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かざ‐ぐも【風雲】🔗🔉

かざ‐ぐも風雲】 風が吹き始める前兆としての雲。かぜくも。義経記4「これこそ―よと申しも果てねば」

かぜ‐くも【風雲】🔗🔉

かぜ‐くも風雲】 ①風と雲。また、風に吹かれて流れる雲。万葉集19「足引の山川阻へなり―に言ことは通へど」 ②(→)「かざぐも」に同じ。

ふう‐うん【風雲】🔗🔉

ふう‐うん風雲】 ①風と雲。自然。 ②竜が風と雲とを得て天に昇るように、英雄豪傑などが世に頭角を表す好い機会。また、世が大きく動こうとする気運。「―に乗ずる」 ⇒ふううん‐じ【風雲児】 ⇒ふううん‐の‐かい【風雲の会】 ⇒ふううん‐の‐こころざし【風雲の志】 ⇒ふううん‐の‐じょう【風雲の情】 ⇒風雲急を告げる ○風雲急を告げるふううんきゅうをつげる 事態が急変し、大事件が起きそうな様子となる。 ⇒ふう‐うん【風雲】

○風雲急を告げるふううんきゅうをつげる🔗🔉

○風雲急を告げるふううんきゅうをつげる 事態が急変し、大事件が起きそうな様子となる。 ⇒ふう‐うん【風雲】 ふううん‐じ風雲児】 風雲に際会した人。好機に乗じて世に頭角を表した人。 ⇒ふう‐うん【風雲】 ふううん‐の‐かい風雲の会‥クワイ ①竜が風雲を得て勢いを得るように、英主と賢臣とが出会うこと。 ②英傑などが時機に乗じて志を遂げる好機。 ⇒ふう‐うん【風雲】 ふううん‐の‐こころざし風雲の志】 風雲に乗じて大事をなそうとする志。 ⇒ふう‐うん【風雲】 ふううん‐の‐じょう風雲の情‥ジヤウ 自然の山野をさすらう旅に出たいという心。 ⇒ふう‐うん【風雲】 ふう‐えい諷詠】 詩歌をつくること。詩歌を吟ずること。 ふう‐えん風炎】 〔気〕(→)フェーンのこと。 ふう‐えん風鳶】 凧たこ。いかのぼり。紙鳶しえんふう‐か風化‥クワ ①徳によって教化すること。性霊集3「君臣―の道」 ②地表およびその近くの岩石が、空気・水などの物理的・化学的作用で次第にくずされること。岩石が土に変わる変化の過程。比喩的に、心にきざまれたものが弱くなって行くこと。「戦争体験が―する」 ③硫酸ナトリウムの十水和物すいわぶつ、炭酸ナトリウムの十水和物などのように結晶水を含んだ結晶が、空気中で漸次水分を失って、粉末状の物質に変わる現象。風解。 ⇒ふうか‐せっかい【風化石灰】 ふう‐か富家】 財貨の多い家。かねもち。ふか。ふけ。 ふう‐が風雅】 ①詩経大序にいう六義りくぎ中の、風と雅。→六義。 ②詩歌・文章の道。文芸。太平記1「慈鎮和尚の―にもこえたり」 ③蕉門で、俳諧をいう。広義には詩歌・連俳・絵・茶などにわたっていう。芭蕉、柴門の辞「予が―は夏炉冬扇のごとし」 ④みやびたこと。俗でないこと。風流。文雅。浄瑠璃、仮名手本忠臣蔵「―でもなく洒落でなく、せう事なしの山科に、由良之助が侘住居」。「―な暮し」 ⇒ふうが‐じん【風雅人】 フーガfuga イタリア】 (「逃げる」意のラテン語fugereに由来)楽曲形式の一つ。ある声部の主題で始まり、これに第2声部が模倣的に応答、以後も声部が加わるごとに主題と応答が繰り返される対位法的な楽曲。声部数に応じて3声フーガ・4声フーガ、複数の主題による場合はその数によって2重フーガ・3重フーガなどという。ルネサンスに始まり、バロック時代に本格的な発展をみ、古典派時代以降も使われた。遁走曲。フューグ。 ふう‐かい風解(→)風化ふうか3に同じ。 ふう‐かい風懐‥クワイ 心に考えていること。心の中。 ふう‐かい諷戒】 遠回しにいましめること。それとなくいましめること。 ふう‐がい風害】 強い風による被害。 ふう‐がい風概】 ①風格。 ②風光。 ふう‐かく風格】 ①その人の風貌・態度・言行などにあらわれた品格。ひとがら。人品。「大人たいじんの―」 ②味わい。おもむき。「―のある字」 ふうがしゅう風雅集‥シフ (→)風雅和歌集の略称。 ふうが‐じん風雅人】 風雅を楽しむ人。風流人。 ⇒ふう‐が【風雅】 ふうか‐せっかい風化石灰‥クワセキクワイ 空気中に長くさらした生石灰が、空気中の水を吸収して崩壊した白色の粉末、すなわち消石灰。ふけばい。 ⇒ふう‐か【風化】 ふう‐がら風柄】 ①すがた。容姿。男色大鑑「よそにはふらぬ時雨と眺めし主の―」 ②人柄。人品。 ふうがわかしゅう風雅和歌集‥シフ 勅撰和歌集。二十一代集の一つ。20巻。和漢両序がある。花園法皇の監修、光厳上皇が1344年(康永3)着手し、49年(貞和5)頃完成。歌数約2200首。玉葉集を受け京極派歌風を発展。風雅集。 ふう‐がわり風変り‥ガハリ おもむき・ありさま・性格・行動などが普通とはちがっていること。「―な服装」 ふう‐かん封緘】 封をとじること。封。 ⇒ふうかん‐し【封緘紙】 ⇒ふうかん‐はがき【封緘葉書】 ふう‐かん風乾】 加熱・真空などの操作を加えず、空気中に放置するか風を送るかして物を乾燥させること。 ふう‐かん風寒】 ①風と寒さ。また、風が寒いこと。 ②陰暦11月の異称。 ふう‐かん風鑑】 ①識見。見識。 ②容貌・風采を見て、その人の性質を鑑定すること。 ふう‐かん諷諫】 遠回しにいさめること。諷規。 ふう‐がん風眼(→)膿漏のうろうの俗称。東海道中膝栗毛3「十年ばかしもあとに―とやらを患ひおりまして」 ふうかん‐し封緘紙】 封のとじ目に貼る小さな紙片。シール。 ⇒ふう‐かん【封緘】 ふうかん‐はがき封緘葉書】 郵便書簡の旧称。 ⇒ふう‐かん【封緘】 ふう‐き風気】 ①気候。 ②風の吹くけはい。 ③感冒。風邪。保元物語「春宮大夫宗能卿は…―とて参内せられず」 ④風俗。 ⑤気風。気性。 ⑥ガスの腸内にたまるもの。 ⑦中風ちゅうぶう。中気。 ⇒ふうき‐せん【風気疝】 ⇒ふうき‐せんつう【風気疝痛】 ふう‐き風紀】 風俗・風習についての道徳上の節度や規律。日常生活のきまり。特に、男女間の交際の節度。「―を乱す」 ⇒ふうき‐びんらん【風紀紊乱】 ふう‐き風鬼】 ①風の神。 ②〔仏〕八風(利欲・名誉・苦楽など8種の誘惑)が人心を動揺させ正法しょうぼうに安住させないことをたとえていう。 ふう‐き富貴】 富んで貴いこと。財貨が多く位の高いこと。ふっき。本朝文粋「―を浮雲に喩ふ」。「―の家柄」↔貧賤。 ⇒ふうき‐ぐさ【富貴草】 ⇒ふうき‐らん【富貴蘭】 ⇒富貴天にあり ふう‐ぎ風儀】 ①ならわし。風習。行儀。作法。黄表紙、高漫斉行脚日記「俳諧の―もはなはだあしくなり」。「昔の―がすたれる」 ②作法にかなったなり・姿。型どおりの姿。好色一代男5「遊女も昔にまさりて、―もさのみ大坂にかはらずといふ」 ③能楽で、(→)風体ふうていに同じ。花鏡「その時々の―を、し捨てし捨て忘るれば」 ふうき‐ぐさ富貴草(→)牡丹ぼたんの異称。 ⇒ふう‐き【富貴】 ふうき‐せん風気疝(→)風気疝痛の略。 ⇒ふう‐き【風気】 ふうき‐せんつう風気疝痛】 鼓腸こちょうによって生じる疼痛。 ⇒ふう‐き【風気】

ふううん‐じ【風雲児】🔗🔉

ふううん‐じ風雲児】 風雲に際会した人。好機に乗じて世に頭角を表した人。 ⇒ふう‐うん【風雲】

ふううん‐の‐かい【風雲の会】‥クワイ🔗🔉

ふううん‐の‐かい風雲の会‥クワイ ①竜が風雲を得て勢いを得るように、英主と賢臣とが出会うこと。 ②英傑などが時機に乗じて志を遂げる好機。 ⇒ふう‐うん【風雲】

ふううん‐の‐こころざし【風雲の志】🔗🔉

ふううん‐の‐こころざし風雲の志】 風雲に乗じて大事をなそうとする志。 ⇒ふう‐うん【風雲】

ふううん‐の‐じょう【風雲の情】‥ジヤウ🔗🔉

ふううん‐の‐じょう風雲の情‥ジヤウ 自然の山野をさすらう旅に出たいという心。 ⇒ふう‐うん【風雲】

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