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かいごう‐しゅうき【会合周期】クワイガフシウ‥🔗🔉

かいごう‐しゅうき会合周期クワイガフシウ‥ 〔天〕(synodic period)ある惑星と太陽および地球との三者の相対的位置が1循環する周期。→外合⇒かい‐ごう【会合】

きょう‐かんかく【共感覚】🔗🔉

きょう‐かんかく共感覚】 (synesthesia)一つの刺激によって、それに対応する感覚(例えば聴覚)とそれ以外の他種の感覚(例えば視覚)とが同時に生ずる現象。例えばある音を聴いて一定の色が見える場合を色聴という。子供に生じやすいとされる。

きょうかん‐ふくいんしょ【共観福音書】‥クワン‥🔗🔉

きょうかん‐ふくいんしょ共観福音書‥クワン‥ (Synoptic Gospels)新約聖書の最初の3福音書(マタイ・マルコ・ルカ)の総称。内容・叙述など共通点が多く、比較研究(共観)されることからの名。 ○行間を読むぎょうかんをよむ 文字面に現れていない筆者の真意などをくみとる。 ⇒ぎょう‐かん【行間】

きょうじ‐たい【共時態】🔗🔉

きょうじ‐たい共時態】 (synchronie フランス)ソシュールの用語。言語学だけでなく、一般に科学が対象とする現象を時間の流れに沿って変化するものとして見る通時態に対し、時間軸上の一点において捉えた状態を指す。

きょうじ‐てき【共時的】🔗🔉

きょうじ‐てき共時的】 (synchronique フランス)歴史的な変化を考慮に入れず、ある一時点での体系や構造に注目すること。↔通時的

ぐんしゅう‐せいたいがく【群集生態学】‥シフ‥🔗🔉

ぐんしゅう‐せいたいがく群集生態学‥シフ‥ 〔生〕(synecology)生物の群集の具体的な存在形態を研究対象とする生態学。群集の中での個々の種の生態的位置を定めるなど、生物の相互関係を考察する。↔個生態学。 ⇒ぐん‐しゅう【群集】

こう‐しゃ【向斜】カウ‥🔗🔉

こう‐しゃ向斜カウ‥ 〔地〕(syncline)褶曲しゅうきょくした地層の谷に当たる部分。傾斜した地層が互いに向き合っている構造。↔背斜。→褶曲(図)⇒こうしゃ‐こく【向斜谷】

サンジカリスム【syndicalisme フランス】🔗🔉

サンジカリスムsyndicalisme フランス⇒サンディカリスム

サンディカリスト【syndicaliste フランス】🔗🔉

サンディカリストsyndicaliste フランス】 サンディカリスムを信奉する人。

サンディカリスム【syndicalisme フランス】🔗🔉

サンディカリスムsyndicalisme フランス】 (サンディカ(syndicat フランス)は労働組合の意)19世紀末から20世紀初めにかけて、西ヨーロッパ、特にフランスで盛んであった急進的労働組合主義。労働組合が一切の政党活動を排除し、ゼネストや直接行動によって産業管理を実現し、社会改造を達成しようとする立場。1920年代にアナーキズムの影響を受け、アナルコ‐サンディカリスムと呼ばれた。

シナゴーグ【synagogue イギリス・ フランス】🔗🔉

シナゴーグsynagogue イギリス・ フランス】 〔宗〕ユダヤ教の礼拝のために設けた教会堂。ユダヤ人の民族的統一の中心ともなる。

シナジー【synergy】🔗🔉

シナジーsynergy】 経営戦略で、事業や経営資源を適切に結合することによって生まれる相乗効果のこと。

シナプス【synapse】🔗🔉

シナプスsynapse】 〔生〕(シナップスとも)神経細胞と神経細胞または他の細胞との接続関係およびその接合部。この接続関係は、脳や脊髄の灰白質や神経節に集中する。シナプスを介して細胞の興奮が伝達される場合と、次の細胞の興奮が抑制される場合とがある。

シノニム【synonym】🔗🔉

シノニムsynonym】 同義語。↔アントニム

シノプシス【synopsis】🔗🔉

シノプシスsynopsis】 梗概。シナリオなどのあらすじ。

しょうこう‐ぐん【症候群】シヤウ‥🔗🔉

しょうこう‐ぐん症候群シヤウ‥ (syndrome)一群の多彩な症候で形成されるまとまった病態。原因および発生機序が同一であれば独立した疾患単位であるが、原因が多岐にわたるものもある。転じて、病的傾向を意味する接尾辞としても用いる。 ⇒しょう‐こう【症候】

シンクレティズム【syncretism】🔗🔉

シンクレティズムsyncretism】 諸教混淆。宗教変遷の途上に見られる現象で、異なる信仰または崇拝の混淆・折衷、または異なる教義・儀礼の添加をいう。ローマ帝政時代の東西諸宗教の混淆や日本の両部神道の類。

シンクロトロン【synchrotron】🔗🔉

シンクロトロンsynchrotron】 〔理〕円形加速器の一つ。加速の初期の段階はベータトロン方式で、その後にサイクロトロン方式で加速する。→ベータトロン→サイクロトロン⇒シンクロトロン‐ほうしゃ【シンクロトロン放射】

シンクロナイズ【synchronize】🔗🔉

シンクロナイズsynchronize】 (「同時化する」の意) ①映画・テレビ録画で、別々に記録された画像と音声とを正しく一致させて1本のフィルム・テープにまとめること。シンクロ。 ②閃光装置の発光をカメラのシャッターが開いた時に、自動的に行うこと。同調。シンクロ。 ③自動車などで、ギア変速機構が滑らかに噛合いに入るような構造にすること。

シンクロナイズド‐スイミング【synchronized swimming】🔗🔉

シンクロナイズド‐スイミングsynchronized swimming】 伴奏音楽に合わせて泳ぎ、芸術性や技術の高さを競う水中競技。ソロ・デュエット・チーム・フリー‐コンビネーションの4種目がある。

シンコペーション【syncopation】🔗🔉

シンコペーションsyncopation】 音楽で、拍子で規定された強弱の位置を本来の場所からずらしてリズムに変化を与えること。切分法。移勢法。

シンジオタクチック【syndiotactic】🔗🔉

シンジオタクチックsyndiotactic「イソタクチック」参照。

シンジケート【syndicate】🔗🔉

シンジケートsyndicate】 ①生産割当や共同販売を行う企業連合。また、その中央機関。 ②公債・社債の引受のために銀行その他の金融業者によって組織される証券引受団。 ③大規模な犯罪組織。「麻薬―」 ⇒シンジケート‐ぎんこう【シンジケート銀行】 ⇒シンジケート‐ローン【syndicate loan】

シンジケート‐ローン【syndicate loan】🔗🔉

シンジケート‐ローンsyndicate loan】 国際的な銀行の協調融資団(シンジケート)が行う中長期融資のこと。 ⇒シンジケート【syndicate】

シンセサイザー【synthesizer】🔗🔉

シンセサイザーsynthesizer】 電子音合成装置。電子回路の組合せによって音を制御・合成する機能をもち、楽器として用いる。1950年代に始まり、60年代に発展。

シンタックス【syntax】🔗🔉

シンタックスsyntax(→)統語法(→)統語論に同じ。

シンタリティー【syntality】🔗🔉

シンタリティーsyntality】 個人のパーソナリティーに対応する語で、集団の統一的・総合的な性格。

ジンテーゼ【Synthese ドイツ】🔗🔉

ジンテーゼSynthese ドイツ】 〔哲〕総合。

シンテターゼ【synthetase】🔗🔉

シンテターゼsynthetase】 〔生〕(→)リガーゼに同じ。

シンドローム【syndrome】🔗🔉

シンドロームsyndrome(→)症候群

そう‐ごう【総合・綜合】‥ガフ🔗🔉

そう‐ごう総合・綜合‥ガフ (synthesis) ①個々別々のものを一つに合わせまとめること。「皆の意見を―する」↔分析。 ②〔論〕原理から出発してその帰結に至ること。公理から出発して定理を証明する数学の提示法はその典型。↔分析。 ③弁証法で、相互に矛盾する定立と反定立とを止揚すること。合ごう⇒そうごう‐かいはつ【総合開発】 ⇒そうごう‐がくしゅう【総合学習】 ⇒そうごう‐かくとうぎ【総合格闘技】 ⇒そうごう‐かぜい【総合課税】 ⇒そうごう‐がち【総合勝ち】 ⇒そうごう‐ぎじゅつきょういく【総合技術教育】 ⇒そうごう‐げいじゅつ【総合芸術】 ⇒そうごう‐けってい‐きゅう【総合決定給】 ⇒そうごうけんきゅう‐だいがくいん‐だいがく【総合研究大学院大学】 ⇒そうごう‐こうざ【総合口座】 ⇒そうごう‐ざっし【総合雑誌】 ⇒そうごう‐しゅぎ【総合主義】 ⇒そうごう‐しょうしゃ【総合商社】 ⇒そうごう‐しょく【総合職】 ⇒そうごう‐せっけい‐せいど【総合設計制度】 ⇒そうごう‐だいがく【総合大学】 ⇒そうごう‐てき【総合的】 ⇒そうごう‐はんだん【総合判断】 ⇒そうごう‐びょういん【総合病院】 ⇒そうごう‐へんしゅう【総合編集】 ⇒そうごう‐ぼうじょ【総合防除】

そうごう‐しゅぎ【総合主義】‥ガフ‥🔗🔉

そうごう‐しゅぎ総合主義‥ガフ‥ (synthétisme フランス)19世紀末フランスの絵画様式。象徴主義的な主題、輪郭線で形態を囲む手法をもって主観と客観の総合を目指す。ゴーガンが主唱。 ⇒そう‐ごう【総合・綜合】

そうごう‐はんだん【総合判断】‥ガフ‥🔗🔉

そうごう‐はんだん総合判断‥ガフ‥ (synthetisches Urteil ドイツ)カントの用語。主語概念に含まれない新しい述語が主語と総合される判断で、必然性はもたないが、知識を拡げるもの。例えば「物体はすべて重さをもつ」。↔分析判断。 ⇒そう‐ごう【総合・綜合】

たい‐ごう【対合】‥ガフ🔗🔉

たい‐ごう対合‥ガフ 〔生〕 ①(synapsis)細胞の減数分裂に際して、相同染色体同士が接着する現象。 ②(pairing)二本鎖DNAが複製される際、DNAの各鎖を構成する塩基に対して、必ず特定の塩基が結合する現象。この結果、元の二本鎖DNAと同一の鎖が2本形成され、遺伝情報は誤りなく複製される。

たんきゅう‐るい【単弓類】🔗🔉

たんきゅう‐るい単弓類】 (synapsids) ①脊椎動物のグループ。すべての哺乳類とその祖先を含むもので、爬虫類と同格とされる。 ②哺乳類型爬虫類の旧称。爬虫類を三つに分けた一つで、哺乳類の祖先にあたる。

ていゆ‐ほう【提喩法】‥ハフ🔗🔉

ていゆ‐ほう提喩法‥ハフ (synecdoche)修辞法の一つ。全体と部分との関係に基づいて構成された比喩。全体の名称を提示して一つの名称にかえ(「花」で「さくら」を表す類)、また、一つの名を提示して全体を表す(「パン」で「食物」を表す類)技法。換喩法の一種。

とうご‐ほう【統語法】‥ハフ🔗🔉

とうご‐ほう統語法‥ハフ 〔言〕(syntax)句・節・文の構成法。また、それに内在する規則。統辞法。構文法。 ⇒とう‐ご【統語】

とうご‐ろん【統語論】🔗🔉

とうご‐ろん統語論】 (syntactics; syntax) ①〔論〕記号論で、記号間の関係を研究する部門。特にカルナップのいう論理的統語論は、意味を無視して記号の間の形式的な関係を研究する。統辞論。→意味論→語用論。 ②〔言〕句・節・文の構成に内在する規則性を研究する言語学の一領域。統辞論。構文論。 ⇒とう‐ご【統語】

🄰SYN🔗🔉

SYN [synchronous]同期.同期信号.

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