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ちっ‐そ【窒素】🔗⭐🔉
ちっ‐そ【窒素】
(nitrogen)非金属元素の一種。元素記号N 原子番号7。原子量14.01。体積で空気の5分の4を占め、無色・無味・無臭の気体。一般に化学反応を起こし難いが、高温では多くの元素と直接化合して窒化物を作る。また、硝石・硝酸などの化合物の成分となる。生物体の重要な成分として生活現象と密接な関係を有し、特に蛋白質に不可欠の成分。
⇒ちっそ‐こうぎょう【窒素工業】
⇒ちっそ‐こてい【窒素固定】
⇒ちっそ‐さんかぶつ【窒素酸化物】
⇒ちっそ‐じゅんかん【窒素循環】
⇒ちっそぞく‐げんそ【窒素族元素】
⇒ちっそ‐たいしゃ【窒素代謝】
⇒ちっそ‐どうかさよう【窒素同化作用】
⇒ちっそ‐ひりょう【窒素肥料】
ナイトロジェン‐マスタード【nitrogen mustard】🔗⭐🔉
ナイトロジェン‐マスタード【nitrogen mustard】
マスタード‐ガス(イペリット)の窒素置換体。細胞分裂を抑制する作用があり、特に悪性腫瘍に対して強く働くので、その誘導体を制癌剤として用いる。
ニトロ【nitro】🔗⭐🔉
ニトロ【nitro】
ニトロ基すなわち‐NO2基。
⇒ニトロ‐か【ニトロ化】
⇒ニトロ‐かごうぶつ【ニトロ化合物】
⇒ニトロ‐グリセリン【nitroglycerine】
⇒ニトロ‐セルロース【nitrocellulose】
⇒ニトロ‐ベンゼン【nitrobenzene】
ニトロ‐グリセリン【nitroglycerine】🔗⭐🔉
ニトロ‐グリセリン【nitroglycerine】
分子式C3H5(NO3)3 三硝酸グリセリンの慣用名。グリセリンと硝酸および硫酸の混合物との反応により生じる三硝酸エステル。無色油状の液体で強力な爆発物。ダイナマイトの原料。血管拡張作用があるので狭心症の特効薬に用いる。
⇒ニトロ【nitro】
ニトロ‐セルロース【nitrocellulose】🔗⭐🔉
ニトロ‐セルロース【nitrocellulose】
セルロースの硝酸エステル。正しくは硝酸セルロース。セルロースを硫酸・硝酸・水の混合液で処理してつくる。混合液の組成によりエステル化の程度(窒素の含有率で表し硝化度という)の異なるものを得る。硝化度の高いものは火薬、硝化度の低いものはラッカー・フィルムなどとして使用する。硝酸繊維素。硝化綿。
⇒ニトロ【nitro】
ニトロソ‐アミン【Nitrosamin ドイツ】🔗⭐🔉
ニトロソ‐アミン【Nitrosamin ドイツ】
①2価の基=N‐NOを持つ化合物の総称。発癌性を有する。第2アミンと亜硝酸との反応で生じるが、両者とも天然食品中に含まれ、同時に摂取すると体内で生成する。
②ニトロソ基‐NOおよびアミノ基‐NH2を持つ化合物の総称。
ニトロソ‐グアニジン【nitrosoguanidine】🔗⭐🔉
ニトロソ‐グアニジン【nitrosoguanidine】
突然変異誘発物の一つ。分子式C2H5N5O3 人工癌生成などに用いられる。
ニトロ‐ベンゼン【nitrobenzene】🔗⭐🔉
ニトロ‐ベンゼン【nitrobenzene】
分子式C6H5NO2 ベンゼンを混酸とともに温めるとき生じる淡黄色の油状液体。苦扁桃くへんとう油に似た芳香をもつ。有毒。水にほとんど溶けない。アニリンの原料に用いる。ニトロベンゾール。
⇒ニトロ【nitro】
○二兎を追う者は一兎をも得ずにとをおうものはいっとをもえず
(He that hunts two hares at once will catch neither.)同時に二つの事をしようとすれば、両方とも成功しない。
⇒に‐と【二兎】
ノックス【NOx】🔗⭐🔉
ノックス【NOx】
(nitrogen oxides)窒素酸化物のこと。
めん‐かやく【綿火薬】‥クワ‥🔗⭐🔉
めん‐かやく【綿火薬】‥クワ‥
(nitro-cotton)精製した綿を硫酸と硝酸との混合液で処理して作った火薬。成分はニトロセルロース。外観は綿に類似し、点火すれば爆発して灰を残さない。無煙火薬の原料。
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