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広辞苑の検索結果 (4)

う【右】🔗🔉

】 (呉音。漢音はユウ) ①㋐(漢代には右の座席を上位としたことから)すぐれた方。 ㋑(日本で)左より下の位。「―大臣」 ②保守的な傾向。↔左

みぎ【右】🔗🔉

みぎ】 (ニギリ(握り)の転か) ①南を向いた時、西にあたる方。↔左。 ②(漢代、座席を右の方を上としたことから)上位。上席。太平記12「三浦は千葉が―に立たん事を忿つて」 ③転じて、すぐれた方。継体紀「麁鹿火あらかいが―に出づるひと無し」 ④昔、左右に分かれた官職の右の方。通常、左より下位であった。源氏物語竹河「左大臣うせ給ひて、―は左に…なり給ふ」 ⑤縦書きの文書類で、前条を承けていう語。2カ条以上を承ける場合は「以前」と書いた。「―御礼まで」 ⑥以前。もともと。最初。日葡辞書「ミギニマウシタゴトク」。義残後覚「さて壱岐守殿へ参りて―の弟子たちに会うて」 ⑦思想上・政治上の右翼。 ⇒右から左 ⇒右といえば左 ⇒右とも左とも ⇒右に出る者がない ⇒右の耳から左の耳 ⇒右へ倣え ⇒右も左も分からない

みぎり【右】🔗🔉

みぎり】 みぎ。狂言、文相撲「―を取つて左へ廻し、左を取つて―へ廻し」

[漢]右🔗🔉

 字形  筆順 〔口部2画/5画/教育/1706・3126〕 〔音〕(呉) ユウ〈イウ〉(漢) 〔訓〕みぎ (名)すけ [意味] ①みぎ。みぎがわ。(対)左。「左右さゆう・座右ざゆう・右岸・右折・右往左往・右顧左眄さべん」 ②上位。(対)左。「最右翼」▶中国戦国時代には右側を上位としたことから。官職名では逆に使われ、右大臣は左大臣の下位。 ③保守的な傾向・立場。(対)左。「右派・右傾・極右」▶フランス革命後の議会で、保守派が議場の右側の席を占めたことによる。 ④たっとぶ。尊重する。「右文ゆうぶん・右武ゆうぶ」▶みぎ(=上位)にする意。 ⑤(みぎわきにいて)たすける。かばう。(同)佑・祐。「右筆ゆうひつ・右弼ゆうひつ」 [解字] 会意。「」(=又。右手)+「口」。右手で口をかばう、たすける意。 [難読] 右手めて

大辞林の検索結果 (3)

みぎ【右】🔗🔉

みぎ [0] 【右】 (1)空間を二分したときの一方の側。その人が北に向いていれば,東にあたる側。 ⇔左 「―を向く」 (2)(人の)体で{(1)}の側。また,その側の手・足など。 ⇔左 「―投げ左打ち」 (3) [1] (縦書きの文章で)前に記したこと。既述したこと。「―の通り相違ありません」 (4)革新的な側に対して,保守的な側。右翼。 ⇔左 「―に寄った考え」 (5)歌合・相撲など左右に分かれてする競技で,右側の組。「つひに―負けにけり/源氏(賢木)」 (6)同じ職掌の官を左右二つに分けた時の下位の方。通常左を上位とした。 ⇔左 「左大臣亡せ給ひて―は左に/源氏(竹河)」 (7)〔中国,戦国時代に,右側を上位として尊んだことから〕 上座・上席。また,すぐれている方。上位。「三浦は千葉が―に立たん事を忿て/太平記 12」

みぎり【右】🔗🔉

みぎり 【右】 みぎ。「文を左にし武を―にす/平治(上)」

みぎ【右】(和英)🔗🔉

みぎ【右】 the right.→英和 〜の right.〜へ曲がる turn (to the) right.…の〜に[の]on the right of…;on one's right.‖右側通行<掲示>Keep to the Right.右廻りの clockwise.右向け右<号令>Right turn! 右寄りの right-leaning.

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