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広辞苑の検索結果 (21)

ま‐もう【摩耗・磨耗】🔗🔉

ま‐もう摩耗・磨耗】 すり減ること。ある面が他の面で擦られて減る現象。

ま‐も‐なく【間も無く】🔗🔉

ま‐も‐なく間も無く】 〔副〕 ①絶え間なく。たえず。大和物語「さざら波―岸を洗ふめり」 ②ほどなく。やがて。「―開幕」

ま‐もの【真物】🔗🔉

ま‐もの真物】 にせものでないこと。また、そのもの。ほんもの。浄瑠璃、ひらかな盛衰記「―付けたる一番碇」

ま‐もの【麻物・苧物】🔗🔉

ま‐もの麻物・苧物】 麻糸で編んだ綱。浄瑠璃、平家女護島「―をふつつと踏みきれば」

ま‐もの【魔物】🔗🔉

ま‐もの魔物】 魔性のもの。妖怪。ばけもの。また、人をまよわすもの。「恋は―」

まもら・う【守らふ】マモラフ🔗🔉

まもら・う守らふマモラフ [一]〔他四〕 (マモルに接尾語フの付いた語)見詰めている。うかがう。古事記「い行き―・ひ戦へば」 [二]〔他下二〕 ①見詰める。枕草子33「講師の顔をつと―・へたるこそ」 ②守っている。大事にしている。源氏物語夕霧「かくまがふ方なく一つ所を―・へて」

まもり【守り】🔗🔉

まもり守り】 ①まもること。番をすること。守護。警護。守備。万葉集18「御門みかどの―」。「―を固める」 ②神仏の加護。また、守り神。 ③「守り袋」または「守り札」の略。おまもり。 ④紋所の名。守り袋または守り札にかたどったもの。 ⇒まもり‐がたな【守り刀】 ⇒まもり‐がみ【守り神】 ⇒まもり‐づけ【守付】 ⇒まもり‐て【守り手】 ⇒まもり‐ぶくろ【守り袋】 ⇒まもり‐ふだ【守り札】 ⇒まもり‐ぼとけ【守り仏】 ⇒まもり‐ほんぞん【守り本尊】 ⇒まもり‐め【守り目】 ⇒まもり‐わきざし【守り脇差】

まもり‐あ・う【守り合ふ】‥アフ🔗🔉

まもり‐あ・う守り合ふ‥アフ 〔他四〕 互いに見詰める。見あう。見あわす。宇治拾遺物語4「わかき僧たちいかにと顔を―・ひ侍りけるに」

まもり‐あ・ぐ【守り上ぐ】🔗🔉

まもり‐あ・ぐ守り上ぐ】 〔他下二〕 目をはなさずに見上げる。宇治拾遺物語4「目をつけて見れば、この女を―・げてこの蛇くちなわはゐたり」

まもり‐がたな【守り刀】🔗🔉

まもり‐がたな守り刀】 護身用に携える短刀。謡曲、烏帽子折「このおん腰の物を―にとて参らさせ給ひし」 ⇒まもり【守り】

まもり‐がみ【守り神】🔗🔉

まもり‐がみ守り神】 自分を守ってくれる神。守護神。 ⇒まもり【守り】

まもり‐づけ【守付】🔗🔉

まもり‐づけ守付】 軍中で決死の者が、その氏名を記し髻もとどりに結び付けた木札。 ⇒まもり【守り】

まもり‐て【守り手】🔗🔉

まもり‐て守り手】 見張っている人。見張番。太平記24「―目も放たず、籠ろうの戸も開かずして」 ⇒まもり【守り】

まもり‐ぬ・く【守り抜く】🔗🔉

まもり‐ぬ・く守り抜く】 〔他五〕 最後まで守る。守り通す。「名人位を―・く」

まもり‐ぶくろ【守り袋】🔗🔉

まもり‐ぶくろ守り袋】 守り札を入れて身につけておく袋。 ⇒まもり【守り】

まもり‐ふだ【守り札】🔗🔉

まもり‐ふだ守り札】 神仏の霊がこもり、人を加護するという札。社寺から請い受けて身に帯びたり門戸に張りつけたりする。おふだ。お守り。護符。「交通安全の―」 ⇒まもり【守り】

まもり‐ぼとけ【守り仏】🔗🔉

まもり‐ぼとけ守り仏(→)「守り本尊」に同じ。〈日葡辞書〉 ⇒まもり【守り】

まもり‐ほんぞん【守り本尊】🔗🔉

まもり‐ほんぞん守り本尊】 身の守りとして信仰する仏。守り仏。 ⇒まもり【守り】

まもり‐め【守り目】🔗🔉

まもり‐め守り目】 守る役。めつけ。源氏物語蜻蛉「―そへなどことごとしくしたまひける程に」 ⇒まもり【守り】

まもり‐わきざし【守り脇差】🔗🔉

まもり‐わきざし守り脇差】 護身用の脇差。 ⇒まもり【守り】

まも・る【守る・護る】🔗🔉

まも・る守る・護る】 〔他五〕 (マ(目)モ(守)ルの意) ①うかがいみる。見定める。万葉集7「淡海の海なみかしこみと風―・り年はや経なむ漕ぐとはなしに」 ②目を離さずに見る。見詰める。見守る。源氏物語須磨「所々眺め給ふらむかしと思ひやり給ふにつけても、月の顔のみ―・られ給ふ」。平家物語9「馳せ来る敵をはたと―・つて」。徒然草「花のもとにはねぢ寄り立ち寄りあからめもせず―・りて」 ③侵そうとするものをくいとめる。番をする。守備する。保護する。万葉集20「筑紫の国はあた―・るおさへの城そと」。竹取物語「かばかり―・る所に天の人にも負けんや」。平家物語3「宮門を―・る蛮夷の夜昼警衛を勤むるも」。「身を―・る術」「外野を―・る」 ④大切にする。世話をする。源氏物語東屋「今はわが姫君を…明け暮れ―・りて、なでかしづく事限りなし」 ⑤背かないようにする。遵守する。方丈記「必ず禁戒を―・るとしもなくとも」。「規則を―・る」「約束を―・る」「秩序を―・る」

大辞林の検索結果 (25)

ま-もう【磨耗・摩耗】🔗🔉

ま-もう [0] 【磨耗・摩耗】 (名)スル こすれて減ること。多く,機械・部品・道具などについていう。「軸受けが―する」

まもう-しけん【摩耗試験】🔗🔉

まもう-しけん [4] 【摩耗試験】 材料の耐摩耗性を調べる試験。

ま-も-なく【間も無く】🔗🔉

ま-も-なく [2] 【間も無く】 (副) ほんの短い時間で。すぐに。ほどなく。「―春が来る」「―電車がまいります」

ま-もの【真物】🔗🔉

ま-もの [0] 【真物】 にせものでないこと。ほんもの。「―のごとくに演せんことは/小説神髄(逍遥)」

ま-もの【麻物・苧物】🔗🔉

ま-もの 【麻物・苧物】 麻を縒(ヨ)った紐(ヒモ)・綱。「挺の―に縛りあげ/浄瑠璃・扇八景」

ま-もの【魔物】🔗🔉

ま-もの [0] 【魔物】 (1)魔性のもの。妖怪(ヨウカイ)。ばけもの。 (2)人を迷わせたり破滅に導いたりするもの。「金は―だ」

まもら・う【守らふ】🔗🔉

まもら・う マモラフ 【守らふ】 (動ハ下二) 〔「目(マ)守(モ)る」に継続の助動詞「ふ」の付いたものから〕 (1)じっと見る。見守る。「今々と苦しうゐ入りて,あなたを―・へたる心地/枕草子 160」 (2)守る。大切にする。「かくまがふ方なく,一つ所を―・へて/源氏(夕霧)」

まもり【守り・護り】🔗🔉

まもり [3] 【守り・護り】 (1)守ること。防備。「―を固める」 (2)神の加護。また,守り神。 (3)守り札。また,守り袋。お守り。 (4)紋章の一。護符をかたどったもの。

まもり-がたな【守り刀】🔗🔉

まもり-がたな [4] 【守り刀】 護身用の短刀。脇差し。

まもり-がみ【守り神】🔗🔉

まもり-がみ [3][4] 【守り神】 災いを防ぎ身を守ってくれる神。守護神。

まもり-づけ【守り付け】🔗🔉

まもり-づけ 【守り付け】 戦場で討ち死にを覚悟した者が,自分の名前を記し髻(モトドリ)に結びつけておいた木札。

まもり-ぶくろ【守り袋】🔗🔉

まもり-ぶくろ [4] 【守り袋】 守り札を入れて身につける袋。

まもり-ふだ【守り札】🔗🔉

まもり-ふだ [3] 【守り札】 神仏の霊がこもり人を加護する札。社寺から請い受けて身につけたり戸口に張ったりする。お守り。札守り。

まもり-ほんぞん【守り本尊】🔗🔉

まもり-ほんぞん [4] 【守り本尊】 災難などから身を守ってくれるとして特に信仰している仏。

まもり-め【守り目】🔗🔉

まもり-め 【守り目】 守る役目。また,その人。世話役。「二人の子を舟の―にのせ置きて/宇治拾遺 4」

まもり-わきざし【守り脇差】🔗🔉

まもり-わきざし [4] 【守り脇差】 守り刀。

まもり-あ・う【守り合ふ】🔗🔉

まもり-あ・う ―アフ 【守り合ふ】 (動ハ四) 互いに見つめ合う。見合う。「いかに,と顔を―・ひ侍りけるに/宇治拾遺 14」

まもり-あ・ぐ【守り上ぐ】🔗🔉

まもり-あ・ぐ 【守り上ぐ】 (動ガ下二) じっと見上げる。「この女を―・げて此の蛇(クチナワ)はゐたり/宇治拾遺 4」

まもり-ぬ・く【守り抜く】🔗🔉

まもり-ぬ・く [4] 【守り抜く】 (動カ五[四]) 最後まで守る。守りとおす。「陣地を―・く」「最初の方針を―・く」 [可能] まもりぬける

まも・る【守る】🔗🔉

まも・る [2] 【守る】 (動ラ五[四]) 〔「目(マ)守(モ)る」の意〕 (1)大切な物が失われたり,侵されたりしないように防ぐ。「国境を―・る」「外敵から身を―・る」「チャンピオンの座を―・る」「留守を―・る」 (2)決めたことに背かないようにする。「約束を―・る」「制限速度を―・る」「沈黙を―・る」 (3)目を離さないでじっと見る。見守る。「省吾の顔を―・り乍(ナガ)ら尋ねた/破戒(藤村)」「月の顔のみ―・られ給ふ/源氏(須磨)」 (4)大事にする。世話をする。「明け暮れ―・りてなでかしづく事限りなし/源氏(東屋)」 (5)状況を見定める。「足速(アバヤ)の小舟風―・り/万葉 1400」 [可能] まもれる

マモンmammon🔗🔉

マモン [1] mammon 〔マタイ福音書六章「汝ら神と富(マモン)とに兼ね事(ツカ)うること能(アタ)わず」から〕 (人間の心を害するものとしての)財宝や金銭。マンモン。

まもなく【間もなく】(和英)🔗🔉

まもなく【間もなく】 soon;→英和 presently;→英和 before long.

まもの【魔物】(和英)🔗🔉

まもの【魔物】 ⇒魔.

まもり【守】(和英)🔗🔉

まもり【守】 (1) defense;→英和 protection.→英和 (2)[お守り]an amulet;→英和 a charm;→英和 a talisman.→英和 〜を固める strengthen the defense.‖守り神 a guardian angel.

まもる【守る】(和英)🔗🔉

まもる【守る】 defend;→英和 protect;→英和 [約束を]keep;→英和 [規則などを]observe;→英和 obey;→英和 follow.→英和

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