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広辞苑の検索結果 (8)
いぶき【伊吹】🔗⭐🔉
いぶき【伊吹】
①滋賀県北東部、伊吹山西麓の地。
②ヒノキ科の常緑高木。中国・朝鮮をはじめ、西日本の海岸などに自生。高さ10〜20メートル。樹皮は赤褐色で縦裂。葉は杉葉状と小鱗片状の2形がある。単性花は4月頃鱗片葉のわきに咲く。球果は紫黒色。変種が多い。広く庭木・生垣として栽培、材は器具・薪などにする。イブキビャクシン。カマクライブキ。ヒノキカシワ。〈文明本節用集〉→かいづかいぶき。
いぶき
⇒いぶき‐おろし【伊吹颪】
⇒いぶき‐じゃこうそう【伊吹麝香草】
⇒いぶき‐とらのお【伊吹虎尾】
⇒いぶき‐びゃくしん【伊吹柏槙】
⇒いぶき‐ぼうふう【伊吹防風】
⇒いぶき‐もぐさ【伊吹艾】
⇒いぶき‐やま【伊吹山】
⇒いぶき‐おろし【伊吹颪】
⇒いぶき‐じゃこうそう【伊吹麝香草】
⇒いぶき‐とらのお【伊吹虎尾】
⇒いぶき‐びゃくしん【伊吹柏槙】
⇒いぶき‐ぼうふう【伊吹防風】
⇒いぶき‐もぐさ【伊吹艾】
⇒いぶき‐やま【伊吹山】
いぶき‐おろし【伊吹颪】🔗⭐🔉
いぶき‐おろし【伊吹颪】
伊吹山から吹きおろす寒風。
⇒いぶき【伊吹】
いぶき‐じゃこうそう【伊吹麝香草】‥カウサウ🔗⭐🔉
いぶき‐じゃこうそう【伊吹麝香草】‥カウサウ
シソ科の常緑草本状小低木。茎は地上を這って多く分枝。日本では通常高山帯に生えるが、ときに低山の草地にも見られる。葉は対生、有柄。全草に芳香がある。夏秋の候、梢に淡紅色または白色の小花を開く。葉は浴湯料、カレー料理その他の香料(タイム)、薬用。ヒャクリコウ。
⇒いぶき【伊吹】
いぶき‐とらのお【伊吹虎尾】‥ヲ🔗⭐🔉
いぶき‐とらのお【伊吹虎尾】‥ヲ
タデ科の多年草。北半球の山地草原に広く分布。高さ約80センチメートル。地下茎は肥厚し湾曲。葉は細長く、下部のものは葉柄が長い。夏、頂端に白色または淡紅色の花を穂につける。地下茎は収斂剤・含嗽がんそう剤。
イブキトラノオ
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⇒いぶき【伊吹】
⇒いぶき【伊吹】
いぶき‐ぼうふう【伊吹防風】‥バウ‥🔗⭐🔉
いぶき‐ぼうふう【伊吹防風】‥バウ‥
セリ科の多年草。高さ約90センチメートル。山地草原に自生。葉はニンジンに似、やや細小でこまかく切れ込み、夏、複散形花序に白色小花をつける。
⇒いぶき【伊吹】
いぶき‐もぐさ【伊吹艾】🔗⭐🔉
いぶき‐もぐさ【伊吹艾】
伊吹山中のヨモギの葉で製した上質のもぐさ。この伊吹山は栃木県の山であるともいう。
⇒いぶき【伊吹】
いぶき‐やま【伊吹山】🔗⭐🔉
大辞林の検索結果 (8)
いぶき【伊吹】🔗⭐🔉
いぶき [1] 【伊吹】
(1)滋賀県の町。伊吹山西麓にある。
(2)「伊吹山」の略。
(3)ヒノキ科の常緑高木。本州以西の暖地の海岸に生え,庭木・生け垣として栽培される。葉は普通鱗片(リンペン)状で枝に密生するが,スギ葉状のもの(別名ビャクシン)もある。雌雄異株。四月頃開花。材は鉛筆・床柱・器具材など,用途が広い。園芸変種が多い。イブキビャクシン。カマクライブキ。
いぶき-おろし【伊吹颪】🔗⭐🔉
いぶき-おろし [4] 【伊吹颪】
冬,伊吹山から吹き下ろす寒風。「おぼつかな―の風先に朝妻舟のあひやしぬらむ/山家(雑)」
いぶき-じゃこうそう【伊吹麝香草】🔗⭐🔉
いぶき-じゃこうそう ―ジヤカウサウ [0] 【伊吹麝香草】
シソ科の小低木。草本状で茎は地上をはい,高さ3〜15センチメートル。葉は長楕円形。夏,枝先に淡紅色の小花をつける。全体に芳香があり,薬用・香料とする。日本・朝鮮・中国・インドに広く分布。
いぶき-とら-の-お【伊吹虎尾】🔗⭐🔉
いぶき-とら-の-お ―ヲ [6] 【伊吹虎尾】
タデ科の多年草。高さ50〜80センチメートル。根茎は塊状。葉は披針形。夏,茎の先に円柱状の花穂をつけ,淡紅色から白色の花が密生する。北半球に広く分布。
いぶき-びゃくしん【伊吹柏槙】🔗⭐🔉
いぶき-びゃくしん [4] 【伊吹柏槙】
植物イブキの別名。
いぶき-ぼうふう【伊吹防風】🔗⭐🔉
いぶき-ぼうふう ―バウ― [4] 【伊吹防風】
セリ科の多年草。茎は稜(リヨウ)があり,高さ90センチメートルほど。地下茎は太い。葉は羽状複葉でニンジンに似る。夏,散形花序に白い小花をつける。近畿地方から北海道に分布。
いぶき-もぐさ【伊吹艾】🔗⭐🔉
いぶき-もぐさ [4] 【伊吹艾】
伊吹山中に産するヨモギの葉で製した良質のもぐさ。
いぶき-やま【伊吹山】🔗⭐🔉
いぶき-やま 【伊吹山】
滋賀県と岐阜県の境にある山。伊吹山地の主峰。海抜1377メートル。全山ほとんど石灰岩。薬草や高山植物に富む。((歌枕))「あぢきなや伊吹の山のさしも草おのがおもひに身をこがしつつ/古今六帖 6」
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伊吹山(2)
撮影:的場 啓