複数辞典一括検索+![]()
![]()
広辞苑の検索結果 (12)
ちょろ🔗⭐🔉
ちょろ
船脚が速い猪牙船ちょきぶねの呼称。東海地方以西でいう。
ちょろ・い🔗⭐🔉
ちょろ・い
〔形〕
①つまらない。値打ちのない。浮世草子、好色万金丹「この―・い挟箱一つ残りたるは」
②なまぬるい。てぬるい。浮世草子、好色万金丹「―・い穿鑿せんさく」
③見えすいている。おろかである。傾城禁短気「そんな―・い手をくふことにあらず」
④簡単である。たやすい。扱いやすい。「―・いやつ」「―・い問題」
ちょろぎ【草石蚕】🔗⭐🔉
ちょろぎ【草石蚕】
シソ科の多年草。中国原産。高さ約60センチメートル。茎は四角。全株に粗毛を生じ、夏から秋にかけて紅紫色の唇形花を総状に開く。晩夏に地下に生ずる巻貝に似た塊茎は食用で、赤く染めて正月の料理に用いる。ちょうろぎ。〈[季]夏〉〈[季]新年〉。芭蕉文集「しほらしき物づくし―貝割菜」
ちょろぎと沢庵漬
撮影:関戸 勇
ちょ‐ろく【著録】🔗⭐🔉
ちょ‐ろく【著録】
①帳簿に記入すること。
②あらわししるすこと。
③書物についての目録。
ちょろ‐けん🔗⭐🔉
ちょろ‐けん
江戸時代、京坂地方で、数人一組となり、大きい張抜き籠に目鼻を描いたものをかぶり、黒塗りの大笠を戴き、町々を歩き銭を乞うた者。割竹を持った者が先頭となって、太鼓・びんざさらなどで調子を取り、「ちょろが参じました」などと唱えた。
ちょろけん
チョロ‐けん【著羅絹】🔗⭐🔉
チョロ‐けん【著羅絹】
(インドのチャウル(Chaul)の産という)地質は琥珀こはく織に似て、木目模様のある絹織物。近世、オランダまたは中国広東から渡来。鎖服。好色一代男7「一日二日過ぎて、―一巻有合ひて」
ちょろ‐ちょろ🔗⭐🔉
ちょろ‐ちょろ
①少量の水が流れる音。また、そのさま。「―水」
②小さいものが目まぐるしく動きまわるさま。「子ねずみ―」
③小さな炎が揺らめくさま。宝蔵「行灯…古き女の童のなぞなぞにも、四方白壁、中―、などこそ云ひつれ」。「暖炉の火が―燃える」
ちょろっ‐か🔗⭐🔉
ちょろっ‐か
軽率なさま。また、たやすいさま。手軽なさま。仮名文章娘節用「―な者」
ちょろ‐と🔗⭐🔉
ちょろ‐と
〔副〕
物を手早くするさま。
ちょろまか・す🔗⭐🔉
ちょろまか・す
〔他五〕
①他人の目をかすめて物などを盗む。西鶴置土産「紙一枚―・すといふことなし」。「売上金の一部を―・す」
②その場のがれを言ってごまかす。浮世草子、好色盛衰記「―・すといふ時花はやり言葉も是おかし。…罪にならざる当座の偽を、まぎらかすといへる替詞と聞えたり」。「口先で―・す」
ちょろり🔗⭐🔉
ちょろり
①少しの水が流れるさま。
②わずかの間に、また人目をかすめて手早くするさま。また、瞬間的に姿を見せるさま。「秘密が―と漏れる」
ちょ‐ろん【緒論】🔗⭐🔉
ちょ‐ろん【緒論】
ショロンの慣用読み。
○千代を籠むちよをこむ
千年の後も栄える趣を持つ。拾遺和歌集賀「千代を籠めたる杖なればつくともつきじ君がよはひは」
⇒ち‐よ【千代・千世】
大辞林の検索結果 (14)
ちょろ🔗⭐🔉
ちょろ
関西で,猪牙船(チヨキブネ)のこと。
ちょろ・い🔗⭐🔉
ちょろ・い [2] (形)
(1)考え方などが安易だ。浅薄だ。甘っちょろい。「簡単にだまされるとは,彼もずいぶん―・い男だ」「そんな―・い手に乗るものか」
(2)容易だ。簡単だ。「こんなテストぐらい―・いもんだ」
(3)取るに足りない。つまらない。「霊仏霊宝さへ残らず焼けたるに,此の―・い挟箱一つ残りたるは/浮世草子・好色万金丹」
(4)なまぬるい。てぬるい。「―・い穿鑿(センサク)/浮世草子・好色万金丹」
[派生] ――さ(名)
ちょろぎ【草石蚕・甘露子】🔗⭐🔉
ちょろぎ [1] 【草石蚕・甘露子】
シソ科の多年草。中国原産。地下茎の先端に白色で巻貝状の塊茎をつけ,これを梅酢に漬けたりして食用とする。茎は高さ約50センチメートル,葉は狭卵形。秋,茎頂の花穂に紅紫色の唇形花をつける。ちょうろぎ。
草石蚕
[図]
[図]
ちょ-ろく【著録】🔗⭐🔉
ちょ-ろく [0] 【著録】 (名)スル
帳簿に記録すること。書きしるすこと。
ちょろ-けん🔗⭐🔉
ちょろ-けん
江戸時代に,京都で始まった門付(カドヅケ)の一。数人の集団で,目鼻をつけた大形の張り子の籠(カゴ)をかぶり,黒塗りの笠をつけた者を先頭に,太鼓・びんざさらの鳴り物入りで町々を歩きまわったもの。江戸では,福禄寿に扮したものなどが行われた。
チョロ-けん【―絹・著羅絹】🔗⭐🔉
チョロ-けん [0] 【―絹・著羅絹】
〔チョロはチャウルの転という〕
近世,オランダ船などで輸入された絹織物。インドのチャウル産,あるいは中国広東産で甲斐絹(カイキ)に似た地質という。
ちょろ-ちょろ🔗⭐🔉
ちょろ-ちょろ [1] (副)スル
(「と」を伴っても用いる)
(1)わずかな水の流れるさま。「水が―(と)流れる」
(2)小さいものがすばやく動き回るさま。「ねずみが―(と)逃げる」「子供たちが目の前を―(と)する」
(3)小さな物が動いたり,揺れたりするさま。「まだ炎が―(と)出ている」
ちょろっ-か🔗⭐🔉
ちょろっ-か [1] (形動)
大したことのないさま。取るに足りないさま。「―にお茶を濁す事ばかり/社会百面相(魯庵)」
ちょろっ-と🔗⭐🔉
ちょろっ-と [2] (副)
「ちょろり」に同じ。
ちょろまか・す🔗⭐🔉
ちょろまか・す [4][0] (動サ五[四])
(1)他人の目をかすめて,物を盗む。かすめとる。「売上金を―・す」
(2)冗談やその場のがれのことを言って,ごまかす。「口先にて先づ能(ヨ)い様に―・し/人情本・恩愛二葉草」
[可能] ちょろまかせる
ちょろり🔗⭐🔉
ちょろり [2][3] (副)
(多く「と」を伴って)
(1)小さな物が素早く動くさま。行動が素早いさま。「舌を―(と)出す」
(2)簡単に,またはあっけなく事が行われるさま。「秘密を―としゃべってしまった」
(3)水などがごくわずかに流れるさま。「水は蛇口から―と出ただけ」
ちょ-ろん【緒論】🔗⭐🔉
ちょ-ろん [0][1] 【緒論】
「しょろん(緒論)」の慣用読み。
ちょろちょろ(和英)🔗⭐🔉
ちょろまかす(和英)🔗⭐🔉
広辞苑+大辞林に「ちょろ」で始まるの検索結果。