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ひれ【領巾・肩巾】🔗🔉

ひれ領巾・肩巾】 (風にひらめくものの意) ①古代、波をおこしたり、害虫・毒蛇などをはらったりする呪力があると信じられた、布様のもの。古事記「蛇の―…呉公むかで蜂の―を授けて」 ②奈良・平安時代に用いられた女子服飾具。首にかけ、左右へ長く垂らした布帛。別れを惜しむ時などにこれを振った。欽明紀「韓国からくにの城の上に立ちて大葉子は―振らすも日本やまとへ向きて」 ③平安時代、鏡台の付属品として、鏡をぬぐうなどに用いた布。 ④儀式の矛などにつける小さい旗。

ひれ‐ごろも【領巾衣】🔗🔉

ひれ‐ごろも領巾衣】 領巾をつけた衣。

ひれふり‐やま【領巾振山】🔗🔉

ひれふり‐やま領巾振山】 佐賀県唐津市の東部にある鏡山の異称。標高284メートル。松浦山。ひれふりのみね。→松浦佐用姫まつらさよひめ

ひれ‐も【領巾裳】🔗🔉

ひれ‐も領巾裳】 礼服の上に着る裳。万葉集16「ひさらしのあさてづくりを―なす愛しきに取りしき」

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