人名を書いたもの。物の数を書いたものを門牓もんぼうという。
もん‐ぜつ【悶絶】
もだえ苦しんで気絶すること。「当て身をくらって―する」
⇒もんぜつ‐びゃくじ【悶絶躃地】
もんぜつ‐びゃくじ【悶絶躃地】‥ヂ
苦しみもだえてころげまわること。保元物語(金刀比羅本)「―して絶え入りけるこそむざんなれ」
⇒もん‐ぜつ【悶絶】
もん‐せん【門扇】
門の扉。門扉もんぴ。
もんぜん【文選】
中国の周から梁に至る千年間の詩文集。体裁別・年代順に収録。30巻、のち60巻。梁の昭明太子(蕭統しょうとう)が、正統文学の優れたものを集大成することを意図して、文人の協力のもとに編。後世、知識人の必読書とされ、日本でも平安時代に盛行。
⇒もんぜん‐よみ【文選読み】
もん‐ぜん【門前】
門のまえ。家のまえ。
⇒もんぜん‐ち【門前地】
⇒もんぜん‐ちょう【門前町】
⇒もんぜん‐ばらい【門前払い】
⇒もんぜん‐まち【門前町】
⇒門前市をなす
⇒門前雀羅を張る
⇒門前の小僧習わぬ経を読む
もん‐ぜん【問禅】
①禅寺で説法の時、聴衆の中から禅客ぜんかくが出て説法者と問答すること。また、その役の僧。
②(→)参禅さんぜんに同じ。
・雍正・乾隆年間(1662〜1796)に甚だしかった。
⇒もん‐じ【文字】
もんじ‐の‐ほうし【文字の法師】‥ホフ‥
教理の学問研究にばかり従っていて、修行悟道の方面を忘れている僧。禅宗から他宗の僧をあざけっていう語。徒然草「―、暗証の禅師たがひに測りて」
⇒もん‐じ【文字】
もん‐しゃ【紋紗】
地文を織り出した紗。
もん‐じゃ【文者】
⇒ぶんじゃ
もん‐じゃ【問者】
①問う人。質問者。
②〔仏〕論義の席上、竪者りっしゃの出した解答に対して問難する人。
③官吏登用試験に応ずる者に論策を質問する人。問頭。
もん‐じゃく【文尺】
(→)文木もんぎに同じ。
もん‐じゃく【文籍】
書籍。書物。ふみ。ぶんせき。源氏物語藤裏葉「―にも家礼といふことあるべくや」
もん‐じゃく【問籍】
(→)名対面なだいめんに同じ。平家物語4「滝口の―も絶えにければ」
もん‐じゃく【悶着】‥ヂヤク
⇒もんちゃく。日葡辞書「モンヂャク。モミツク。即ち、モノヲイロイロニトリアツカウ」
もんじゃ‐やき【もんじゃ焼】
小麦粉をゆるく溶き、具をあまり入れずに、鉄板で焼きながら食べる料理。焼く時に鉄板にたねで字を書いて楽しんだことで「文字焼き」の転という。
もん‐しゅ【門主・門首】
一門の上首。山門の座主、門跡寺の住職など。
もんじゅ【文殊】
(梵語Mañjuśrīの音写「文殊師利」の略)(→)文殊菩薩の略。
⇒もんじゅ‐え【文殊会】
⇒もんじゅ‐どう【文殊堂】
⇒もんじゅ‐の‐ちえ【文殊の智慧】
⇒もんじゅ‐はちじ‐ほう【文殊八字法】
⇒もんじゅ‐ぼさつ【文殊菩薩】
モンジュ【Gaspard Monge】
フランスの数学者。海軍大臣。画法幾何学を創始。また微分方程式におけるモンジュの方法を始める。(1746〜1818)
もん‐じゅう【文集】‥ジフ
①⇒ぶんしゅう。
②(→)「白氏文集はくしもんじゅう」に同じ。源氏物語須磨「―など入れたる箱」
もんじゅう‐しょ【問注所】‥ヂユウ‥
⇒もんちゅうじょ。〈日葡辞書〉
もんじゅ‐え【文殊会】‥ヱ
文殊菩薩の名号みょうごうを唱えて供養する法会。東寺・西寺で、毎年7月8日に行われたものが有名。文殊講。
⇒もんじゅ【文殊】
もんじゅ‐どう【文殊堂】‥ダウ
文殊菩薩を安置した堂。
⇒もんじゅ【文殊】
もんじゅ‐の‐ちえ【文殊の智慧】‥チヱ
すぐれてよい智慧。「三人寄れば―」「槃特はんどくが愚痴も―」
⇒もんじゅ【文殊】
もんじゅ‐はちじ‐ほう【文殊八字法】‥ホフ
密教で、文殊菩薩を本尊とし八字真言を以て息災などを祈願する修法しゅほう。八字文殊。
⇒もんじゅ【文殊】
もんじゅ‐ぼさつ【文殊菩薩】
仏の智慧(般若はんにゃ)を象徴する菩薩で、特に般若経で説かれる。諸菩薩の上首とされ、普賢ふげん菩薩と共に釈迦如来の脇侍で、獅子に乗って仏の左側に侍す。中国の五台山がその聖地として尊信される。法王子。妙吉祥。
文殊菩薩
⇒もんじゅ【文殊】
もん‐じょ【文書】
かきもの。かきつけ。ぶんしょ。もんぞ。宇津保物語藤原君「―にいへるまことにしかあるものなり」→古文書こもんじょ。
⇒もんじょ‐ぶくろ【文書袋】
もん‐じょ【聞書】
除目じもくの宣旨せんじを記載した文書。
もん‐しょいん【紋書院】‥ヰン
七宝しっぽう・麻葉あさのはなどの透かし文様を漉すき入れた書院紙。美濃の産が有名。紋障子紙。紋美濃。→書院紙
もん‐しょう【門牆・門墻】‥シヤウ
①門と牆かき。転じて、かどぐち。家の入口。
②[論語子張]師の門。
③極めて近い所のたとえ。
もん‐しょう【紋章】‥シヤウ
①㋐日本で、家の章しるしとして用いる一定の図柄。天地文・動植物・器物などにかたどった図案が多い。定紋じょうもん。紋所もんどころ。→紋所(表)。
㋑ヨーロッパで、個人や家族などに固有で、一定の規則によって構成された色つきのしるし。エンブレム。
②国家・市町村・学校・会社などの標章として用いるマーク。
⇒もんしょう‐がく【紋章学】
もんしょう【紋章】‥シヤウ
横光利一の小説。1934年作。社会的動揺の中で、敗北を自覚しながら自己の消極的態度を捨て得ない知識人の悲劇を描く。
もん‐じょう【文章】‥ジヤウ
⇒ぶんしょう。
⇒もんじょう‐いん【文章院】
⇒もんじょう‐しょう【文章生】
⇒もんじょう‐どう【文章道】
⇒もんじょう‐とくごうしょう【文章得業生】
⇒もんじょう‐はかせ【文章博士】
もん‐じょう【問状】‥ジヤウ
鎌倉・室町両幕府で、訴訟の場合に被告・証人などに対し答弁を求めるために出した御教書みぎょうしょまたは奉書。といじょう。
もんじょう‐いん【文章院】‥ジヤウヰン
古代、大学寮内にあった紀伝道のための講堂・寄宿舎。文章博士・文章生新設の際に建てられたとする説と菅原清公が建てたとする説とがある。後に、その東曹を大江氏、西曹を菅原氏が管理。1177年(治承元)焼失。北堂。
⇒もん‐じょう【文章】
もんしょう‐がく【紋章学】‥シヤウ‥
紋章の意義・由来・伝統などを研究して系図・祖先などを明らかにする学問。
⇒もん‐しょう【紋章】
もんじょう‐しょう【文章生】‥ジヤウシヤウ
古代、大学寮で紀伝道を学んだ学生がくしょう。平安時代には、擬文章生などから詩賦の試験(省試)に合格した者。
⇒もん‐じょう【文章】
もんじょう‐どう【文章道】‥ジヤウダウ
律令制の大学における紀伝道の別称。中国の史学・文学を学び作文を習う課程。→紀伝道。
⇒もん‐じょう【文章】
もんじょう‐とくごうしょう【文章得業生】‥ジヤウ‥ゴフシヤウ
古代、文章生の中から2名選抜されて、給費生として7年(のち期間は短縮)勉学の後、秀才3の試験(方略試)に応ずる者。
⇒もん‐じょう【文章】
もんじょう‐はかせ【文章博士】‥ジヤウ‥
古代の大学で詩文と歴史とを教授した教官。728年(神亀5)に定員一人を置き、834年(承和1)に紀伝博士を併合して定員二人とする。平安後期以降は菅原・大江・藤原三氏による寡占。
⇒もん‐じょう【文章】
もんじょ‐ぶくろ【文書袋】
文書を入れる袋。
⇒もん‐じょ【文書】
もんじ‐よみ【文字読み】
熟語の漢字を一字一字訓読すること。石竹を「いしたけ」という類。もじよみ。
⇒もん‐じ【文字】
もんしろ‐ちょう【紋白蝶】‥テフ
シロチョウ科のチョウ。開張5〜6センチメートル。白色で、前翅の先端中央に近く2点、後翅前縁中央に近く1点の黒点があり、裏面は淡黄色。幼虫は、アブラナ科作物の葉を食い、あおむし・あおなむし・なのあおむし・だいこんのあおむし・螟蛉めいれいなどと呼ばれる。
モンシロチョウ
提供:ネイチャー・プロダクション
モンシロチョウ(幼虫)
撮影:海野和男
もん‐しん【問診】
病歴・病状などを質問して診断の助けとすること。
もん‐じん【門人】
①師の門下の人。弟子。「芭蕉の―」
②門番。
③居候。門客。
もん‐じん【問訊】
①問いたずねること。訊問。
②訪問すること。
③閉口すること。降参すること。醒睡笑「そのまま太刀を投げすて―しけり」
もん‐す【門守】
門番。〈日葡辞書〉
もん‐すう【門枢】
門のとぼそ。
モンスーン【monsoon】
(アラビア語mausim(季節)に由来)(→)季節風。
モンスター【monster】
怪物。化物。
モンステラ【Monstera ラテン】
サトイモ科ホウライショウ属植物(その学名)。熱帯アメリカ・西インド諸島に約30種。その一種の蔓性観葉植物モンステラはメキシコ原産。大形の葉は円形または卵形で、大きくなると脈間に大きな穴があき、葉縁は深く切れ込む。茎からは太い気根を垂らす。芳香のある果実は食用。鳳莱蕉。電信蘭。
もん‐せい【門生】
門下生。門人。
もん‐せき【問責】
問い責めること。責任を問うこと。責問。「―を受ける」
もん‐ぜき【門跡】
(一門の法跡の意)
①祖師の法統を継承し、一門を統領する寺。また、その僧。
②皇子・貴族などの住する特定の寺の称。また、その寺の住職。宇多天皇が出家して仁和寺に入ったのに始まり、室町時代に寺格を表す語となり、江戸幕府は宮門跡・摂家門跡・准門跡などに区分して制度化。
③本願寺の管長の俗称。
もん‐ぜき【門籍】
朝廷の諸門の通行許可証。人名を書いたもの。物の数を書いたものを門牓もんぼうという。
もん‐ぜつ【悶絶】
もだえ苦しんで気絶すること。「当て身をくらって―する」
⇒もんぜつ‐びゃくじ【悶絶躃地】
もんぜつ‐びゃくじ【悶絶躃地】‥ヂ
苦しみもだえてころげまわること。保元物語(金刀比羅本)「―して絶え入りけるこそむざんなれ」
⇒もん‐ぜつ【悶絶】
もん‐せん【門扇】
門の扉。門扉もんぴ。
もんぜん【文選】
中国の周から梁に至る千年間の詩文集。体裁別・年代順に収録。30巻、のち60巻。梁の昭明太子(蕭統しょうとう)が、正統文学の優れたものを集大成することを意図して、文人の協力のもとに編。後世、知識人の必読書とされ、日本でも平安時代に盛行。
⇒もんぜん‐よみ【文選読み】
もん‐ぜん【門前】
門のまえ。家のまえ。
⇒もんぜん‐ち【門前地】
⇒もんぜん‐ちょう【門前町】
⇒もんぜん‐ばらい【門前払い】
⇒もんぜん‐まち【門前町】
⇒門前市をなす
⇒門前雀羅を張る
⇒門前の小僧習わぬ経を読む
もん‐ぜん【問禅】
①禅寺で説法の時、聴衆の中から禅客ぜんかくが出て説法者と問答すること。また、その役の僧。
②(→)参禅さんぜんに同じ。
広辞苑に「門戸を張る」で始まるの検索結果 1-1。