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うちゅう‐せん【宇宙線】‥チウ‥🔗🔉

うちゅう‐せん宇宙線‥チウ‥ (cosmic rays)宇宙空間に存在する高エネルギーの放射線、およびそれらが地球大気に入射してできる放射線。前者は、大部分が陽子で、他はヘリウム・炭素・窒素などの原子核。後者は陽子・中性子・中間子などの透過力の大きい硬成分と、電子・ガンマ線などの透過力の小さい軟成分とから成る。宇宙線の起源は超新星の爆発によると考えられている。 ⇒う‐ちゅう【宇宙】

うちゅう‐はっせい‐ろん【宇宙発生論】‥チウ‥🔗🔉

うちゅう‐はっせい‐ろん宇宙発生論‥チウ‥ (cosmogony)宇宙の起源・発生についての説明。神話的な説明を指すことが多い。科学的な研究は、天文学の一部門としての宇宙進化論。 ⇒う‐ちゅう【宇宙】

うちゅう‐ろん【宇宙論】‥チウ‥🔗🔉

うちゅう‐ろん宇宙論‥チウ‥ (cosmology) ①〔哲〕宇宙の起源・構成などについての哲学的考察。哲学史上では宇宙についての形而上学説を指し、近代自然科学の発達によってその意義を失ったが、自然科学の成果に基づいた哲学的宇宙論の試みもなされている。コスモロジー。 ②宇宙の生成・発展・消滅を研究する学問分野。約140億年前の宇宙の爆発的生成(ビッグバン)から現存する元素の形成に至る過程を科学的に研究する。 ⇒う‐ちゅう【宇宙】

コスメチック【cosmetic イギリス・cosmétique フランス】🔗🔉

コスメチックcosmetic イギリス・cosmétique フランス】 ①化粧品。 ②白蝋・牛脂・パラフィンなどに香料を加え、練り固めた整髪用の化粧品。チック。泉鏡花、黒百合「島野は総すべてコスメチツク、香水、巻莨シガレット、洋杖ステッキ、護謨ゴム靴といふ才子肌」

コスメッツ【COSMETS】🔗🔉

コスメッツCOSMETS】 (Computer System for Meteorological Services)気象資料総合処理システム。気象庁に設置される。国内外との情報交換とその資料の情報処理を総合的にオンライン‐リアルタイム方式で行うコンピューター‐システム。→アデス→ナプス

コスモス【kosmos ギリシア・cosmos イギリス】🔗🔉

コスモスkosmos ギリシア・cosmos イギリス】 ①美しい秩序。転じて、それ自身のうちに秩序と調和とをもつ宇宙または世界の意。「ミクロ‐―」↔カオス。 ②〔植〕キク科の一年草。メキシコ原産。高さ約1.5メートルに達する。葉は線状に細裂。秋、大形の頭状花を開く。色は白・淡紅・深紅など。秋桜。おおハルシャぎく。〈[季]秋〉 コスモス 撮影:関戸 勇

コスモポリス【cosmopolis】🔗🔉

コスモポリスcosmopolis(→)国際都市

コスモポリタニズム【cosmopolitanism】🔗🔉

コスモポリタニズムcosmopolitanism】 国家や民族を超越して、全人類を同胞と見なし、世界市民としての個人によって世界社会を実現しようとする思想。古くはキニク学派・ストア学派などがこの考えを唱えた。国民主義思想の勃興とともに諸国家の協同をめざす国際主義に代わったが、第二次大戦後に再び提唱。世界(市民)主義。四海同胞主義。万民主義。公民主義。 ⇒コスモポリタニズム‐ひはん【コスモポリタニズム批判】

コスモポリタン【cosmopolitan】🔗🔉

コスモポリタンcosmopolitan】 ①コスモポリタニズムを信奉する人。世界主義者。 ②国境や国籍にとらわれず、世界を股にかける人。国際人。

コスモロジー【cosmology】🔗🔉

コスモロジーcosmology】 宇宙論。

せかい‐しみん【世界市民】🔗🔉

せかい‐しみん世界市民】 (cosmopolitan イギリス・Weltbürger ドイツ)世界国家または世界共同体の成員。ストア学派およびキリスト教的社会観から由来し、近代ではカントが永久平和の前提として構想。世界公民。 ⇒せ‐かい【世界】

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