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アイディア【idea】🔗🔉

アイディアidea】 (アイデアとも) ①思いつき。着想。考案。「よい―が浮かぶ」「―商品」 ②〔哲〕理念。→イデア⇒アイディア‐マン【idea man】

アイディア‐マン【idea man】🔗🔉

アイディア‐マンidea man】 着想の豊かな人。 ⇒アイディア【idea】

アイディアリスト【idealist】🔗🔉

アイディアリストidealist】 ①〔哲〕観念論者。唯心ゆいしん論者。 ②理想家。理想主義者。

アイディアリズム【idealism】🔗🔉

アイディアリズムidealism】 ①〔哲〕観念論。唯心論。 ②理想主義。

アイディアル【ideal】🔗🔉

アイディアルideal】 ①理想的。 ②観念的。

イデア【idea ギリシア】🔗🔉

イデアidea ギリシア】 もと、見られたもの・姿・形の意。プラトン哲学の中心概念で、理性によってのみ認識されうる実在。感覚的世界の個物の本質・原型。また、価値判断の基準となる、永遠不変の価値。近世以降、観念、また理念の意となる。

かん‐ねん【観念】クワン‥🔗🔉

かん‐ねん観念クワン‥ ①〔仏〕観察し思念すること。仏陀の姿や真理などに心を集中してよく考えること。 ②あきらめること。覚悟。「もはやこれまでと―する」 ③〔哲〕〔心〕(idea)思考の対象となる意識の内容・心的形象の総称。山の観念、善悪の観念など。ギリシア語の「イデア」に由来。 ④物事に対する考え。見解。「固定―」「責任―」「経済―に欠ける」 ⇒かんねん‐しゅぎょう【観念修行】 ⇒かんねん‐しょうせつ【観念小説】 ⇒かんねん‐せい【観念性】 ⇒かんねん‐てき【観念的】 ⇒かんねんてき‐きょうごう【観念的競合】 ⇒かんねん‐ねんぶつ【観念念仏】 ⇒かんねん‐ほんいつ【観念奔逸】 ⇒かんねん‐れんごう【観念連合】 ⇒かんねん‐ろん【観念論】 ⇒観念の臍を固める

かんねん‐ろん【観念論】クワン‥🔗🔉

かんねん‐ろん観念論クワン‥ (idealism)物質に対して観念的なものの根源性を主張する立場。 ①イデア(プラトン)や宇宙的な精神(ストア学派)を世界の原理とする形而上学。カント以後のドイツ観念論(ヘーゲルの絶対精神の自己展開)等。→絶対的観念論。 ②バークリーのように、物質的世界の客観的実在性を否定し、世界は終極的には神の観念にすぎないと見る立場。→主観的観念論。 ③カントおよび新カント学派の認識論上の超越論的観念論。↔唯物論↔実在論。→超越論的観念論 →唯心論 ⇒かん‐ねん【観念】

けい‐そう【形相】‥サウ🔗🔉

けい‐そう形相‥サウ ①かたち。すがた。ぎょうそう。 ②〔哲〕(idea; eidos ギリシア・form イギリス)質料に一定の形を与えて、一個の現実的存在者として成立させる構成原理。これを、プラトンは事物から超越する原理とし、アリストテレスは事物に内在する原理とした。以後現代に至るまで哲学の基本概念の一つ。↔質料。→形式4⇒けいそう‐いん【形相因】

せいとく‐かんねん【生得観念】‥クワン‥🔗🔉

せいとく‐かんねん生得観念‥クワン‥ 〔哲〕(idea innata ラテン)経験によって得られるのではなく、人間に生れつき具わっている観念。デカルト・ライプニッツはこのような観念(神や自我など)の存在を説いたが、ロックはこれに反対。本有観念。↔習得観念。 ⇒せい‐とく【生得】

ゆいしん‐ろん【唯心論】🔗🔉

ゆいしん‐ろん唯心論】 〔哲〕(spiritualism; idealism)世界を構成する究極的な存在は精神的なものであるとする立場。認識論上の観念論の意味にも用いるが、普通には形而上学の一立場。プラトン・ライプニッツ・ヘーゲルらはその代表者。仏教については「唯心1」参照。↔唯物論。→観念論 ⇒ゆい‐しん【唯心】

り‐そう【理想】‥サウ🔗🔉

り‐そう理想‥サウ 〔哲〕(ideal)行為・性質・状態などに関して、考え得る最高の状態。未だ現実には存在しないが、実現可能なものとして行為の目的であり、その意味で行為の起動力である。「―は高く持て」 ⇒りそう‐か【理想化】 ⇒りそう‐か【理想家】 ⇒りそう‐きたい【理想気体】 ⇒りそう‐きょう【理想郷】 ⇒りそう‐けい【理想型】 ⇒りそう‐しゅぎ【理想主義】 ⇒りそう‐せい【理想性】 ⇒りそう‐てき【理想的】 ⇒りそう‐は【理想派】 ⇒りそう‐ろん【理想論】

りそう‐しゅぎ【理想主義】‥サウ‥🔗🔉

りそう‐しゅぎ理想主義‥サウ‥ (idealism) ①人生の意義を、理想を実現するための努力に置く思想。現実に妥協せず、一身の不利と犠牲とを顧みない高潔な態度とともに、他面、実現可能性を無視する空想的または狂信的態度を意味することもある。↔現実主義。 ②(→)観念論に同じ。 ⇒り‐そう【理想】

りねん‐けい【理念型】🔗🔉

りねん‐けい理念型】 (Idealtypus ドイツ)M.ウェーバーの社会科学方法論の重要な概念の一つ。ある現象について、現実をありのままに再現するのではなく、現実には分散的に存在している諸特徴をとりだし、それ自身矛盾のないように構成したもの。現実に対するあるべき規範ではなく、実在の現象と比較し、またその文化的意義を明らかにするための手段。理想型。 ⇒り‐ねん【理念】

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