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かい‐せつ【回折】クワイ‥🔗🔉

かい‐せつ回折クワイ‥ 〔理〕(diffraction)波動に特有な現象で、波動が障害物の端を通過して伝播でんぱする時に、その後方の影の部分に回り込む現象。 ⇒かいせつ‐こうし【回折格子】 ⇒かいせつ‐じま【回折縞】

かいせつ‐こうし【回折格子】クワイ‥カウ‥🔗🔉

かいせつ‐こうし回折格子クワイ‥カウ‥ (diffraction grating)光を回折させて、スペクトルを得るのに用いる装置。ふつう、ガラス板や金属板に1ミリメートル当り数千本の平行な溝を等間隔につけた平面格子を用いる。 ⇒かい‐せつ【回折】

かく‐さん【拡散】クワク‥🔗🔉

かく‐さん拡散クワク‥ ①ひろがり散ること。「核―防止」 ②〔理〕(diffusion)物質の濃度が場所によって異なるとき、時間と共に濃度が一様になる現象。よく混合されていない塩水も、時間がたてば濃度が一様になる類。 ⇒かくさんてき‐しこう【拡散的思考】 ⇒かくさん‐ポンプ【拡散ポンプ】

さ‐えん【差延】🔗🔉

さ‐えん差延】 (différance フランス)デリダの用語。「差異」と「遅延」を意味する語を組み合わせた造語で、差異を産み出す働きを表す。存在者の現前には常に他者との空間的差異(間)と自己自身との時間的差異(遅延)があり、実体的同一性は差延の一効果にすぎないとする。

さ‐ぶん【差分】🔗🔉

さ‐ぶん差分】 ①(和算用語)(→)衰分すいぶんに同じ。 ②〔数〕(difference)関数およびx+Δx(Δxは増分)に対する値の差fx+Δx)−fx)をにおける差分という。微分法における微分に対応するもので、補間法その他の数値計算などに用いる。

さべつ‐かんぜい【差別関税】‥クワン‥🔗🔉

さべつ‐かんぜい差別関税‥クワン‥ (differential duties)ある種の商品またはある国からの輸入に対し、一般率と異なる取扱いをする関税。報復・互恵などの目的により割増関税・割引関税に大別される。区別関税。 ⇒さ‐べつ【差別】

さんこう‐せいうん【散光星雲】‥クワウ‥🔗🔉

さんこう‐せいうん散光星雲‥クワウ‥ (diffuse nebula)輪郭のはっきりしない不規則な形状の星雲で、ガスと微固体の煙のような星間物質が、恒星の光で輝いているもの。天球上で天の川付近に多く、銀河系内に属する。オリオン星雲の類。 エータカリーナ 撮影:及川聖彦 エータカリーナ(中心部) 撮影:Anglo-Australian Observatory,photograph by David Malin オメガ星雲(M17) 撮影:Anglo-Australian Observatory,photograph by David Malin タランチュラ星雲 撮影:Anglo-Australian Observatory,photograph by David Malin バラ星雲 撮影:Anglo-Australian Observatory/Royal Observatory,Edinburgh 三裂星雲 撮影:Anglo-Australian Observatory,photograph by David Malin ⇒さん‐こう【散光】

しゅ‐さ【種差】🔗🔉

しゅ‐さ種差】 〔論〕(differentia specifica ラテン)同位概念(同一の類概念に属する2個以上の種概念)のうち、特定の種に固有な性質で、それを他の種から区別する規準となる徴表。例えば、人間を他の動物から区別する場合、人間における「理性的」という徴表。

ディファレンシャル‐ギア【differential gear】🔗🔉

ディファレンシャル‐ギアdifferential gear(→)差動さどう歯車

ディフュージョン‐インデックス【diffusion index】🔗🔉

ディフュージョン‐インデックスdiffusion index】 景気変動を判断するための指数。(→)景気動向指数はその代表。DI

でんぱ‐しゅぎ【伝播主義】🔗🔉

でんぱ‐しゅぎ伝播主義】 (diffusionism)異文化間の差異や類似を、進化の段階の異同によってではなく、異文化間の歴史的な接触と伝播によって説明する立場。 ⇒でん‐ぱ【伝播】

びぶん‐がく【微分学】🔗🔉

びぶん‐がく微分学】 (differential calculus)数学の一分科。独立変数の値の変化に対する関数の値の変化の割合を考察し、これに基づいて関数の種々の性質を研究する学問。積分学とともに解析学の基礎をなす。 ⇒び‐ぶん【微分】

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