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広辞苑の検索結果 (17)
し‐きり【仕切り】🔗⭐🔉
し‐きり【仕切り】
①しきること。また、しきるもの。「―を取り払う」
②取引や帳簿のしめくくり。
㋐決算。
㋑仕切売買の略。
㋒清算取引での売買を受渡期日以前に転売買戻しにより始末すること。
㋓転売買戻しによる損益を計算すること。
㋔仕切金しきりきんの略。
③相撲で両力士が土俵上に相対し、立合いの身構えをすること。
④四十九日の法事。忌明ひあき。
⇒しきり‐いた【仕切り板】
⇒しきり‐かかく【仕切価格】
⇒しきり‐がわせ【仕切為替】
⇒しきり‐きん【仕切金】
⇒しきり‐じょう【仕切状】
⇒しきり‐せん【仕切り線】
⇒しきり‐ちがいだな【仕切り違い棚】
⇒しきり‐なおし【仕切り直し】
⇒しきり‐ねだん【仕切値段】
⇒しきり‐ば【仕切羽】
⇒しきり‐ば【仕切場】
⇒しきり‐ばいばい【仕切売買】
⇒しきり‐はぎ【仕切矧ぎ】
⇒しきり‐ます【仕切枡】
⇒しきり‐や【仕切屋】
しきり‐いた【仕切り板】🔗⭐🔉
しきり‐いた【仕切り板】
①間をへだてる板。
②船に穀物などを積むとき、船体の動揺により貨物が移動するのを防ぐため、艙そう内に船体の中心線に添って設けた板。
⇒し‐きり【仕切り】
しきり‐かかく【仕切価格】🔗⭐🔉
しきり‐かかく【仕切価格】
売買契約を決済する際の値段。
⇒し‐きり【仕切り】
しきり‐がわせ【仕切為替】‥ガハセ🔗⭐🔉
しきり‐がわせ【仕切為替】‥ガハセ
仕切状を添えた為替。
⇒し‐きり【仕切り】
しきり‐きん【仕切金】🔗⭐🔉
しきり‐きん【仕切金】
売主が買主から受け取るべき代金諸経費の総額。仕切銀。しきりがね。しきり。
⇒し‐きり【仕切り】
しきり‐じょう【仕切状】‥ジヤウ🔗⭐🔉
しきり‐じょう【仕切状】‥ジヤウ
売買契約の条件を正当に履行したことを、売主が買主に宛て証明する書類。単に商品の明細書であるにとどまらず、手形金額・保険価額等を算定する基礎となる重要書類。仕切書。送状。インボイス。
⇒し‐きり【仕切り】
しきり‐せん【仕切り線】🔗⭐🔉
しきり‐せん【仕切り線】
①書面などを区画するために引く線。
②相撲で、土俵上に引いた2本の白線。仕切りの際に力士が手をおろし、この線を越えて相手に近付いてはならないとする。
⇒し‐きり【仕切り】
しきり‐ちがいだな【仕切り違い棚】‥チガヒ‥🔗⭐🔉
しきり‐ちがいだな【仕切り違い棚】‥チガヒ‥
床脇の棚の一形式。上下二組の違い棚を1本の束つかで支える式のもの。
⇒し‐きり【仕切り】
しきり‐なおし【仕切り直し】‥ナホシ🔗⭐🔉
しきり‐なおし【仕切り直し】‥ナホシ
相撲で、立合いの呼吸が合わず、仕切りをやり直すこと。
⇒し‐きり【仕切り】
しきり‐ねだん【仕切値段】🔗⭐🔉
しきり‐ねだん【仕切値段】
①成行き値段で売買を委託した場合、売買の成立する値段。
②清算取引で転売買戻しをして売買建玉たてぎょくを整理する際の値段。
⇒し‐きり【仕切り】
しきり‐ば【仕切羽】🔗⭐🔉
しきり‐ば【仕切羽】
白羽・黒羽を交ぜ合わせてはいだ矢。中黒・中白など。
⇒し‐きり【仕切り】
しきり‐ば【仕切場】🔗⭐🔉
しきり‐ば【仕切場】
①歌舞伎劇場で一切の会計を扱う事務所。また、そこに詰めている手代の称。
②仕切屋の作業所。廃品を整理したり取引したりする所。
③鶯餅うぐいすもちの異称。
⇒し‐きり【仕切り】
しきり‐ばいばい【仕切売買】🔗⭐🔉
しきり‐ばいばい【仕切売買】
株式業者が顧客の注文に対し、取引所に出さず店頭で売買すること。しきり。
⇒し‐きり【仕切り】
しきり‐はぎ【仕切矧ぎ】🔗⭐🔉
しきり‐はぎ【仕切矧ぎ】
仕切羽の矢羽をはぐこと。
⇒し‐きり【仕切り】
しきり‐ます【仕切枡】🔗⭐🔉
しきり‐ます【仕切枡】
劇場で1枡ずつに仕切った見物席。角材を縦横にわたして定人数に区画し、7人詰・5人詰・4人詰などとする。枡。
⇒し‐きり【仕切り】
しきり‐や【仕切屋】🔗⭐🔉
しきり‐や【仕切屋】
集めてきた廃品を仕分けて売り払う業者。
⇒し‐きり【仕切り】
し‐き・る【仕切る】🔗⭐🔉
し‐き・る【仕切る】
〔他五〕
①区画する。かぎる。好色一代男2「六畳敷に幾間も―・り」。「へやを―・る」
②間を断つ。そこで終りとする。日葡辞書「ミチヲシキル」
③帳簿で損益の決算をする。浄瑠璃、心中刃は氷の朔日「算用は今日残らず―・りて」
④物事を適切に処理する。とりしきる。「宴会を―・る」
⑤(自動詞的に用いて)相撲で、仕切りをする。
大辞林の検索結果 (15)
し-きり【仕切り】🔗⭐🔉
し-きり [0] 【仕切り】
(1)しきること。へだてを設けること。また,そのへだて。「部屋の―」
(2)取引・帳簿などをある時点で区切って締めること。決算すること。
(3)相撲で,土俵上の両力士が互いに呼吸を合わせながら立ち合いの身構えをすること。
(4)取引所を通さないで,証券業者が顧客と株の売買を行うこと。現在は禁止されている。仕切り売買。
(5)「仕切り金」の略。「親父が塩梅(アンベイ)が悪りいので,手前往つて―を取つて来うと云ふので/塩原多助一代記(円朝)」
しきり-いた【仕切り板】🔗⭐🔉
しきり-いた [4] 【仕切り板】
(1)間をへだてる板。
(2)船体の動揺による荷物の移動を防ぐため,船倉内に船体の中心線に沿って設ける板。
しきり-きん【仕切り金】🔗⭐🔉
しきり-きん [0] 【仕切り金】
取引の決算で,買い手が売り手に支払う代金。仕切り銀。しきりがね。しきり。
しきり-じょう【仕切り状】🔗⭐🔉
しきり-じょう ―ジヤウ [0][3] 【仕切り状】
「送り状」に同じ。
しきり-せん【仕切り線】🔗⭐🔉
しきり-せん [0] 【仕切り線】
相撲で,仕切りの手をおろす位置の目安となる線。その線より前に手をおろしてはならない。
しきり-ちがいだな【仕切り違い棚】🔗⭐🔉
しきり-ちがいだな ―チガヒ― [5] 【仕切り違い棚】
床脇棚の一。上下一組二枚の違い棚を一本の束(ツカ)で支えるように作ったもの。
しきり-ちょう【仕切り帳】🔗⭐🔉
しきり-ちょう ―チヤウ [0] 【仕切り帳】
取引の決算をする帳簿。
しきり-なおし【仕切り直し】🔗⭐🔉
しきり-なおし ―ナホシ [0][4] 【仕切り直し】
相撲の立ち合いで,両力士の呼吸が合わないで,仕切りをやり直すこと。
しきり-ねだん【仕切り値段】🔗⭐🔉
しきり-ねだん [4] 【仕切り値段】
(1)売買の成立した値段。
(2)清算取引で,建て玉(ギヨク)の転売や買い戻しをして建て玉を整理する際の値段。
しきり-ば【仕切り場】🔗⭐🔉
しきり-ば [0] 【仕切り場】
(1)仕切り屋の作業場。廃品を取引したり整理したりする所。
(2)江戸時代から明治にかけて,芝居小屋の鼠木戸の側にあって,金主・帳元・会計方などが詰め,一切の会計を扱った所。また,そこに詰めている手代をもいう。
しきり-ばいかい【仕切り売買】🔗⭐🔉
しきり-ばいかい ―カヒ [4] 【仕切り売買】
取引所を通さないで,証券業者が顧客の株の売買を行うこと。証券取引法上,禁止されている。
→売買(バイカイ)
しきり-ます【仕切り枡】🔗⭐🔉
しきり-ます [3] 【仕切り枡】
相撲・劇場などの枡席。
しきり-や【仕切り屋】🔗⭐🔉
しきり-や [0] 【仕切り屋】
廃品回収業者が集めた廃品を種類ごとに仕分けて売り払う職業。また,その人。
し-き・る【仕切る】🔗⭐🔉
し-き・る [2] 【仕切る】 (動ラ五[四])
(1)隔てを設けていくつかの部分に分ける。「カーテンで部屋を―・る」
(2)物事を適切に処理する。とりしきる。「長門守が―・つてお詫びとこそ聞いたれ/桐一葉(逍遥)」
(3)取引の決算をする。「算用はけふ残らず―・つて/浄瑠璃・氷の朔日(上)」
(4)さえぎる。ふさぐ。「ミチヲ―・ル/日葡」
(5)相撲で,力士が仕切り{(3)}をする。「両力士が―・る」
[可能] しきれる
しきり【仕切り】(和英)🔗⭐🔉
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