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かい‐きゅう【階級】‥キフ🔗⭐🔉
かい‐きゅう【階級】‥キフ
(古くはカイギュウとも)
①[後漢書文苑伝下、辺譲]地位・官職・俸給などの等級。「―章」
②(class)主に生産関係上の利害・地位・性質などを同じくする人間集団。資本家階級・労働者階級・地主階級など。広義には階層2に同じ。山路愛山、現代金権史「日本にては何時頃より此―を生じたるや」。「中産―」「知識―」
③生物(特に動植物)の分類上設けた各群で、相互の間に上位・下位の位置を規定したもの。上位から、界・門・綱・目・科・属・種に大別、必要に応じてそれぞれの下に亜門・亜綱などをおく。分類階級。
生物の分類階級(表)
④〔数〕統計資料などの度数分布をつくるときの各区間。
⇒かいきゅう‐いしき【階級意識】
⇒かいきゅう‐こっか【階級国家】
⇒かいきゅう‐せいとう【階級政党】
⇒かいきゅう‐とうそう【階級闘争】

かいきゅう‐いしき【階級意識】‥キフ‥🔗⭐🔉
かいきゅう‐いしき【階級意識】‥キフ‥
(class consciousness)同じ階級に属する人々が共有する意識。その階級の共通の利害を反映するものとされる。また、ある階級が自らの歴史的・社会的位置や使命を自覚し、これを実現しようとする意識。
⇒かい‐きゅう【階級】
かいきゅう‐こっか【階級国家】‥キフコク‥🔗⭐🔉
かいきゅう‐こっか【階級国家】‥キフコク‥
国家を特定の階級による支配の機関と見なす国家観。
⇒かい‐きゅう【階級】
かいきゅう‐せいとう【階級政党】‥キフ‥タウ🔗⭐🔉
かいきゅう‐せいとう【階級政党】‥キフ‥タウ
特定の階級の立場や利害を代表する政党。特に、労働者階級を基盤とする政党をいう。↔国民政党。
⇒かい‐きゅう【階級】
かいきゅう‐とうそう【階級闘争】‥キフ‥サウ🔗⭐🔉
かいきゅう‐とうそう【階級闘争】‥キフ‥サウ
(Klassenkampf ドイツ)政治上の権力をめぐって支配階級と被支配階級との間で行われる闘争。マルクス主義では歴史発展の原動力と見なす。
⇒かい‐きゅう【階級】
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