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いせ【伊勢】(地名他)🔗🔉

いせ伊勢】 ①旧国名。今の三重県の大半。勢州。 ②三重県の市。旧称、宇治山田市。伊勢神宮所在地として発達、神都と称する。伊勢志摩国立公園の入口。人口13万5千。 ③伊勢神宮。「―参り」 ⇒伊勢は津で持つ、津は伊勢で持つ、尾張名古屋は城で持つ ⇒伊勢へ七度熊野へ三度 ⇒伊勢や日向の物語

いせ【伊勢】(人名)🔗🔉

いせ伊勢】 平安中期の歌人。三十六歌仙の一人。伊勢守藤原継蔭の女むすめ。伊勢の御と称せられ、宇多天皇の皇子を産んだが親王早世。中務なかつかさの母。家集「伊勢集」。( 〜939頃)

いせ【縮縫】🔗🔉

いせ縮縫】 (動詞イセルの連用形から) ①平面の布を立体的に仕立てるために、表面には見えないようにこまかく縫いちぢめる方法。袖山そでやまや、たびの爪先などに用いる。いせこみ。 ②漁網の、網地の長さと縁綱の長さとの差。普通縁綱を短く作り、いせが大きいほど網の広がりが大きくなる。よせ。いさり。かきこみ。

い‐せ【五十瀬】🔗🔉

い‐せ五十瀬】 多くの瀬。後撰和歌集「―渡る川は袖より流るれば」

いせ‐あみがさ【伊勢編笠】🔗🔉

いせ‐あみがさ伊勢編笠】 伊勢国多気郡産の編笠。宗安小歌集「繻子の袖細に―は」

い‐せい【以西】🔗🔉

い‐せい以西】 その地点から西。一般に、その地点を含んでいう。 ⇒いせい‐そこびきあみ‐ぎょぎょう【以西底引網漁業】

い‐せい【医生】🔗🔉

い‐せい医生】 医術を学ぶ学生。

い‐せい【医聖】🔗🔉

い‐せい医聖】 神わざに近いほどの名医。

い‐せい【威勢】ヰ‥🔗🔉

い‐せい威勢ヰ‥ ①人を恐れ服させる力。「―をふるう」 ②元気。いきおい。「―のいい若者」

い‐せい【為政】ヰ‥🔗🔉

い‐せい為政ヰ‥ 政治をすること。政治に当たること。 ⇒いせい‐しゃ【為政者】

い‐せい【異姓】🔗🔉

い‐せい異姓】 ちがう姓。他姓。↔同姓

い‐せい【異性】🔗🔉

い‐せい異性】 ①性質の異なること。また、異なるもの。 ②男女・雌雄の性を異にするもの。特に男性から女性、女性から男性をさしていう。「―に関心を抱く」↔同性。 ⇒いせい‐あい【異性愛】 ⇒いせい‐か【異性化】 ⇒いせいか‐こうそ【異性化酵素】 ⇒いせい‐たい【異性体】

い‐せい【遺制】ヰ‥🔗🔉

い‐せい遺制ヰ‥ 昔の制度で今に遺っているもの。「封建―」

い‐せい【遺精】ヰ‥🔗🔉

い‐せい遺精ヰ‥ 性行為なくして不随意に精液を漏らすこと。

いせい‐あい【異性愛】🔗🔉

いせい‐あい異性愛】 (heterosexuality)異性の者を性的欲望の対象とすること。↔同性愛。 ⇒い‐せい【異性】

いせい‐か【異性化】‥クワ🔗🔉

いせい‐か異性化‥クワ ある化合物が、化学反応によってその異性体に変化すること。 ⇒い‐せい【異性】

いせいか‐こうそ【異性化酵素】‥クワカウ‥🔗🔉

いせいか‐こうそ異性化酵素‥クワカウ‥ (→)イソメラーゼに同じ。 ⇒い‐せい【異性】

い‐せいけん【胃生検】ヰ‥🔗🔉

い‐せいけん胃生検ヰ‥ 極めて小さな鋏はさみまたは鉗子かんしを内視鏡内のパイプを通して胃の中に挿入し、目的部位の組織や細胞を採取し、病理組織学的、あるいは細胞診により検査して、悪性病変の有無を診断すること。→胃カメラ→生検

いせい‐しゃ【為政者】ヰ‥🔗🔉

いせい‐しゃ為政者ヰ‥ 政治を行う者。 ⇒い‐せい【為政】

いせい‐じん【異星人】🔗🔉

いせい‐じん異星人】 地球以外の星に住む、人に似た生物。宇宙人。言動が普通とかけ離れた人にも言う。

いせい‐そこびきあみ‐ぎょぎょう【以西底引網漁業】‥ゲフ🔗🔉

いせい‐そこびきあみ‐ぎょぎょう以西底引網漁業‥ゲフ 指定漁業の一つ。東海・黄海および南シナ海を漁場とする総トン数15トン以上の動力漁船を使用した底引網漁業。 ⇒い‐せい【以西】

いせい‐たい【異性体】🔗🔉

いせい‐たい異性体】 〔化〕(isomer)分子式は同じであるが、化学構造が違う化合物。それぞれ異なった性質を示す。 ⇒い‐せい【異性】

いせ‐えび【伊勢海老】🔗🔉

いせ‐えび伊勢海老】 イセエビ科のエビ。体長は30センチメートル以上に達する。体色は赤褐色。頭胸甲は円筒形で堅く、多くの刺とげがあり、腹部は大きくやや扁平。歩脚はどれも鋏はさみをもたない。関東から九州に分布し、水深20〜30メートルの岩場にすむ。美味で、正月や慶事の料理に供される。イセエビ科のエビ類の総称として使われることもある。シマイセエビ・カイコイセエビ・ニシキエビなど。鎌倉蝦。〈[季]新年〉 イセエビ 提供:東京動物園協会

いせ‐おしろい【伊勢白粉】🔗🔉

いせ‐おしろい伊勢白粉】 伊勢の射和いざわ村付近産の水銀白粉。上品で伊勢土産とされた。御所白粉。狂言、素襖落「奥様には―」→はらや(軽粉)

いせ‐おどり【伊勢踊】‥ヲドリ🔗🔉

いせ‐おどり伊勢踊‥ヲドリ 伊勢に起こり、近世初期から諸国に流行した掛踊かけおどり。「これはどこ踊、松坂越えて伊勢踊」などの歌詞。松坂踊。→伊勢音頭

いせ‐おんど【伊勢音頭】🔗🔉

いせ‐おんど伊勢音頭】 ①伊勢地方の民謡の総称。もと伊勢遷宮の木遣きやり唄とされるものなどさまざまで、正調伊勢音頭系と伊勢道中唄系とに分けることもある。「ヤートコセーノヨイヤナ…」の囃子詞はやしことばをもち、歌詞は「伊勢は津で持つ、津は伊勢で持つ、尾張名古屋は城で持つ」など。伊勢参宮の流行に伴い全国にひろがった。 →伊勢音頭 提供:コロムビアミュージックエンタテインメント(株) ②伊勢古市ふるいちの遊里で唄われた長唄風の俗謡。享保(1716〜1736)の頃宇治山田の俳人梅路の作詞で、御師おしの奥山桃雲と草司とが唄いひろめたもの。

いせおんどこいのねたば【伊勢音頭恋寝刃】‥コヒ‥🔗🔉

いせおんどこいのねたば伊勢音頭恋寝刃‥コヒ‥ 歌舞伎脚本。4幕。近松徳叟作の世話物。1796年(寛政8)伊勢古市遊郭の油屋で、医師孫福斎まごふくいつきが仲居ら5名を殺傷し、のち自刃した事件を脚色したもの。同年初演。→油屋お紺 →文献資料[伊勢音頭恋寝刃]

いせ‐かい【伊勢海】🔗🔉

いせ‐かい伊勢海(→)伊勢湾に同じ。

いせ‐かいどう【伊勢街道】‥ダウ🔗🔉

いせ‐かいどう伊勢街道‥ダウ 伊勢神宮への参詣道の称。東海道の日永ひなが(今、四日市市)から南下する道と、関せきから南下する道とが特に重要で、後者を伊勢別街道とよぶ。参宮街道。

い‐せき【堰・井堰】ヰ‥🔗🔉

い‐せき堰・井堰ヰ‥ 水を他に引くため、川水をせきとめた所。井手。せき。

い‐せき【射席】🔗🔉

い‐せき射席(→)「いむしろ(射席)」に同じ。

い‐せき【医籍】🔗🔉

い‐せき医籍】 ①医書。 ②医師免許を得た者の氏名・本籍などを登録する厚生労働省の帳簿。

い‐せき【胃石】ヰ‥🔗🔉

い‐せき胃石ヰ‥ 動物の胃中に見出される石。 ①ザリガニ・カニ類の胃の中にある、円板形の結石。炭酸カルシウムから成り、2個ある。脱皮の際カルシウムが過剰に捨てられるのを防止する。ざりがにいし。 ②経口摂取したものに胃液が作用し、胃内で固形物となったもの。毛髪石・柿胃石の類。

い‐せき【移籍】🔗🔉

い‐せき移籍】 ①籍を他に移すこと。 ②所属団体を他にかえること。「別の球団に―する」

い‐せき【偉跡】ヰ‥🔗🔉

い‐せき偉跡ヰ‥ 偉大な事跡。すぐれた事業のあと。

い‐せき【偉績】ヰ‥🔗🔉

い‐せき偉績ヰ‥ すぐれた功績。偉功。

い‐せき【貽績】🔗🔉

い‐せき貽績】 (「貽」は残す意)後代に残した功績。

い‐せき【遺跡・遺蹟】ヰ‥🔗🔉

い‐せき遺跡・遺蹟ヰ‥ ①過去の人類がのこした遺構もしくは遺物のある所。貝塚・住居跡・古墳など。旧跡。古跡。 ②死者の跡目。故人がのこした職業や領地。また、それを相続する人。ゆいせき。 ⇒いせき‐しょうもん【遺跡証文】 ⇒いせき‐ちょう【遺跡帳】

いせ‐ぎ【伊勢木】🔗🔉

いせ‐ぎ伊勢木】 木曾・飛騨などの山林地方の住民が伊勢神宮へ奉納する初穂木。

いせき‐しょうもん【遺跡証文】ヰ‥🔗🔉

いせき‐しょうもん遺跡証文ヰ‥ 江戸時代、庶民階級の養子縁組の際の契約文書。 ⇒い‐せき【遺跡・遺蹟】

いせき‐ちょう【遺跡帳】ヰ‥チヤウ🔗🔉

いせき‐ちょう遺跡帳ヰ‥チヤウ 江戸時代、相続者を記入した町年寄備付けの帳面。 ⇒い‐せき【遺跡・遺蹟】

いせ‐ごい【伊勢鯉】‥ゴヒ🔗🔉

いせ‐ごい伊勢鯉‥ゴヒ ①ボラの異称。 ②メナダの異称。

いせ‐こう【伊勢講】‥カウ🔗🔉

いせ‐こう伊勢講‥カウ 伊勢神宮を信仰する人々の団体。室町初期より各地に成立。毎月一定の日に集まり飲食し、平生より醵金きょきんして交代であるいは総員で伊勢参宮をし、太神楽だいかぐらを奉納した。伊勢太太だいだい講。太太講。狂言、文山立「身共は―の当にあたつた」

いせ‐こじき【伊勢乞食】🔗🔉

いせ‐こじき伊勢乞食】 ①伊勢参宮の人々に憐みを乞う乞食。 ②転じて、伊勢の人をののしっていう語。「近江どろぼう伊勢乞食」といい、江州人の抜け目のなさ、伊勢人の節倹が江戸の商権を制圧して行くのに対する江戸人の反感が生んだ語。→伊勢屋

いせ‐こ・む【いせ込む】🔗🔉

いせ‐こ・むいせ込む】 〔他五〕 (→)「いせる」1に同じ。

いせ‐ごよみ【伊勢暦】🔗🔉

いせ‐ごよみ伊勢暦】 伊勢神宮祭主藤浪家から奏して得た土御門家の暦の稿本によって、同神宮から刊行した暦。神職が大麻たいまとともに全国に頒布した。 伊勢暦 撮影:薗部 澄(JCII蔵)

いせ‐ごり【伊勢行李】🔗🔉

いせ‐ごり伊勢行李】 伊勢国で作られた柳行李。

いせさき【伊勢崎】🔗🔉

いせさき伊勢崎】 群馬県南東部の市。もと酒井氏2万石の城下町。繊維工業が盛ん。人口20万2千。 ⇒いせさき‐おり【伊勢崎織】 ⇒いせさき‐めいせん【伊勢崎銘仙】

いせさき‐おり【伊勢崎織】🔗🔉

いせさき‐おり伊勢崎織】 伊勢崎地方から産出する太織・紬つむぎ・縞物の織物。 ⇒いせさき【伊勢崎】

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