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けいたい‐おんいんろん【形態音韻論】‥ヰン‥🔗⭐🔉
けいたい‐おんいんろん【形態音韻論】‥ヰン‥
(morphonology; morphophonology)形態素の音韻構造、形態素の結合時の音韻変化、形態素の機能差を生む音韻交替を扱う学問分野。
⇒けい‐たい【形態】
けいたい‐がく【形態学】🔗⭐🔉
けいたい‐がく【形態学】
(morphology)生物の構造・体制について研究する生物学の一分野。一般に生理学と対置される。解剖学・記載的発生学などを含む。生物の諸類について体制を比較して研究する分科を比較形態学という。
⇒けい‐たい【形態】
けいたい‐けいせい【形態形成】🔗⭐🔉
けいたい‐けいせい【形態形成】
(morphogenesis)
①生物の発生において、各種組織・器官の形、大きさ、相互の配列などが新しく生じてくる複合的な過程。
②蛋白質分子などが集合してウイルス粒子を構成する過程。形態生成。
⇒けい‐たい【形態】
けいたい‐そ【形態素】🔗⭐🔉
けいたい‐そ【形態素】
(morpheme)意味を持つ最小の言語単位。単独で1語になる自由形態素と、常に自由形態素に付いて生ずる拘束形態素とに分かれる。
⇒けい‐たい【形態】
けいたい‐ろん【形態論】🔗⭐🔉
けいたい‐ろん【形態論】
(morphology)言語学の一部門。形態素の設定方法、語形変化、派生や複合などの語形成を扱う。語形論。
⇒けい‐たい【形態】
シュリック【Moritz Schlick】🔗⭐🔉
シュリック【Moritz Schlick】
ドイツの哲学者。ウィーン大学教授。ウィーン学団の中心として、論理実証主義を提唱。著「一般的認識論」「倫理学の諸問題」など。(1882〜1936)
たい‐せき【堆石】🔗⭐🔉
たい‐せき【堆石】
①石をうずたかく積むこと。また、その堆積した石。
②(moraine)氷河によって運搬され堆積した岩屑。また、その集積。氷堆石。モレーン。
⇒たいせき‐てい【堆石堤】
どうとく‐かがく【道徳科学】ダウ‥クワ‥🔗⭐🔉
どうとく‐かがく【道徳科学】ダウ‥クワ‥
①(science des moeurs フランス)20世紀初頭のフランスで展開された、道徳的事実を社会学的観点から実証的に解明しようとする学問。デュルケムの問題提起を受けてレヴィ=ブリュールが提唱。規範学としての倫理学と対立する。習俗の科学。
②(moral sciences)イギリスでは、哲学・政治学・経済学などを含んだ広義の人文社会科学を指す。モラル‐サイエンス。
⇒どう‐とく【道徳】
どうとく‐かんかく【道徳感覚】ダウ‥🔗⭐🔉
どうとく‐かんかく【道徳感覚】ダウ‥
(moral sense)正邪善悪を直覚的に感知する感覚。シャフツベリー・ハチソンらは人間にこのような感覚があると主張した。道徳官。
⇒どう‐とく【道徳】
どうとく‐せい【道徳性】ダウ‥🔗⭐🔉
どうとく‐せい【道徳性】ダウ‥
①道徳の本質。
②(Moralität ドイツ)道徳法則にかなっていること。カントは、行為が単に道徳法則に外面的に一致するだけでなく、「道徳法則に対する尊敬」の動機をもって純粋に法則のために「義務から」行われる場合に道徳的価値を認め、適法性から区別した。ヘーゲルの客観的倫理の立場では、道徳性は個人的良心の主観性、すなわち法の外面性に対する内面性であり、総合的な人倫の立場からみれば人倫の一契機にすぎない。→人倫→適法性→道徳法則。
⇒どう‐とく【道徳】
どうとくてき‐しょうめい【道徳的証明】ダウ‥🔗⭐🔉
どうとくてき‐しょうめい【道徳的証明】ダウ‥
(moral argument)神の存在証明の一つ。道徳法則や道徳的世界秩序の源泉として神の存在を証明しようとする試み。
⇒どう‐とく【道徳】
どうとく‐てつがく【道徳哲学】ダウ‥🔗⭐🔉
どうとく‐てつがく【道徳哲学】ダウ‥
(moral philosophy)道徳の本質や原理を解明する哲学的研究。倫理学に同じとする立場と、倫理学を習俗の事実学とし、道徳哲学を道徳規範の学として区別する立場とがある。また、広義には政治・経済を含んだ社会哲学全般を意味することもある。
⇒どう‐とく【道徳】
メリケ【Mörike】🔗⭐🔉
メリケ【Mörike】
⇒メーリケ
モーガン【Morgan】🔗⭐🔉
モーガン【Morgan】
⇒モルガン
モーゲージ【mortgage】🔗⭐🔉
モーゲージ【mortgage】
抵当。抵当権。
モーニング【morning】🔗⭐🔉
モーニング【morning】
①朝。午前。
②(→)モーニング‐コートの略。
⇒モーニング‐カップ
⇒モーニング‐コート【morning coat】
⇒モーニング‐コール【morning call】
⇒モーニング‐サービス
⇒モーニング‐ショー
⇒モーニング‐セット
モーニング‐カップ🔗⭐🔉
モーニング‐カップ
(和製語morning cup)朝食時に使う、やや大きめのコーヒー‐カップ。
⇒モーニング【morning】
モーニング‐コート【morning coat】🔗⭐🔉
モーニング‐コート【morning coat】
男子の昼用半礼服。フロック‐コートの代用として正式礼装にも用いる。普通、上着とチョッキには黒無地を、ズボンには縞物を用いる。木下尚江、良人の自白「白井俊三は黒の―の小脇に折鞄を抱へて事務室に入つて来た」→フォーマル‐ウェア(図)。
⇒モーニング【morning】
モーニング‐コール【morning call】🔗⭐🔉
モーニング‐コール【morning call】
ホテルなどで、朝の指定された時刻に客を起こすために電話をかけること。また、そのサービス。
⇒モーニング【morning】
モーニング‐サービス🔗⭐🔉
モーニング‐サービス
(和製語morning service)喫茶店などで、朝の時間に軽い食事を割安に供すること。
⇒モーニング【morning】
モーニング‐ショー🔗⭐🔉
モーニング‐ショー
(和製語morning show)
①映画館で朝早く行われる上映。
②テレビ番組で、朝の時間帯にニュースをはじめ広範囲な内容を放送する番組。
⇒モーニング【morning】
モーニング‐セット🔗⭐🔉
モーニング‐セット
(和製語morning set)モーニング‐サービスの、飲物と軽食のセット。
⇒モーニング【morning】
モーラ【mora】🔗⭐🔉
モーラ【mora】
音韻論上の単位。1子音音素と1短母音音素とを合わせたものと等しい長さの音素結合。拍。
モラール【morale】🔗⭐🔉
モラール【morale】
志気。やる気。「―を高める」
モラヴィア【Moravia】🔗⭐🔉
モラヴィア【Moravia】
チェコ東部、ドナウ川の支流モラヴァ川の上中流に沿う地域名。中心都市ブルノ。モラヴァ。
モラトリアム【moratorium】🔗⭐🔉
モラトリアム【moratorium】
①債務者の破綻が経済界に大打撃を与えることが予想される場合、法令により一定期間、債務の履行を延期する措置。支払猶予。支払延期。
②差し当たり実施を中止すること。多く、核実験の一方的停止や原子力発電所の設置・稼動の禁止措置についていう。
③人間が成長して、なお社会的義務の遂行を猶予される期間。また、その猶予状態にとどまろうとする心理。エリクソンが提唱。「―人間」
モラリスト【moralist イギリス・moraliste フランス】🔗⭐🔉
モラリスト【moralist イギリス・moraliste フランス】
①道徳至上主義の人。道徳家。
②人間性と人間の生き方とを探求し、これを主として随筆的・断片的に書き著した人びと。特に、16〜18世紀フランスのモンテーニュ・パスカル・ラ=ロシュフーコー・ラ=ブリュイエール・ヴォーヴナルグらの称。20世紀ではA.E.テーラー・アラン・渡辺一夫・森有正など。
モラル【moral イギリス・morale フランス】🔗⭐🔉
モラル【moral イギリス・morale フランス】
①道徳。倫理。習俗。「―に欠ける」
②道徳を単に一般的な規律としてではなく、自己の生き方と密着させて具象化したところに生まれる思想や態度。→モラリスト。
⇒モラル‐ジレンマ【moral dilemma】
⇒モラル‐ハザード【moral hazard】
モラル‐ジレンマ【moral dilemma】🔗⭐🔉
モラル‐ジレンマ【moral dilemma】
ある行為を行なっても行わなくても、関係する倫理規範のどれかに反してしまうために起きる道徳的葛藤。
⇒モラル【moral イギリス・morale フランス】
モラル‐ハザード【moral hazard】🔗⭐🔉
モラル‐ハザード【moral hazard】
①道徳的危険。保険加入者が、保険によって損害が補償されるために、注意を怠ったり事故を起こしたりする類。
②金融機関・企業・預金者が利益追求に走って節度を失い、責任感・倫理性を欠くこと。
⇒モラル【moral イギリス・morale フランス】
モリン‐フール【morin khuur モンゴル】🔗⭐🔉
モリン‐フール【morin khuur モンゴル】
(→)馬頭琴ばとうきんに同じ。
モルタル【mortar】🔗⭐🔉
モルタル【mortar】
セメントまたは石灰に砂を混ぜて水で練ったもの。煉瓦積みのつなぎや壁・天井・床などの仕上げに用いる。
モルテール【mortier オランダ】🔗⭐🔉
モルテール【mortier オランダ】
(→)臼砲きゅうほう。
モルデント【Mordent ドイツ】🔗⭐🔉
モルデント【Mordent ドイツ】
装飾音。主要音と下2度(または上2度)の隣接音とを急速に往復する奏法。漣音れんおん。
モルヒネ【morphine オランダ】🔗⭐🔉
モルヒネ【morphine オランダ】
アヘンに含まれるアルカロイド。アヘンの主成分(約10パーセント)。無色結晶。水にわずかに溶解し、無臭で苦味がある。痛覚だけを抑制し、麻酔剤・鎮痛剤に用いる。習慣性が著しい。モルフィン。モヒ。舎密開宗「罌粟けしの―」→麻薬。
⇒モルヒネ‐ちゅうどく【モルヒネ中毒】
モルフィン【Morphin ドイツ】🔗⭐🔉
モルフィン【Morphin ドイツ】
⇒モルヒネ
モルモン‐きょう【モルモン教】‥ケウ🔗⭐🔉
モルモン‐きょう【モルモン教】‥ケウ
(Mormonism)末日聖徒イエス=キリスト教会の俗称。1830年アメリカ人ジョゼフ=スミス(Joseph Smith1805〜1844)が創立した傍系的キリスト教で、モルモン経が経典。本拠地は米国ユタ州。この教会の一夫多妻制度は、90年に廃止。
モレーン【moraine】🔗⭐🔉
モレーン【moraine】
(→)堆石堤たいせきていまたは(→)堆石2に同じ。
モロ【Moro】🔗⭐🔉
モロ【Moro】
南フィリピンのイスラム系民族集団の総称。スペインでイスラム教徒をモロと呼んだことに由来。民族独立運動が盛ん。
モロッコ【Morocco】🔗⭐🔉
モロッコ【Morocco】
アフリカ北西端の王国。1956年フランス領モロッコが独立、スペイン領モロッコをも併合。大部分がアトラス山脈などの高原国。住民の大多数はイスラム教徒のアラブ人・ベルベル人。面積45万平方キロメートル。人口3054万(2004)。首都ラバト。→アフリカ(図)。
モロッコ 王宮
撮影:田沼武能
⇒モロッコ‐がわ【モロッコ革】
⇒モロッコ‐じけん【モロッコ事件】
⇒モロッコ‐がわ【モロッコ革】
⇒モロッコ‐じけん【モロッコ事件】
モロニ【Moroni】🔗⭐🔉
モロニ【Moroni】
アフリカ大陸南東方沖、コモロ‐イスラム連邦共和国の首都。人口3万(1991)。
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