複数辞典一括検索+

○鰯の頭も信心からいわしのかしらもしんじんから🔗🔉

○鰯の頭も信心からいわしのかしらもしんじんから 鰯の頭のようなつまらないものでも、信仰すると、ひどくありがたく思える。 ⇒いわし【鰯・鰮】 いわ‐しみず石清水イハ‥ミヅ 岩の間からわき出る清冷な清水。〈[季]夏〉。古今和歌集「逢坂の関に流るる―言はで心に思ひこそすれ」 いわしみず石清水イハ‥ミヅ ①石清水八幡宮の略。 ②都山とざん流尺八の曲名。流祖中尾都山初期の作品。京都の石清水八幡宮の神域の描写が主題。 ⇒いわしみず‐てんそう【石清水伝奏】 ⇒いわしみず‐はちまんぐう【石清水八幡宮】 ⇒いわしみず‐ほうじょうえ【石清水放生会】 ⇒いわしみず‐まつり【石清水祭】 ⇒いわしみず‐りんじさい【石清水臨時祭】 いわしみず‐てんそう石清水伝奏イハ‥ミヅ‥ 室町時代以来、石清水八幡宮に関することを伝奏した職。 ⇒いわしみず【石清水】 いわしみず‐はちまんぐう石清水八幡宮イハ‥ミヅ‥ 京都府八幡やわた市にある元官幣大社。祭神は誉田別尊ほんだわけのみこと(応神天皇)・息長帯姫尊おきながたらしひめのみこと(神功皇后)・比売神ひめがみの三座。859年(貞観1)、宇佐八幡を勧請かんじょう。歴代朝廷の崇敬篤く、鎌倉時代以降、源氏の氏神として武家の崇敬も深かった。例祭は9月15日。伊勢神宮・賀茂神社とともに三社の称がある。二十二社の一つ。男山八幡宮。 石清水八幡宮 撮影:的場 啓 ⇒いわしみず【石清水】 いわしみず‐ほうじょうえ石清水放生会イハ‥ミヅハウジヤウヱ 石清水八幡宮で行われる法会の一つ。720年(養老4)創始。毎年8月15日に、川辺で施餓鬼せがき法を行い、魚鳥を放ち、天皇や将軍の幸福、天下泰平を祈願した。今は石清水祭の行事として9月15日に行う。 ⇒いわしみず【石清水】 いわしみず‐まつり石清水祭イハ‥ミヅ‥ (イワシミズサイとも)石清水八幡宮で毎年9月15日に行われる例大祭。もと石清水放生会といい、1884年(明治17)再興。賀茂祭・春日祭とともに三勅祭の一つとされた。 ⇒いわしみず【石清水】 いわしみず‐りんじさい石清水臨時祭イハ‥ミヅ‥ 石清水八幡宮の二大祭の一つ。942年(天慶5)臨時に行われたのが最初。後には毎年3月、調楽ちょうがく・試楽しがく・御禊ごけい・御馬御覧・奉幣ほうへい・還立かえりだちなどの儀が行われた。賀茂神社の北祭に対して、これを南祭という。 ⇒いわしみず【石清水】 いわじゅく‐いせき岩宿遺跡イハ‥ヰ‥ 群馬県みどり市笠懸町にある遺跡。相沢忠洋(1926〜1989)の採集した石器が端緒となって、1949年・50年に発掘調査が行われ、日本における旧石器時代の存在を初めて立証した。 いわしろ岩代イハ‥ 旧国名。1869年(明治元年12月)陸奥むつ国を分割して設置。今の福島県の中央部および西部。 いわ‐じんじゃ伊和神社】 兵庫県姫路市一宮町にある元国幣中社。祭神は大己貴神おおなむちのかみほか。一つ山神事で知られる。播磨国一の宮。 いわず‐かたらず言わず語らずイハ‥ 言葉では言わないが、それとなく伝わるさま。暗黙のうちに。「―のうちにわかる」 いわ‐すき斎鋤イハ‥ (→)「いみすき」に同じ。 いわず‐と‐しれた言わずと知れたイハ‥ 言わなくとも分かっている。言うまでもない。歌舞伎、与話情浮名横櫛「―囲ひ者」 いわず‐の不言のイハ‥ 本来の名前を忌んでいわない場合に、ある語に冠して用いる。「―の森」 ⇒いわず‐の‐しま【不言島】 ⇒いわず‐の‐とり【不言鳥】 いわず‐の‐しま不言島イハ‥ 福岡県宗像市の(→)沖ノ島のこと。全島が宗像神社の沖津宮の御神体とされ、島の名を忌んで称した。 ⇒いわず‐の【不言の】 いわず‐の‐とり不言鳥イハ‥ (肥前などの方言)雉きじを、霊鳥として直接名をいうのを忌んだ語。 ⇒いわず‐の【不言の】 いわず‐も‐がな言わずもがなイハ‥ (ガナは願望を表す助詞) ①言わない方がいい。「―のことを言う」 ②言うまでもない。「初心者は―、慣れた人でも難しい」 いわ‐せ石瀬イハ‥ 石の多くある川瀬。万葉集13「―踏み求めそ我が来し」 いわせ岩瀬イハ‥ 姓氏の一つ。 ⇒いわせ‐ただなり【岩瀬忠震】 いわせ‐ただなり岩瀬忠震イハ‥ 幕末の旗本。肥後守。通称、修理。阿部正弘に抜擢され海防掛となり、幕府の開国・通商政策を推進。老中堀田正睦を助けて、安政五カ国条約を締結、のち外国奉行。(1818〜1861) ⇒いわせ【岩瀬】 いわ・せる言わせるイハセル 〔他下一〕 ①言うように仕向ける。また、言うにまかせる。「言いたいだけ―・せておけ」 ②(「…に―・せれば」の形で)…の言うところによれば。「彼に―・せれば現状はもっとひどい」 ③(「物を―・せる」の形で)効果を発揮させる。「金に物を―・せる」 いわ‐そそ・く岩注くイハ‥ 〔自四〕 (後にはイワソソグ。多く連体修飾語として用いる)水が岩を洗うように激しくそそぐ。万葉集7「―・く岸の浦回うらみに寄する波」。新古今和歌集「―・ぐたるみの上のさわらびの」 いわた岩田イハ‥ 姓氏の一つ。 ⇒いわた‐とよお【岩田豊雄】 ⇒いわた‐りょうと【岩田涼 いわた磐田イハ‥ 静岡県南西部、天竜川左岸にある市。古代遠江とおとうみ国府の所在地で、東海道の宿駅。磐田原台地に自動車・ベアリング・楽器工場が立地。人口17万1千。 いわた‐おび岩田帯イハ‥ (斎肌いはだ帯の意)妊娠した女性が胎児の保護のために腹に巻く白布。5カ月目の戌いぬの日からするものとされる。ゆはだおび。 いわ‐たけ岩茸・石茸イハ‥ 地衣類の一種。深山の岩面に生じ、地衣体は葉状で円形。直径3〜10センチメートル。乾くともろい。表面は灰褐色、裏面は黒色で仮根を密生。干して貯え、食用。日本・朝鮮半島・中国に広く分布。〈[季]秋〉 い‐わた・す居渡すヰ‥ 〔他四〕 ずらりと居並ばせる。 い‐わた・す射渡す】 〔他四〕 遠くまで矢を射送る。万葉集19「投矢なぐやもち千尋ちひろ―・し」 いわ‐たた・す石立たすイハ‥ 〔自四〕 岩となって(石神として)お立ちになる。古事記「―・す少名御神すくなみかみの」 いわ‐だたみ岩畳イハ‥ (イワタタミとも)岩の幾重にも重なった所。万葉集7「―恐かしこき山と知りつつも」 いわた‐とよお岩田豊雄イハ‥ヲ 獅子文六の本名。 ⇒いわた【岩田】 いわ‐だな岩棚イハ‥ ①岩と岩との間のくぼみ。秘蔵抄「われのみぞ―出づる鶯の」 ②岩場で、平らに棚のようになっている所。テラス。 いわ‐だぬき岩狸イハ‥ 〔動〕ハイラックスのこと。 いわ‐タバコ岩煙草イハ‥ イワタバコ科の多年草。山地の陰湿な岩壁に着生。根茎から2〜3葉を出す。葉は小判形で軟らかくタバコの葉に似る。葉面に縮緬ちりめん状のしわがよる。夏、花茎をのばし紫花をつけ、花後、蒴果さくかを結ぶ。若葉を食用、また胃腸薬として煎用。観賞用に栽培。イワナ。タキヂシャ。 いわタバコ イワタバコ 撮影:関戸 勇 いわた‐りょうと岩田涼イハ‥リヤウ‥ 江戸中期の俳人。別号は団友・神風館3世。伊勢山田の神官。蕉門に入り、支考・木因と親しく伊勢風の祖となった。行脚し、「皮籠摺かわごずれ」などがある。(1659〜1717) ⇒いわた【岩田】 い‐わた・る居渡るヰ‥ 〔自四〕 広く一面に居並ぶ。紫式部日記「かたちなどをかしき若人の限りにて、さしむかひつつ―・りたりしは」 いわ‐づか岩塚イハ‥ 石垣。 いわつき岩槻イハ‥ 埼玉県東部の旧市名。2005年さいたま市と合併し、岩槻区はその行政区名の一つ。太田道灌が岩槻城を築城。もと阿部氏12万石の城下町。 ⇒いわつき‐もめん【岩槻木綿】 いわつき‐もめん岩槻木綿イハ‥ 岩槻近辺で織り出す木綿織物。のれん・ふろしき・晒さらし木綿などに使用。 ⇒いわつき【岩槻】 いわ‐づた岩蔦イハ‥ 緑藻類アオサ藻綱イワヅタ科に属する海藻の総称。緑色。岩上や砂上を匍匐する茎状部から葉状部が直立する。単細胞ながら多数の核を含み、肉眼で見える大きさに成長する。日本に約20種。クロキヅタ・クビレヅタ・フサイワヅタ・イチイヅタ・ヘライワヅタなど。 いわ‐つつじ岩躑躅イハ‥ ①岩間に生えているツツジ。和歌では、「いはず」「いはねば」などを言いだすためにも用いる。万葉集7「山越えて遠津の浜の―」。古今和歌集「思ひいづるときはの山の―いはねばこそあれ恋しきものを」 ②ツツジ科の落葉小低木。北日本の高山帯に自生。高さ約8センチメートル。葉は膜質で頂部に集合。夏、葉腋に淡紅色の鐘形花を開く。果実は液果で紅熟。食用。 いわつつじ ③襲かさねの色目。表は紅、裏は紫。 いわ‐づな石綱・岩綱イハ‥ ①テイカカズラの古名。 ②(「錘綱」とも書く)網の裾に錘おもりを結びつける綱。 いわつな‐の岩綱のイハ‥ 〔枕〕 (ツナはツタ(蔦)か)「をちかへる(若がえるの意)」にかかる。万葉集6「―またをちかへりあをによし平城ならの都をまた見なむかも」 いわ‐つばめ岩燕イハ‥ ツバメの一種。小形で尾羽短く、上面は黒く、下面と腰は白く、趾に羽を生ずる。多く山地の断崖に壺形の巣を造る。山麓の人家の軒にも営巣。ヨーロッパ・アジアに分布。日本には春に飛来。一足鳥いっそくちょう。山燕。〈[季]春〉 イワツバメ 撮影:小宮輝之 いわ‐つぼ岩壺イハ‥ ①岩石のくぼみ。洞穴。神功紀「石穴いわつぼに入りて」 ②内部の空虚な石。鈴石・袋石の類。 いわ‐つらら岩垂氷イハ‥ 鍾乳石の異称。 いわて岩手イハ‥ 東北地方北東部の県。陸中国の大部分、陸前国と陸奥国との一部。県庁所在地は盛岡市。面積1万5278平方キロメートル。人口138万5千。全13市。 →南部牛追唄 提供:コロムビアミュージックエンタテインメント(株) ⇒いわて‐さん【岩手山】 ⇒いわて‐だいがく【岩手大学】 いわで岩出イハ‥ 和歌山県北西部の市。紀ノ川下流北岸に位置し、農業・花卉かき栽培が盛ん。根来寺がある。人口5万1千。 いわて‐さん岩手山イハ‥ 岩手県盛岡市の北西方にある成層火山。標高2038メートル。南麓に小岩井農場・網張温泉がある。岩手富士。南部富士。 岩手山 提供:オフィス史朗 ⇒いわて【岩手】 いわて‐だいがく岩手大学イハ‥ 国立大学法人の一つ。1902年(明治35)創立の盛岡高等農林学校(のち盛岡農専)と盛岡工専・岩手師範・同青年師範を母体として49年設置。2004年法人化。盛岡市。 ⇒いわて【岩手】 いわで‐の‐もり磐手の森イハ‥ 歌枕。京都府・大阪府・和歌山県・岩手県など各地に伝える。 いわ‐で‐も言わでもイハ‥ (デは打消の意を表す助詞)言わなくてもよい。「―のことを言う」 いわ‐と石戸・岩戸イハ‥ ①岩の戸。神代紀「―を閉して幽こもり居ましぬ」 ②墳墓の石室の、入口の岩の戸。万葉集3「―破る手力たぢからもがも」 ⇒いわと‐かぐら【岩戸神楽】 ⇒いわと‐がくれ【岩戸隠れ】 ⇒いわと‐けいき【岩戸景気】 いわと‐かぐら岩戸神楽イハ‥ ①天照大神の天の岩戸隠れの神話に取材した、里神楽の一種。 ②歌舞伎のはやし。太鼓・大太鼓・笛で演奏し、荒事の出端ではなどに用いる。 ⇒いわ‐と【石戸・岩戸】 いわと‐がくれ岩戸隠れイハ‥ 「天の岩屋戸」参照。 ⇒いわ‐と【石戸・岩戸】 いわと‐けいき岩戸景気イハ‥ 1958年から61年にかけて旺盛な設備投資に導かれて生じた好景気。神武景気を上回る好況という意味を込めて名づけられた。 ⇒いわ‐と【石戸・岩戸】 いわ‐とこ石床・岩床イハ‥ ①岩の面が平らで床のようになっている所。万葉集1「―と川の水凝り」 ②石槨いわきの中の床。墓所。 いわ‐とび岩飛イハ‥ ①高い岩の上から水に飛び込むこと。また、その人。特に、それを見せて見物人から銭をとった者。好色五人女3「―とて水入すいりの男をひそかに二人雇ひて」 ②日本泳法の神伝流飛込術。高所から深水に飛び込む法。直立姿勢で、足先から水中に直角に入る。 いわとやま‐こふん岩戸山古墳イハ‥ 福岡県八女やめ市の人形原にある前方後円墳。長さ135メートルで、九州では屈指のもの。筑後国風土記逸文が伝える6世紀の磐井いわいの墓とされる。石人・石馬が多数出土。→磐井の乱 いわ‐な岩魚イハ‥ サケ科の硬骨魚。アメマス、ニッコウイワナ、ヤマトイワナ、ゴギの4地方群(亜種)に分けられる。本州以北の河川最上流にすむ陸封魚だが、北の地方にすむアメマスには降海するものも多い。ふつう暗緑色の地に多数の小さな白〜朱色斑点がある。最大全長80センチメートル(ふつう20〜50センチメートル)。渓流釣りの代表的釣魚。美味。ヤマトイワナの紀伊半島産のものはとくにキリクチと呼ばれる。嘉魚。〈[季]夏〉 いわな イワナ 提供:東京動物園協会 いわない岩内イハ‥ 北海道西部、後志しりべし支庁の町。積丹しゃこたん半島南側基部にあって日本海に臨み、明治期までニシン漁が盛ん。 いわ‐なし岩梨イハ‥ ツツジ科の落葉小低木。本州と北海道の一部の山地林縁などに生える。しばしば地面に這う。茎には褐色の毛が密生し、楕円形で長さ6〜10センチメートルの葉を短柄で互生。春に枝先に桃色の花を数個ずつ総状につけ、球形の液果は食用。 いわ‐なみ岩波イハ‥ 岩によせる波。古今和歌集「吉野川―高く行く水の」 いわなみ岩波イハ‥ 姓氏の一つ。 ⇒いわなみ‐しげお【岩波茂雄】 いわなみ‐しげお岩波茂雄イハ‥ヲ 出版人。長野県生れ。東大哲学科選科出身。1913年(大正2)岩波書店を開き、岩波文庫その他学術書の出版を通じて日本文化の向上に寄与。貴族院議員。文化勲章。(1881〜1946) 岩波茂雄 提供:岩波書店 ⇒いわなみ【岩波】 いわ‐にがな岩苦菜イハ‥ 〔植〕ジシバリの別称。

広辞苑鰯の頭も信心からで始まるの検索結果 1-1