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おん‐いん【音韻】‥ヰン🔗🔉

おん‐いん音韻‥ヰン ①中国語で漢字の音を構成する声母や韻母などの総称。→声せい→韻。 ②(phoneme)音素、または音素と韻律(声調・アクセント)とを合わせた単位。 ⇒おんいん‐がく【音韻学】 ⇒おんいん‐ろん【音韻論】

おんいん‐ろん【音韻論】‥ヰン‥🔗🔉

おんいん‐ろん音韻論‥ヰン‥ 〔言〕(phonology)言語学の一領域。音素を対象にして、その種類・特徴、結合上の規則性、音声的プロセス、韻律などを研究。 ⇒おん‐いん【音韻】

おんせい‐がく【音声学】🔗🔉

おんせい‐がく音声学】 〔言〕(phonetics)言語の音声を研究する言語学の一領域。発音器官による発声を研究する調音音声学、物理的音波としての音を研究する音響音声学、耳に伝わった音の知覚効果を研究する聴覚音声学などがある。 ⇒おん‐せい【音声】

おん‐そ【音素】🔗🔉

おん‐そ音素】 (phoneme)ある一つの言語で用いる音の単位で、意味の相違をもたらす最小の単位。類似した特徴をもつ、意味を区別しない音声の集合体。 ⇒おんそ‐もじ【音素文字】

おんそ‐もじ【音素文字】🔗🔉

おんそ‐もじ音素文字】 (phonograph; phonogram)1字が1音素を表す表音文字。ローマ字や朝鮮語のハングルなど。単音文字。字母文字。 ⇒おん‐そ【音素】

ちくおん‐き【蓄音機・蓄音器】🔗🔉

ちくおん‐き蓄音機・蓄音器】 (phonograph)音波を記録したレコード盤から音を再生させる装置。レコード盤上には、音に対応する横ぶれを有する溝を刻み、溝に当たる針の振動を機械的に増幅して振動板に伝え音とする。1877年エジソンが発明。のち、針の振動を電気信号に変換し増幅する方式となる。尾崎紅葉、三人妻「聞かせたき人あり、こゝに―の無きこそ恨なれ」。夏目漱石、野分「無駄口を叩く学者や、―の代理をする教師が」

ひょうおん‐もじ【表音文字】ヘウ‥🔗🔉

ひょうおん‐もじ表音文字ヘウ‥ (phonetic script)一つ一つが音声上の単位に相当する文字。音素を表すものを音素文字、音節を表すものを音節文字という。音字。↔表意文字 ⇒ひょう‐おん【表音】

フォーン【phone】🔗🔉

フォーンphone】 (telephoneの略)電話。

フォネーム【phonème フランス】🔗🔉

フォネームphonème フランス】 〔言〕(→)音素

フォネティック‐サイン【phonetic sign】🔗🔉

フォネティック‐サインphonetic sign】 〔言〕(→)音声記号

フォネティックス【phonetics】🔗🔉

フォネティックスphonetics】 〔言〕(→)音声学

フォノグラフ【phonograph】🔗🔉

フォノグラフphonograph(→)蓄音機

フォノライト【phonolite】🔗🔉

フォノライトphonolite】 正長石・霞石かすみいしなどを主成分とする火山岩。暗緑色または褐色を呈し、ハンマーで打てばよく音響を発する。響岩。霞石閃長岩。

フォノロジー【phonology イギリス・phonologie フランス】🔗🔉

フォノロジーphonology イギリス・phonologie フランス】 〔言〕(→)音韻論おんいんろん

フォノン【phonon】🔗🔉

フォノンphonon】 固体内の原子の格子振動や固体中を伝搬する広義の音波を量子化したとき生じるエネルギー量子。音子。音響量子。

フォン【phon】🔗🔉

フォンphon】 音の大きさのレベルを表す単位。ある音の大きさのレベルは、その音と同じ大きさに聞こえると判断した1キロヘルツの音の音圧レベルの数値で表す。その場合、1キロヘルツの平面進行波の音圧20マイクロパスカルを0フォンとする。騒音レベルのホンとは一般には一致しない。

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