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き‐の‐どく【気の毒】🔗🔉

き‐の‐どく気の毒】 (心の毒になることの意) ①自分が難儀な目に会って心をいため、苦しむこと。困ること。きまりがわるいこと。当惑。松の葉3「なんぼ仰おしゃつても、訳のわるひが―」 ②他人の苦痛・難儀についてともに心配すること。同情。狂言、飛越「そなたの川へはまつたは―なれども」。「病気がちで―だ」 ③相手に迷惑をかけて、すまなく思うこと。また、感謝やお礼の意を表すのにも使う。「すっぽかして―なことをした」「こんな良い物をいただいて―な」↔気の薬。 ⇒きのどく‐せん【気の毒銭】 ⇒気の毒をかける

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き-の-どく【気の毒】🔗🔉

き-の-どく [3][4] 【気の毒】 (名・形動)[文]ナリ 〔「自分の心や気持ちにとって毒になるもの」が原義〕 (1)相手の苦痛や困難なさまを見て,かわいそうに思う・こと(さま)。「―な身の上だ」 (2)相手に迷惑をかけてすまなく思う・こと(さま)。「―なことをした」 (3)心を痛めること。迷惑すること。困ること。また,そのさま。「『厭でも応でもつがねば通さぬ』『はて,これは―な事かな』/狂言記・伊文字」 (4)恥ずかしいこと。きまりの悪いこと。「親方の手前―の思はくにて顔を真赤にしてゐる/滑稽本・浮世床(初)」 [派生] ――が・る(動ラ五[四])

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